2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

菫を詠んだ短歌  野の春の花の代表といえばスミレ.先日も源氏山で出会いました.ヨーロッパで最初に記録されたのは,デーメーテール賛歌.日本で最初に記録されたのは万葉集.春の野にすみれ摘みにと来し(こし)われそ野を懐かしみ一夜(ひとよ)寝にける 山部赤人  すみれ咲く横野のつばな生ひぬれば思ひ思ひに人かよふかな 西行  十九(つづ)のわれすでに菫を白く見し水はやつれぬはかなかるべき 与謝野晶子  どっとかしいで終わつてしまう一生をえんざんすみれの種がはじける 鳥海昭子

春は花の季節ですが,野の花の代表といえば,スミレ. 先日,鎌倉源氏山を散策したときにも,何回か出会いました.多分,タチツボスミレ. (タチツボスミレ https://buna.info/article/2224/ 薄い紫色の花をたくさんつけている株があれば、まずタチツボスミ…

花(桜)散る,散る花(桜)を詠んだ短歌  わが家の前の桜は,かなり遅く咲き始めたのですが,もう散り始めました.桜は散っている姿も,歌に詠まれてきました. 散る花も又来む春は見もやせむやがて別れし人ぞ恋しき 菅原孝標娘  夜もすがら石に触れつつ花散るとこころしづもりいぬるこの夜も 斉藤史  てのひらをくぼめて待てば青空の見えぬ傷より花こぼれ来る 大西民子  散るという飛翔のかたち花びらはふと微笑んで枝を離れる 俵万智  

今日は久しぶりに真っ青な空でした.暖かさも加わって,4月でもないのに,春真っ盛りの印象があります. わが家では,チューリップが開花.今年はすこし変わり種,フリンジ咲きです. 昨年から咲いているビオラ.桜が散るとともにビオラも終わりますが,鉢…

鎌倉の山道で出会った植物たち 暖かな日,鎌倉葛原岡大仏ハイキングコースを歩いてきました.久しぶりです.春の野の花(タンポポ,スミレ,ハナノオウ---),樹木の新芽(イヌシデ,シラカシ---),ソメイヨシノ,シダレザクラ,オオシマザクラ,ヤマブキ,ツバキ----.春の植物を満喫していきました.下りてからの西の空.宵の明星が明るく輝いていました.

暖かな日,鎌倉葛原岡大仏ハイキングコースを歩いてきました.久しぶりです. 鎌倉の東側のハイキングコースは荒れたままになって入れないところもあるのですが,このコースだけは,最低限の整備はなされていて,春の鎌倉の山道を楽しめました. 途中,外国…

ヒトが毒を利用した最古の証拠「切れ目のある木の棒」/ ソクラテスが仰いだ「毒杯」に入っていたとされるドクニンジン(毒と人間 国立科学博物館特別展「毒」より) ボーダー遺跡から発見された「切れ目のある木の棒」(推定約2万4000年前)からトウゴマ成分が検出されました. ソクラテスが仰いだ毒杯の中身はアテナイの刑法からするとドクニンジンが入れられていた.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」.独自に調べたことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/archive/category/毒%2F毒展 (大阪展が始まりました…

毒を使った果実の散布戦略(カキノキ,ウメ,ライチ) / 毒に耐える(キョウチクトウVSキョウチクトウスズメ,コアラVSユーカリ,ラーテルVSコブラ)  動物に食べてもらうことで種子を運んでもらう植物は多いですが,熟した種子を運ばせるため,未熟な果実には毒性物質を高濃度で凝縮させて食害を防いでいるものもあります. 多くの生物が体に毒をもつことで捕食者から身を守ってきました. しかし,その毒さえ克服できれば,毒生物は競争相手の少ない魅力的な獲物となります.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」.独自に調べたことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/archive/category/毒%2F毒展 (大阪展が始まりました…

ハチの多様化と毒針(毒と進化 国立科学博物館特別展「毒」より) 卵を産むための産卵管が変化したハチの毒針は,獲物を狩るための武器として発達したと考えられますが,自身や巣を守るためにも使われ,攻めと守りの両面でハチの多様化を支える原動力となりました.さらに,幼虫の餌に花粉を使うようになったハナバチ類では,毒針は守り専用の武器へと変化しました.ミツバチは,刺した針が抜けなくなる「カエシ」がついた毒針をもち,守りの最終手段として,命がけで毒針を使います. 

先日出かけた国立博物館特別展「毒」.独自に調べたことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/archive/category/毒%2F毒展 (大阪展が始まりました…

盗用(毒と進化 国立科学博物館特別展「毒」より)  自身で毒を作れない有毒生物は,他者の毒を利用または盗用しているといえます. テトロドトキシンを自身で作れないフグや,ヒキガエル類の毒を防御用の毒として利用しているヤマカガシも毒を盗用しています.毒の盗用のなかでも究極形の1つがミノウミウシ類やフウセンクラゲ類による刺胞の盗用「盗刺胞」です. ミノウミウシ類はヒドロ虫を主な餌としていますが,ヒドロ虫の刺胞を消化せず.自身の防御に再利用しています. 

先日出かけた国立博物館特別展「毒」.独自に調べたことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/archive/category/毒%2F毒展 (大阪展が始まりました…

警告色 / テントウムシとミュラー擬態・ベイツ擬態(毒と進化 国立科学博物館特別展「毒」より) キオビヤドクガエルの黄色と黒のコントラストが強い体色は,捕食者に毒性をアピールするのに役立ちます.アカハライモリは天敵に襲われるとお腹の警告色をアピールします. テントウムシ類は毒成分を含む液体と体から出して身を守りますが,ベイツ擬態をしている無毒の昆虫がいます.ノコギリハギ(無毒)はシマキンチャクフグ(有毒)に体型や色彩だけでなく遊泳などの行動もそっくりです.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」.独自に調べたことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/archive/category/毒%2F毒展 (大阪展が始まりました…

旧和辻邸と春の鎌倉 昨日は午後から,友人の個展を見学に旧和辻邸まで行ってきました.道中,道路沿いのお宅のフェンスや玄関先の花々が楽しませてくれました.カロライナジャスミン,モッコウバラ,トキワマンサク,ハナニラ,リキュウバイ,そして帰路にはウグイスカグラ,レンギョウ.旧和辻邸は囲炉裏が供えられた江戸期の古民家.川喜多夫妻が外国人の接待にも用いていたというのがよく分かります.月一程度は公開日があるようですが,様々な展示に使うことができるのでもっと頻繁に使用されていい建物です.

今日の雨空のもと,お向かいさんのソメイヨシノがようやく開花しました. ようやくといっても例年よりはやや早い開花かと思います. 今日は雨の中の店番でしたが-- 昨日は午後から,旧和辻邸(旧川喜多別邸 / 鎌倉市川喜多映画記念館)まで行ってきました.…

カタクリの花が庭に咲いているのを見つけました. 二三日前には咲いていたはず.気づかなかった----  もののふの八十娘子(やそをとめ)らが汲み乱(まが)ふ寺井の上の堅香子(かたかご)の花 大伴家持, 悲しみのほむら燃ゆると思ふまで色たちてくるかたかごの花 岡野弘彦, うつむきて語るほかなきふるさとのほのむらさきの片栗の花 馬場あき子, はなびらを反すかたくり緋のいろの風冷(ひ)ゆる山は永久(とわ)のさびしさ 川口美根子

暖かな日でした. 水をやりに庭に出て,カタクリの花が咲いているのを見つけました. 二三日前には咲いていたはず.片隅にあって遠くから見ていただけで気づかなかったという情けない話です. もともとは薄紫色.夕方撮影したため,こんな色になってしまいま…

デルフィニウム(シネンセ系)を購入.透き通ったような青にこらえきれず---  中国,モンゴル,ロシア原産で,中国名は翠雀.いい名前です.とても美しい沢山の園芸種が作られています.「デルフィニウム」というカタカナ名ではなく,わかりやすい日本語の名前を付けてあげればもっと普及するのにと思います. 今日も夕方散歩で妙本寺へ行ってきました. 途中,おんめさまの小径の椿が沢山咲いていて,楽しめました.そして鎌倉一の利休梅は満開でした.

今日は曇った1日でしが気温は暖か. この一二週間,フラワーショップを覗くと,つい買い求めてしまう傾向があって--- 昨日買ってしまったのは,デルフィニウム(シネンセ系).透き通ったような青にこらえきれず--- 今日,鉢植えしました. 育種元のミヨシ…

昨日は,午後に安国論寺・妙法寺,夕方には大覚寺・妙本寺と,鎌倉の春を満喫してきました.枝垂れ桜,染井吉野,海棠といった仰ぎ見る花木から,傍らで楽しめる利休梅・山茱萸・日向水木(初めて出会った花.気に入りました),そして,上から眺める馬酔木・紫花菜・ながばの雪の下(これも初見).春真っ盛りです. 妙法寺の苔階段も緑を増してきていました.苔階段おのが緑を深くして楓の芽吹きを静かに仰ぐ

明日から一週間は天気があまり良くないそうですが-- 昨日・今日は,晴れ渡った春の日. 昨日は,午後に安国論寺・妙法寺,夕方には大覚寺・妙本寺と,鎌倉の春を満喫してきました. その行程で出会った春の植物・風景の画像を順番に並べますが--- 私が初めて…

今日は久しぶりに新型コロナの話題 1つは,第8波の死者数について.1日あたりの死者を見ると,第8波の死者数は収まってきていますが,実は第5波のピーク時と同程度の死者数です. 二つ目は「日本人でも4割の人がすでに新型コロナに感染」(忽那医師の記事より).オミクロンに感染した人は,再感染の危険がかなり減り,ワクチン接種があれば,最も強い免疫状態になると言われていますが---- 三つ目は「中国からの遺伝子サンプルの新たな分析は、パンデミックの起源をタヌキに関連付けているようにみえる」という話題.

今日は快晴の一日. 午後は,安国論寺・妙法寺へ,そして,夕方は大覚寺・妙本寺へ.ほぼ半日,春を満喫してきましたが,その報告は明日にまわして---- 今日は久しぶりに新型コロナの話題を3つ取り上げます. 1つは,ようやく終息を見たと思われる,第8波…

酸素と熱水域の硫化水素 (毒と進化 国立科学博物館特別展「毒」より) 毒の存在は,生物同士の日常の関係ばかりでなく,長期にわたる関係や,個々の生物の生き方に影響を与えてきました. その結果は進化として現れます. 20億年前,シアノバクテリアにより大量に放出された酸素が,海上から地上のあらゆるものを酸化しつくし, 「この酸化に耐えられなかった生物は絶滅したに違いない」. 熱水域の細菌は硫化水素や水素からエネルギー源を生み出し,その細菌を食べる動物たちが帯状に分布します.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」.独自に調べたことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/archive/category/毒%2F毒展 (大阪展が始まりました…

毒とおしろい文化 / 亜砒酸とチェーザレ・ボルジア / 鉱物由来の毒 江戸時代には鉛白が白さを演出するファンデーションとして広く利用されていました.毒性があり,健康に悪影響を与えていた可能性があります.亜砒酸は,粉末状で水に溶けやすく,しかも無味無臭であるため,多くの人々に悪用されるようになってしまいました.中でも,ヴァレンティーノ公チェーザレ・ボルジアは,ボルジア家の毒薬「カンタレッラ」を使い,数多くの政敵を排除したといわれています.水銀,カドミウムの毒性も広く知られています.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」.独自に調べたことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/archive/category/毒%2F毒展 (大阪展が明日始まりま…

「鶴岡八幡宮の桜は?」「宝戒寺は?」「妙本寺の桜と海棠は?」「本覚寺の枝垂れ桜は?」と鎌倉の桜の開花状況を見て回りました.源氏池の桜は,つぼみが膨らんでいるように見えましたが,開花はまだ.宝戒寺では桜の開花が観察できました.そして,椿が見頃.妙本寺では---桜は既に三分咲き.とても早い開花です.海棠も一輪開花していました.そして,今日のハイライトは,本覚寺の枝垂れ桜.ほぼ満開!午前中に無理して回った甲斐がありました.

今日は良く晴れた暖かな日でした. 東京で染井吉野開花宣言がありましたが--- 「さて,鎌倉ではどうだろう?」と八幡宮〜宝戒寺〜妙本寺と回ってみました.午前中の短い時間ですが. 二の鳥居横の椿は満開でしたが,段葛の桜はまだ蕾. 太鼓橋横の桜は,早咲…

毒きのこ2(「毒の博物館」4 菌類の毒/国立科学博物館特別展「毒」より) ドクササコを食べると先端部が激しく痛み赤く腫れあがる.カエンタケは触ってもいけない. 間違えやすいきのこ:ツキヨタケ⇔イタケ・ムキタケ等. クサウラベニタケ⇔ウラベニホテイシメジ・ホンシメジ等. ニガクリタケ⇔クリタケ等. カキシメジ⇔マツタケ等. オオシロカラカサタケ⇔カラカサタケ等. なお,平成24年〜令和3年の間で最も中毒例の多いきのこはツキヨタケ.2番目はクサウラベニタケ.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/02/17/235453 独自に勉強したことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり. (大阪展がもうすぐ始ま…

毒きのこ1(「毒の博物館」4 菌類の毒/国立科学博物館特別展「毒」より) きのこの食毒を見分けるための万能の方法は存在しません.幻覚症状:ヒカゲシビレタケ,ワライタケ等(いくつかは所持することも禁止されている). 痙攣など:ベニテングタケ,サクラタケ等.  悪酔い:食用きのこなのにお酒と一緒に食べると酷く悪酔いする.キララタケ等. 腹痛など:野生きのこで最も頻繁に起こる中毒例. 細胞破壊:最も致死的な症状.腎臓や肝臓などの細胞が破壊されていくことで死につながる.テングタケ属.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/02/17/235453 独自に勉強したことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり. (大阪展がもうすぐ始ま…

ネメシアが咲いてきました.レモンスカッシュという品種名が付けられタキイの園芸品種で,育てたのは初めて.とても好ましい姿形.イベリスと共に定番にしようかしらん.今朝の嵐でアンズの花がほとんど散ってしまいましたが,紅のボケの花は立派に咲き続けています.昨年やって来た,わが家にそぐわない華やかな株.以前からあるボケは咲き始めたところです.小さな花をそっと咲かせているのはウグイスカグラ.挿し木にしたものが,一株だけ根付きました.何とか生き抜いてほしいものです.

今年初めて育てているネメシアが咲いてきました. なかなかかわいらしい,私の好きな花です. レモンスカッシュという品種名が付けられています.タキイが2018年に売り出したもので,同時に出されてのがチョコバナナ.飲み物シリーズ? https://www.takii.co…

鎌倉海蔵寺まで春を探して散策してきました. 道中のお宅の植栽にも春が来ていました.レンギョウ.ナツグミ---.空き地にはオオイヌノフグリ,ホトケノザ,ムラサキハナナ.源氏山の斜面には一面のキブシ.海蔵寺では,アセビ,ユキヤナギ,サンシュユ.海蔵寺は年一回の本堂公開日で庭園を眺めながらゆったり休むことができました.帰路出会ったのは空き地一面のタンポポ.浄光明寺のハクモクレンは満開.そして知らなかった小径の先の墓地でこちらも満開のコブシ(多分)の大木にも出会うことができました.

曇ってはいましたが,暖かな1日,鎌倉海蔵寺まで,春探しに行ってきました. 道中のお宅の垣根や玄関先の植栽に,すでに春が感じられます. 花と実. 新芽. 沈丁花は,既に最盛期を過ぎようかという感じです. 新築の家が建つ感じを漂わせた空き地がりまし…

日本人による海洋生物の毒の解明(「毒と人間」/国立科学博物館特別展「毒」より) フグ毒テトロドトキシンは平田正義と津田恭介らによって独立して構造決定され,岸義人らによって人工的に合成されました.アオブダイ等の魚による中毒の原因物質とされるパリトキシンは上村大輔らによって構造決定され,岸義人らによって人工的に合成されました.安本健らは,シガデラ毒・シガトキシンを生産する渦鞭毛藻を発見し,シガデラの起源が明らかになりました.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/02/17/235453 独自に勉強したことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり. (大阪展がもうすぐ始ま…

オニヒトデ,磯で見られる様々な有毒生物(「毒の博物館」3動物の毒/国立科学博物館特別展「毒」より) 駆除対象となっているオニヒトデは,棘に毒があり「刺されるとたいへん痛み,腫れることもあります.痛みは棘が刺さると即座に生じ,非常に強烈で数時間持続します」.  8種の磯の有毒生物が立体的に並べられていました.ガンガゼ,トックリガンガゼモドキ,ゴンズイ,ハオコゼは刺される危険がある有毒生物.スベスベマンジュウガニ,ウモレオウギガニ,ヒョウモンダコ,クサフグは,食べるととても危険な海洋生物.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/02/17/235453 独自に勉強したことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり. (大阪展がもうすぐ始ま…

早咲きの桜を見るために鶴岡八幡宮へ行ってきました.八幡様には早咲きの桜が何本かあります.以下,桜の品種名は確かではありませんが:太鼓橋横の河津桜.その陰には寒緋桜も.弁天島にの大島桜はうっすらした夕焼けを背景に白く美しく咲いていました.流鏑馬の馬場には寒桜(大寒桜?)と河津桜.立ち寄ったおんめ様の寒緋桜はかなり立派な木でこちらも満開でした.おんめ様の小径には,キブシ,利休梅も咲き始めていました.春です.

今日も,暖かな春の日. 店番が終わっての夕方散歩には,鶴岡八幡宮を選択. 目的は「桜見物」.昨日の鎌倉霊園の続きという感覚です.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/03/08/235414 もうすぐ日が沈む時刻になってしまいましたが,夜に見…

暖かな春の日,鎌倉霊園へ.そして,由比ヶ浜,妙本寺へと夕方散歩.春の日を満喫してきました.出会った春の花たちを中心に画像を並べます.広大な鎌倉霊園はお墓で埋まっている印象ですが,植栽,花壇も整えられています.桜の開花が見られました.ソメイヨシノだとすればかなり早いですね.夕方散歩では何本かのミモザ,そしてハクモクレンも開花していました.由比ヶ浜には,卒業式を終えた中学生がかなりの人数集まってきていて,夕陽を背に名残を惜しんでいました.卒業式終へて生徒ら砂浜に裸足ではじけて束の間惜しむ

今日も快晴の暖かな1日でした. 午後から,車で鎌倉霊園へ.そのあと,由比ヶ浜,妙本寺へと夕方散歩.春の日を満喫してきました. 出会った春の花たちを中心に画像を並べてみます. 鎌倉霊園は,朝比奈峠の手前の山の斜面を切り開いたとても大きな霊園です…

カツオノエボシとハブクラゲ(「毒の博物館」3動物の毒/国立科学博物館特別展「毒」より) カツオノエボシはミズクラゲなどの典型的なクラゲとは異なるクダクラゲの仲間.日本の海水浴場で注意の警告がなされていることは多くの方がご存じの通り.溶血作用や神経毒性をもつ毒素が単離されています.ハブクラゲは沖縄で最も被害が多い危険生物で死者も報告されています.溶血活性を示す毒成分が主.なお,ミズクラゲは毒をもつものの,ヒトの角質膜を貫けないため痛みを感じることが少ないとのこと.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/02/17/235453 独自に勉強したことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり. (大阪展がもうすぐ始ま…

背鰭等に毒をもつゴンズイ,オニダルマオコゼ,ミノカサゴ(「毒の博物館」3動物の毒/国立科学博物館特別展「毒」より) 釣りをする方ならよく知っている毒魚ですね.鰭(ひれ)のトゲをしっかり展示してあるところが見所かと思います. これらの魚の棘の毒は,いずれもタンパク質で,熱により失活するとのこと. 刺された場合の応急処置の基本の1つとなっているようです.毒タンパク質の化学構造もすすめられ,ゴンズイの毒タンパク質は,高血圧と呼吸不全、心停止、神経筋の障害を引き起こすとのこと.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/02/17/235453 独自に勉強したことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり. (大阪展がもうすぐ始ま…

銛で狩りをする貝イモガイ/ アカエイ(「毒の博物館」3動物の毒/国立科学博物館特別展「毒」より)  イモガイは小さな標本で「なんだ」と通り過ぎてしまいそうですが,展示された銛のレプリカ,その刃先を見ると,「この貝,本当に銛を打って狩りをしているんだ」と思わせてくれます.展示にはありませんでしたが,ネット検索するとイモガイが狩りをする画像もみつかります.驚きです.毒性成分はコノトキシンと呼ばれ,多彩な作用を発揮しているそうです.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/02/17/235453 独自に勉強したことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり. (大阪展がもうすぐ始ま…

鎌倉英勝寺まで春の花を探しに行ってきました.二月から咲いているウメ,ツバキ以外に,三月を思わせる花を探してみると---.まず,フキノトウ,フクジュソウが目に入りました.そして境内の奥にはカワヅザクラ.本堂の横には,ミツマタ.サンシュユの花には,初めて出会ってちょっぴり嬉しい思いが.竹林の手前にはコブシの花がいくつか開花し始めていました.春です.浄光明寺まで足を伸ばすと,友人宅のお向かいの庭のミモザが見事.今までで一番でした.ご主人に花束をいただいて帰りました.

3月も,もう5日. 鎌倉英勝寺まで,春の花を探しに行ってきました. 道中にある神社(八坂神社),そして,寿福寺には,最後の梅が境内を彩っていました. 英勝寺には,梅の古木がかなりの数ありますが,そのほとんどが散り終わっている中,境内のほぼ中央…

フグの毒 / 毒鳥ズグロモリモズ(「毒の博物館」3動物の毒/国立科学博物館特別展「毒」より) フグについては別立ての展示がありました.ふぐ毒(テトロドトキシン)は,「ナトリウムチャネル」の働きを阻害してNaが入らないようにさせます.しかし,フグ自身は毒に耐性を持つ.不思議ですね.しかも,フグはテトロドトキシンを嗅ぎ分けて積極的に食べているとのこと.びっくりします.驚きと言えば,毒をもつ鳥がいることを初めて知りました.しかもヤドクガエルのものと同類の毒.伝説の毒鳥「鴆(ちん)」?  

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有毒両生類(「毒の博物館」3動物の毒/国立科学博物館特別展「毒」より) 毒蛇に比べてあまり知られていない気がしますが,侮れません.どこにでもいるヒキガエルの毒は,食べたイヌが死んでしまうほどの毒性を持ちます.美しいヤドクガエルたちの展示は目を惹きました.自然界でも最も強い毒の1つを持ちます.イシアタマガエルは全く知らなかった名前.解説を読むとかなり怖そうなカエルです.

先日出かけた国立博物館特別展「毒」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/02/17/235453 独自に勉強したことをつけ加えながら,内容を少しずつ紹介しています.主催者も「シェアしよう」とすすめていることもあり. 今日は「毒の博物館」3 …