食・作物 / 栄養・料理 / 食文化

ブリとカンパチ  カマを購入.連日,カマの塩焼きを満喫しました.カンパチの刺身は最も美味しい刺身の一つかと思っています.ブリについては,最も好きなのが,実は,このカマの塩焼き. ブリとカンパチ,そしてヒラマサは「青物御三家」という名前まで生まれていて,沢山の解説がネット上にみつかります.どれも美味しい魚ですが,カンパチの刺身は最高ですね.付録「栄養成分の比較」

昨日,ブリとカンパチのカマを購入.連日,カマの塩焼きを満喫しました. ブリもカンパチも,養殖物. 昔はブリを食べるのは特別なときのみ,カンパチなど名前も知りませんでした.天然物のブリは手に入りますが,カンパチの天然物が店先にあるのを見たこと…

大好きなメバル  鎌倉妙本寺で紅梅・クロネコにあった帰路,鮮魚店によってアカメバルを購入.さっぱりしていて,味が濃い.他の魚にはない口当たりの良さ.初めて江ノ島の岩場にあった食堂で食べた味は忘れられません.メバルの脂質は少なめですが,マダラほどではない.さっぱり美味しい量でしょうか.そしてしっかりn-3脂肪酸(ω3脂肪酸)も含んでいます. 「元気をつけるためには肉」と思っている方も多いと思いますが、肉のたんぱく質と同等の量を魚ももっていることをお忘れなく.

今日も寒い一日でした.ときおり小雨もぱらつく中,お店終了後,買い物前にいつもの散歩コースで,妙本寺まで. 本堂横の紅梅がが,かなり開花していました.暗がりでの撮影で,本来の色彩とはかなり異なる画像だと思います. 白梅も開花し始めています. 雨…

鱈ちりに最適の季節.魚屋にはタラも沢山並んでいました.手間いらずの塩鱈を購入.ちなみに塩鱈はアメリカ産,生は北海道産でした.タラは,日本で獲れる量の2倍ほどが輸入されています.トップシェアはアメリカ.塩鱈はほとんどがアメリカ産であることに納得.鱈の生を一尾で売っているのは私は見たことがないのですが,かつては売られていたのでしょう(今でももちろん所によっては売られているでしょうが).こんな短歌が詠まれています. 腹裂けば虹たつごとし寒鱈の臓腑はよよと流れ出でけり 馬場あき子

寒い日が続きます. 温かい食べ物が恋しくなって,鍋物を三日も続けてしまいました.昨日は「鱈ちり」とおもってスーパーへ出かけたら,遅かったせいか売り場に見当たらず.代わりに養殖鯛を購入. 今日は間違いないように,鎌倉一の魚屋へ. タラも沢山並ん…

大根の様々な品種 「鎌倉市農協連即売所」では,スーパーなどではあまり見かけない赤大根,紫大根も販売していました.赤大根には,伝統野菜もあり,レディサラダ,紅くるりなど,沢山の種類の種が販売されています.現在の一般的な大根は,厳密に言えば白くはない「青首大根」.宮重大根の欠点を克服した「耐病総太り」という品種が開発されて(1974年)以降,スーパーなどの売り場を席巻しています.  夕されば大根の葉にふる時雨(しぐれ)いたく寂しく降りにけるかも 斎藤茂吉

「鎌倉市農協連即売所」(連売所)では,スーパーなどではあまり見かけない赤大根,紫大根も販売していました. 赤大根 ぶり大根のレシピもネット上にはありますが,甘酢に漬けたり,ピクルスにしたりする食べ方が一般的でしょう.美しく美味しいのですが,…

ニンジン 「鎌倉市農協連即売所」では,様々なニンジンを販売していました.黄色や黒紫色のもの,東洋種もありました.栽培しようと思えば種を買うのは容易な体制ができているんですね.現在のヨーロッパの市場でも,やはりオレンジ色のものが主流のようですが,形,色とも、日本より多様.鎌倉連売所のニンジンはヨーロッパの市場に似ている? 付表 ニンジンと他の野菜との栄養成分の比較  図:セリ科の植物

「鎌倉市農協連即売所」(連売所)では,様々なニンジンを販売していました. 黄色や黒紫色のもの,東洋種もありました.栽培しようと思えば種を買うのは容易な体制ができているんですね. 現在の日本では,「西洋種」のニンジンがほとんで,中でも「5寸ニン…

不思議な形をした野菜,コールラビ.欧米ではドイツ野菜と見なされ,クリーム和えやクリームスープがドイツ伝統料理のようです.英米ではローストや炒め物が好み? アジアでも,インド東部・北部,ヴェトナム,イランなどで,コールラビは食べられています.インド料理,ヴェトナム料理は,日本人好みのような気がします.英語のレシピなら手に入りますから,DeepL翻訳を活用して,つくることができそうですね.

不思議な形をした野菜,コールラビ.昨日鎌倉農協連即売所で買い求めました. 今日調理しようかと思ったのですが,外出していて果たせず. キャベツと同種ですが, https://www.japan-soil.net/report/h22tebiki_03.pdf 茎が膨らむ様子がカブに似ています. …

「鎌倉農協連即売所」に行ってきました.鎌倉市西部と隣接する横浜市の農家さんたちが,生産農作物を自販している即売所.開設は昭和三年とのこと.私が子供の頃は「市場」と呼んでいましたが,ご近所の方が呼んでいる「れんばいじょ」が通称かと思います.最近やや元気がない気がして心配ですが,それでもファンは多く,最近の「珍しい野菜の多品種少量」の生産販売方針に合わせて,飲食店プロの方々の支持も得ているようです.今日は,ブロッコリーとホウレンソウ,変わり種としてコールラビを買い求めて帰宅.

今日は,久しぶりに「鎌倉農協連即売所」に行ってきました. 鎌倉市西部と隣接する横浜市の農家さんたちが,生産農作物を自販している即売所で,歴史は古く昭和三年開設とのこと. http://kamakurarenbai.com/custom.html 母親は「お百姓市場」と呼んでいま…

里芋が美味しい季節です.最近は里芋の「肉ジャガ風」にはまっています.サトイモの歴史は古く,縄文後期から弥生前期には渡来.以来,農耕儀礼,儀礼食に多く用いられ,今でも,月見には欠かせません.正月のお供えにも.英語ではTaro.アフリカ,オセアニアの熱帯から温帯地方を中心に広く栽培されています.  里芋のこの新芋の胡麻あへはとろりとろけて口にのこらず 吉植庄亮  里芋の汁あつくして父と吸う夜目にふるるもの皆秋となる 馬場あき子

煮ころがし,胡麻和え,筑前煮,芋煮 ---- 里芋が美味しい季節です. 最近は,この里芋でつくる肉ジャガ(サトイモですから,「肉ジャガ風」と言われているようです)にはまっています.炒めることで里芋の煮崩れと表面のヌメリを抑えるのがポイントの一つか…

カリフラワー 久しぶりに購入しました.スーパーには紫色のものも販売されていました.品種としてはグリーンやオレンジも.英語cauliflowerの元々の語源はラテン語caulis(キャベツ)とflōs(花).その名の通り,キャベツと同種です.「花蕾が肥厚化したものがブロッコリーに分化し,カリフラワーは原始型ケールからの変異種とされている」とありました.確かにブロッコリーの方がビタミンやたんぱく質が多いといえますが,カロテンを除いた栄養素はブロッコリーと大きな違いはないといってよいかと思います.

カリフラワーを購入.久しぶりです. すこしオレンジ色がついているように見えます. スーパーには紫色のものも販売されていました.右の写真はブロッコリー. 品種としてはグリーンやオレンジもあり,これらは人気が出そうな気がします.特にオレンジは私好…

カブ/蕪(4) カブは,中国を経て日本にやってきた野菜ですが,原産地は,ヨーロッパあるいはシベリア温帯に渡る地域とされ,世界中で食べられています.和・中華・米英の料理を調べてみると---米英ではローストやグラタンにも.カブの栄養を大根・ほうれん草と比べてみると,根(胚軸)には,カリウム・ビタミンC,カルシウム,食物繊維が大根と同程度あります.一方,葉にはほうれん草と同等の栄養が.根と一緒に食べたいものですね.  前畑にふかぶかと山の日がぬくし老(おい)が着ぶくれて蕪(かぶら)をひくも 臼井大翼

今では一年中食べることができる「カブ/かぶ(蕪,蕪菁)」ですが,11〜12月のものが甘くて最も美味しいと思います.皆さんは? カブは,中国を経て日本にやってきた野菜ですが,原産地は,ヨーロッパあるいはシベリア温帯に渡る地域とされ(ニッポニカ),…

カブ/蕪(3) 様々な話題(基本情報). ▽カブは「春まき」「秋まき」の二度が基本.冬取り/夏取りには適した品種が. ▽カブ栽培を持統天皇が奨励した記録が,日本書紀に ▽ちょっとした不思議:カブの漢字表記 蕪/蕪菁/菁 ▽カブ.食べている部分は「根」ではない. ▽カブの学名は,Brassica rapa var. rapa.Brassica rapaには,沢山の野菜が.とても同じ種とは思えません.

今日は,カブ(蕪・蕪菁)の話題,ア-ラ-カルトです. 基本情報に当たりますね.大部分が、既に何回か取りあげた話題になります. ▽カブ栽培は「春まき」「秋まき」の二度が基本とのこと. やまむファームの解説は次の通り. この解説で「秋まき1」としてい…

カブ/蕪(2)  「温海(あつみ)かぶ」:鶴岡市の山間部で栽培されている伝統野菜.栽培方法がユニーク.焼き畑農法でつくられます.無肥料・無農薬で栽培した「特別栽培農産物」に. NHK新日本風土記「山形 庄内」で取り上げられました.「(焼き畑は)「やってて面白いし,食べてもうまいし.昔からの伝統みたいなもんだから,やっぱり,つづけてほしいわな.ああ,なにもかも忘れられるな.山はいいわ.」「食材の味が違うんだよね.普通の在来種で無いのは,形と色は野菜だけど,香りとか匂いとかは薄くできてる」

昨日に続き,「カブ/ 蕪」を取り上げようとパソコンに向かって,バックグラウンドTVをNHKBSPに合わせたところ,始まったのが,新日本風土記「山形 庄内」. 始めに取り上げられたのが,なんと蕪=「温海(あつみ)かぶ」. 急遽,今日は「温海(あつみ)かぶ…

カブ/蕪(1) 「あやめ雪」という美しいカブを購入しました.スープにしても漬物にしても美味しいカブです.大根より古く渡来したカブ.日本書紀では,「蕪菁(あをな)」と記載され,持統天皇が五穀の助けとする作物として栽培をすすめたとのこと.新しい品種が開発され,一方では,各地方独特の品種が沢山あって,現在でも栽培がすすめられています.野沢菜の漬物や聖護院かぶの千枚漬けは全国にその名を知られていて,スーパーでも販売されていますね.各地の特産のカブの画像を集めてみました.

冬野菜が美味しい季節になりました. 今日は,カブを購入.「あやめ雪」という美しいカブ.昨年味わって,スープにしても漬物にしても美味しいことを確認. (写真には一つだけ黄カブが混ざっていますが二色のものがあやめ雪) サカタのタネのランキングでは…

「様々な楓の種」&「楓/紅葉を詠った短歌」(5) シュガーメープルは,世界で最も知られているカエデでしょう.ほとんどの人はカナダ国旗を見たことがあるでしょう.メープルシロップは,高級シロップとしてよく知られています.また日本人にはあまりなじみがないシュガーメープルの紅葉の美しさから,アメリカで庭木として人気となっています. 邪淫妄語おもしろかりし若き日の色澄みくるやもみじくれなゐ 馬場あき子

160種あると言われるカエデ(=ムクロジ目 Sapindales,ムクロジ科 Sapindaceae,カエデ属 Acerの植物)は,古来から日本で愛され続け,今では世界でも重要な観賞用樹木になっています. 今日は,「様々な楓の種」&「楓/紅葉(楓の紅葉に限らない)を詠った…

黃葉最盛期の少し前に落ちるギンナン. 子供の頃集めた思い出があります.なっている姿,そして種にした白い姿も美しいギンナンですが,落ちた後の臭いが問題.ただし,この臭い.動物には好まれている可能性があり,恐竜など絶滅した巨大な動物種が好んで食べたかもしれない?   高々と空晴れながら寺の庭に銀杏実(いてふみ)おちぬ黄なる銀杏の実 結城哀草果  銀杏の実しきりに屋根におつる音きくべくなりて寒し夜ごろは 山下陸奥

先日の散歩で,ギンナンが落ちているのを見つけました.黃葉最盛期の少し前に落ちるギンナン. 子供の頃集めた思い出があります. 木になっている姿を見ることはできなかったので,ネット上の画像から. https://tenki.jp/suppl/m_nakamura/2015/10/12/6671.…

イチョウ: 鎌倉の紅葉は,見頃まで,もう少しですが,秋の深まりを感じさせる色にはなってきています.先日はギンナンが落ちているのに出会いました.ギンナンもイチョウも,最もよく使われる漢字は「銀杏」.いきなり「銀杏」と書かれると読み方に困ります. 名前の由来,使われている漢字もやや変わっていますが,そもそも,イチョウはとても不思議な木. 一度取り上げた内容ですが,改めてイチョウ・ギンナンについてまとめてみました.「生きた化石・イチョウ」「イチョウという言葉・漢字」「イチョウ葉の薬効,安全性について」

秋の紅葉の代表的な樹木,イチョウ. 鎌倉では,見頃とはなっていませんが,秋が深まってきていることを感じさせる色合いにはなっています. 英勝寺のイチョウ. 浄智寺のイチョウ. 浄智寺では,落ちているギンナンにも出会いました. ギンナンもイチョウも…

蜜柑を詠んだ歌  我が友は蜜柑むきつつしみじみとはや抱きねといひにけらずや 斎藤茂吉  たそがれの,蜜柑をむきし爪(つま)さきの/黄なるかをりに,母をおもへり 土岐善麿  人声を探して行けば密柑山ひともとの木に群れて摘み居し 若山牧水   少年の手に落としたるみかん一つ河原の石に輝きはずむ 馬場あき子

ミカン(温州ミカン)は,クネンボと紀州ミカンの交雑で生まれたことが明らかになっています. 実は“謎だらけ”だった温州みかん page.2 - 日経ビジネス電子版 Special https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2022/11/01/235536 温州ミカンがいつ頃生…

おんめ様(鎌倉大巧寺)の小径の木の実は,最後の輝きを見せるもの,これから色づくものと様々.ヒメキンカンはまだ青い実.キンカン類の中でも,最も原始的な種とされています.妙本寺のカラマンシー(多分.確信はありません)は,きれいに色づいていました.キンカンとマンダリン(多分)の交雑種と考えられている種です.そのあと買い物に立ち寄った青果店の店先には,早生の温州ミカンが沢山並べられていました.温州ミカンはクネンボと紀州ミカンの交雑種であることが分かっています.秋深く冬近しの11月になりました.

11月.いよいよ秋も深まってきました. いつもの散歩コース,おんめ様(鎌倉大巧寺)の小径の木の実は,最後の輝きを見せるもの,これから色づくものと様々. まだ青い実もありました. 名札を見ると「ヒメキンカン」.キンズ(金豆),マメキンカン,ヤマキ…

柿ジャムをつくってみました(柿を詠んだ歌第二回) 柿を30個以上収穫.傷んでいるものも多く,思案の末,柿ジャムをつくることに. 大原千鶴さんのレシピを参考にして-- おいしかったのですが,柚子の絞り汁を入れすぎで柿の味はあまりせず.  柿一つ赤く大きを見出でたりならぬ年ぞとあきらめし木に 窪田空穂  柿の蔕(へた)黒くこごれる枝見ればみ冬はいたも晴つづくらし 北原白秋 

今年は,柿のなり年.大豊作ではないものの,30個以上は収穫. 傷んでいるものも多く,思案の末,柿ジャムをつくることに. NHK今日の料理・大原千鶴さんのレシピを参考にして-- 甘柿ジャム https://www.kyounoryouri.jp/recipe/22059_ 材料 (つくりやすい分…

リンゴを詠んだ短歌  君かへす朝の舗石(しきいし)さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ 北原白秋  穂村弘「愛する人と一夜を過ごした後,その人を帰さなければならない,雪の中をさくさくと歩いて行く.その時,ふいに,“雪よ林檎の香のごとくふれ” っていうのに,胸を打ち抜かれた記憶があつて,『なんて素敵なことを言うんだ,こいつは』って. “さくさく”って,雪の舗石を踏む音であると同時に,林檎をかじる音にも聞こえるし,かじった林檎の白さは,雪の白さにまた帰って行くというような」 

青果売り場の果物の主役がリンゴになってきています. 日本で最も生産量の多いフジ(国光とデリシャスの交配種 晩生種で10月下旬から11月上旬収穫)が,店頭に並ぶのはまだ先ですが,私がよく買い物をするお店では,青森早生フジ,そして,長野秋映(千秋と…

身近な秋の実2(柿を詠んだ歌第一回)  妙法寺で出会ったサネカズラは,英勝寺でも赤い実を付けていました.専用の竹垣に絡ませてなかなか風情のある趣.赤くなり始めたナンテン,竹藪の下のヤブミョウガの実,熟すと塗り薬になるという栴檀の実,クロガネモチの実も赤くかわいらしい.キンカンより少し大きめなミカンは多分カラマンシー(トウキンカン).そして,そろそろ収穫しなくてはいけない柿の実. 柿の木に礼をつくして柿の実を梢に三粒捥ぎ残したり 山崎方代

昨日に引き続き,この何日かの間に出会った,木の実を取り上げます. 鎌倉・妙法寺で出会ったサネカズラ(ビナンカズラ)は,英勝寺でも赤い実を付けていました. 庭作業のための小屋の横で,目立たない場所ですが,専用の竹垣に絡ませてなかなか風情のある…

鎌倉宝戒寺には,白花のヒガンバナが点々と植えられていて,境内を彩っていました.ミズヒキと組み合わせて,美しさを際立たせる工夫も.白花のヒガンバナ(シロバナマンジュシャゲ)は,赤花のヒガンバナとは別種でコヒガンバナとショウキズイセンの交配で生まれたとする説が有力.

昨日萩を見に訪れた鎌倉宝戒寺には,白花のヒガンバナが点々と植えられていて,境内を彩っていました. ミズヒキと組み合わせて,美しさを際立たせる工夫も. 白花のヒガンバナ(シロバナマンジュシャゲ)は,赤花のヒガンバナとは別種とされています. 以前…

ヒユ科の植物(6)アカザ 今では路傍や空地に生える雑草と見なされますが,ホウレンソウにとても近い属の植物で,シロザと共に若芽・花穂・実は食用になります.現在でもインド北部では野菜として食べられています.同属のキヌア(キノア)は,アンデス原産で、インカ時代からの穀物としてよく知られ,現在でもペルーやボリビアでは栽培されています.

ケイトウを見かけたのをきっかけに, ナデシコ目 Caryophyllales, Amaranthoideae亜科, ヒユ科 Amaranthaceae の植物を取りあげています. (1)ケイトウ(2)センニチコウとその仲間たち(3)イノコズチ(イニコヅチ)(4)ヒユ/アマランサス(5)ビ…

ヒユ科の植物(5)ビート/テンサイ/フダンソウ  砂糖をとるテンサイ,ボルシチに入れるテーブルビーツ,葉を利用するスイスチャード,そして江戸時代から日本で栽培されていたフダンソウ,これらは同じ種Beta vulgarisに分類される植物です.原種とされるのは,英語でsea beetと呼ばれるBeta vulgaris subsp.maritima.栽培されているテンサイ,ビート,チャードは,全て同じ種ですが,それぞれが変種の関係にあるあります.

ケイトウを見かけたのをきっかけに, ナデシコ目 Caryophyllales, Amaranthoideae亜科, ヒユ科 Amaranthaceae の植物を取りあげています. (1)ケイトウ(2)センニチコウとその仲間たち(3)イノコズチ(イニコヅチ)(4)ヒユ/アマランサス 今日は…

ヒユ科の植物 (4)ヒユ/アマランサス  ヒユは,漢字で「莧」.種としてはAmaranthus tricolor でインドネシア,マレーシア等では野菜として食べられています.ハゲイトウも同じ種で,観賞用に改良されたもの.一方,ヒユ属(Amaranthus)の植物のいくつかは,穀物として利用され,その栽培の歴史は紀元前5000年~紀元前3000年にまで遡ることができます.利用される品種はセンニンコク,ヒモゲイトウ,スギモリゲイトウなど.高い栄養価の一方,独特の香りがあるので使う量は加減が必要とのこと.

ケイトウを見かけたのをきっかけに, ナデシコ目 Caryophyllales, Amaranthoideae亜科, ヒユ科 Amaranthaceae の植物を取りあげています. (1)ケイトウ (2)センニチコウとその仲間たち (3)イノコズチ(イニコヅチ) 今日はその(4)ヒユ/アマラ…

キャッサバ:タピオカの原料となるトウダイグサ科の植物.マニオク,マンジョカ,ユカとも呼ばれ,熱帯地方では米、トウモロコシに次いで3番目に大きな食用炭水化物源で5億人以上の人々の主食に.タピオカは,このキャッサバの貯蔵根のデンプンの呼び名で,「タピオカパール」と呼ばれる形状のものが飲料用に.リナマリンと呼ばれるシアン化合物とその非グリコシド型が含まれ,急性シアン中毒・甲状腺腫等を引き起こす可能性がありますが,キャッサバの伝統的な加工・調理方法が効果的に実施されれば,安全レベルになります.

トウダイグサ科には,最近人気の園芸品種ユーフォルビア・ダイアモンドフロスト(トウダイグサ属)が属しますが--- タピオカの原料ともなるキャッサバもトウダイグサ科の植物です. ▽キャッサバ トウダイグサ科(Euphorbiaceae)イモノキ属(Manihot,キャッ…

オニユリ おんめ様(鎌倉大巧寺)の小径にオニユリが咲いていました.”古くに中国から「食用として」伝来した”とする説があります.「ゆりね」ですね.百合根としてはオニユリの他,ヤマユリ,コオニユリが食べられているとのことですが.商品として現在出回っているのは,北海道産コオニユリの栽培種.改めて栄養成分を蓮・玉ねぎ・ほうれん草と比べてみました.お確かめください.  鬼ゆりはまことに夏花濃みどりの切れのよき葉も力にみちたり 宇都野研

今日も,おんめ様(鎌倉大巧寺)の花を取りあげます. オニユリです. オレンジ色に黒い斑点.反り返った花びら.遠くからでもよく分かる花姿で,誰もが知る百合. 日本に自生していますが,”古くに中国から「食用として」伝来した”とする説があります. オ…

ハス(蓮)4  食品としての蓮の利用: 蓮は,日本以外のアジア各国でも食品として利用されています.蓮根ばかりではなく,種,茎,そして葉まで.蓮根は甘辛い味付けで,揚げたり,炒めたり,肉や保存食を詰めたりして,定番料理となっています.中国では,ピリ辛オイスターソース炒め,蓮根の肉詰め炒め---,インドではサブジ(炒め煮)やカレー---,スリランカではネルーム・アラ(ココナッツカレー).

蓮は日本人にとって身近な植物. 蓮池は多くの神社仏閣の定番の景観. 蓮根は,生鮮野菜を扱うスーパー・八百屋には必ず置いてあります. レンコン - Wikipedia 食品としての蓮は,日本以外のアジア各国でも利用されています.蓮根ばかりではなく,種,茎,…

国産レモンを二ついただきました.皮ごと食べても安心ということで,とりあえず砂糖をまぶし,冷蔵庫へ.レモンは柑橘類の中でも特別な感情を引き起こしてきました.現代詩では高村光太郎「レモン哀歌」がよく知られています.「その最後の日,死ぬ数時間前に私が持って行ったサンキストのレモンの一顆(か)を手にした彼女の喜も亦この一筋につながるものであったらう.彼女はそのレモンに歯を立てて,すがしい香りと汁液とも身も心も洗はれてゐるやうに見えた.」『智恵子の半生』追悼文より

今日は,国産レモンを二ついただきました. 皮ごと食べても安心ということで,とりあえず砂糖をまぶし,冷蔵庫へ.後の処理は,明日また考えることに.そのまま砂糖漬けにするか,マーマレードにするか---- レモンは,酸味や香味を楽しむ「香酸柑橘類」の代…

10位  食品ロスを削減!スーパーの秘策.最新真空パックの登場.「この真空スキンパックは,商品にフィルムを密着させることによって,通常の牛肉の場合,消費期限3日のところ,最長で13日間の消費期限をつけることができます.」「このフィルムでしたら,何でも潰さずにパックできます」スタジオ歓声!これはお見事.一粒一粒形を全に保っています」次は殻付きのウニ.とげとげのウニ.うまくいくのでしょうか? NHKBS1Cool Japan. 世界が驚いた,これぞ,ニッポンのニュース 新春スペシャル2022

「続いてまいりましょう」 NHK BS1 2022年 1月1日 Cool Japan. 世界が驚いた,これぞ,ニッポンのニュース 新春スペシャル2022 トップ15 yachikusakusaki.hatenablog.com 「世界が驚いたこれぞニッポンのニュース.続いて10位からの発表です」 食品ロスを…