世界のチーズ1 はじめに(1)  チーズとは「チーズは,ミルクが凝固して形成される半固体状の物質であるカード(curd ,凝乳)から主にできている栄養価の高い食品. カード(凝乳)またはソフトジェルは,ミルクに存在する微生物によって乳糖(ミルクシュガー)から十分な乳酸が生成された場合,またはレニンが作用した場合に,牛乳の主要タンパク質であるカゼインによって形成されます」. ブリタニカ「硬さと熟成方法によって分類されたチーズの一覧」には,二十数種類のチーズが分類されています.

欧米の主要な加工食品ハム,ソーセージをシリーズで取り上げてきましたが:

ソーセージ1〜15 

https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2024/08/30/235500 〜

世界のハム1〜18

https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2024/09/19/234336? 〜

 

調べてみると,知っているようで知らないことばかりなことを痛感しました.

 

今日からはやはり欧米で発展したチーズをとりあげます.こちらも知らないことばかり---調べるのが楽しみです.

 

今日は導入(1)として,主にブリタニカから:

 チーズとは?  https://www.britannica.com/topic/cheese

 どの様な種類のチーズがあるか? https://www.britannica.com/topic/list-of-cheeses-2227639

 

https://kimini.online/blog/archives/26804

https://cabotcreamery.com/blogs/cheese-culture/origins-of-cheese

 

 

チーズとは:

▽Merriam-Webster のdefinition定義では https://www.merriam-webster.com/dictionary/cheese

:a food consisting of the coagulated, compressed, and usually ripened curd of milk separated from the whey

whey乳清から分離したミルクのcurd(カード,凝乳)を凝固,圧縮し,通常熟成させた食品

 

milkは一般的には牛乳ですが,地域・歴史を考えれば,多くの動物のミルクが使われてきました.

 

▽もう少し詳しい解説をブリタニカから:

(DeepL翻訳)

チーズは,ミルクが凝固して形成される半固体状の物質であるカード(curd ,凝乳)から主にできている栄養価の高い食品です.

ミルクをすぐに使用しない場合,酸味が出て,水溶性の成分を含む水状の液体であるwheyホエーが放出され,半固体状のカードまたはフレッシュチーズが残ります.地域によっては,ミルクを自然に凝固させるか,ミルクをジュースやエキスと混ぜて凝乳とホエーに分離させるだけで,チーズが作られています.

 

チーズ作りでは,約10倍の量のミルクを1倍の量のチーズに減らします. カード(凝乳)またはソフトジェルは,ミルクに存在する微生物によって乳糖(ミルクシュガー)から十分な乳酸が生成された場合,またはレニンが作用した場合に,牛乳の主要タンパク質であるカゼインによって形成されます. レニンは,通常子牛の胃の塩水抽出物(レンネット)から得られる酵素です.

凝固過程で,カード(凝乳)には,脂肪,カゼイン,その他の水に溶けない物質のほとんどの成分が含まれます. カード(凝乳)を切ったり,砕いたりしてホエーを放出しますが,ホエーの一部は常に凝乳の中に残ります.

https://nyukyou.jp/dairyqa/2107_026_504/

 

チーズには,様々な種類がありますが---

ブリタニカでは「硬さと熟成方法によって分類されたチーズの一覧」を掲載しています.

DeepL翻訳したものを表の形で掲載します.分類されているチーズは二十数種類.私がほとんど知らない名前ばかり.

明日以降,主な物を取り上げ,調べていく予定です.

 

https://www.britannica.com/topic/list-of-cheeses-2227639