3月も,もう5日.
鎌倉英勝寺まで,春の花を探しに行ってきました.
道中にある神社(八坂神社),そして,寿福寺には,最後の梅が境内を彩っていました.
英勝寺には,梅の古木がかなりの数ありますが,そのほとんどが散り終わっている中,境内のほぼ中央にある一本だけは満開.
その奥の椿との色の取り合わせもなかなかのものでした.
梅,椿は2月から咲いていて,春の花とはいえ,暖かな春をイメージさせる花ではないような気がしています.
3月の春を思わせる花を探してみると--
そして,一番奥の聖観音像への階段の横に,桜が開花していました.河津桜とのこと.
本堂の横には,ミツマタが.あまり目立たない花という印象ですが,英勝寺のミツマタはかなり目を惹きます.他所で見るものより花が大きく見えましたが,気のせいでしょうか.
その横の黄色い花は,サンシュユ(山茱萸).今まで見たことがなかったので少し嬉しい想いに浸りました.
ミズキ科ミズキ属サンシュユ亜属で学名Cornus officinalis .ハルコガネバナ(春黄金花)・アキサンゴ(秋珊瑚)の別名を持つ,花も実も楽しめる花木です.
そして,竹林を回る道へ入る手前のコブシ.
まだ咲いてはいないだろうと思いつつ見に行くと,なんと,赤花のいくつかは,開花し始めていました.春です.
英勝寺をでて,浄光明寺まで足を伸ばしました.コブシが咲いているなら,ハクモクレンはどうだろう.と思ったからですが---
まだ,つぼみは固いままでした.
しかし,足を伸ばした甲斐がありました.
その近くの知り合いのお店を通りかかると,ちょうど店の前に他友人が「この手前のお宅のミモザがすばらしい」と案内してくれました.ご主人が庭に出てきていて--
どうぞと招き入れてくれた,その先のミモザ.見事の一言に尽きました.
そして,帰りには花束までいただいてしまいました.