神話

クロトス いて座のギリシャ神話7 いて座の主はケイローンとするのが一般的な扱い.しかし,弓を引く姿はケイローンにそぐわない等の異論があり,クロトスの方がふさわしいとする説も---.クロトスは,ムーサイに連れ添う腕の良い狩人でした. サテュロスとして描かれていますが,もともとはサテュロスではなかった?ゼウスはクロトスの能力を一つの体に表そうとし,その結果,星座としてのクロトスは,サテュロスに近い姿となったとのこと.

いて座のギリシャ神話7 弓を射る半人半馬が描かれる「いて座 Sagittarius(Sgr)」 星座図鑑・いて座 Star Myths | Theoi Greek Mythology ギリシャ神話では,ケイローン/ケイロン(Chiron),または,クロトス(Crotus/Krotos)とされています. ケイロー…

ケイローン5 ペーレウスとケイローン ケイローンは英雄アキレウスの養育係でしたが,アキレウスの父ペーレウスと強い繋がりがあったことも忘れてはいけないでしょう.かつてペーレウスの命を救い,またテティスとの結婚を後押ししたのもケイローン.その結婚式に招かれた様子は,古代ギリシャの壺絵にも残され,その姿は一際目立ち,主賓の一人にも見えます.

いて座のギリシャ神話6 弓を射る半人半馬が描かれる「いて座 Sagittarius(Sgr)」 ギリシャ神話では,ケイローン/ケイロン(Chiron),または,クロトス(Crotus/Krotos)とされています. 星座図鑑・いて座 Star Myths | Theoi Greek Mythology ケイロー…

ケイローン4 アキレウスとケイローン/ いて座のギリシャ神話5 ケイローンは多くの英雄を育てましたが,中でもアキレウスの養育は数多くの古代ギリシャ・ローマ原典に記され,古代ギリシャの壺絵や古代ローマのフレスコ画,さらには18-19世紀には新古典派・ロマン派の絵画にも描かれています.アキレウスを育てるようになった経緯は,偽アポロドーロス“ビブリオテーケー”に.“アルゴナウティカ”によれば,アキレウスの父ペーレウスは,その後アルゴー号に乗船しますが,その船出を見送るケイローンの傍らには幼子アキレウスが---

いて座のギリシャ神話5 弓を射る半人半馬が描かれる「いて座 Sagittarius(Sgr)」 ギリシャ神話では,ケイローン/ケイロン(Chiron),または,クロトス(Crotus/Krotos)とされています. 星座図鑑・いて座 Star Myths | Theoi Greek Mythology ケイロー…

ケイローン3 / いて座のギリシャ神話4  多くの神々の子や英雄たちの養育に携わったケイローン.古代ギリシャローマ原典での記述が確認できたのは,養蜂の技術を発明したアリスタイオス.処女神アルテミスの入浴中の裸体を目撃してその怒りに触れて殺された狩人アクタイオーン.アルゴ船乗組員の指揮者として活躍したイアーソーン.酒と豊穣の神ディオニューソス.「イーリアス」の主人公でトロイア戦争の英雄アキレウス.そして,ギリシア神話の英雄で医術の神アスクレーピオス.

いて座のギリシャ神話 弓を射る半人半馬が描かれる「いて座 Sagittarius(Sgr)」 星座図鑑・いて座 Star Myths | Theoi Greek Mythology ギリシャ神話では,ケイローン/ケイロン(Chiron),または,クロトス(Crotus/Krotos)とされています. ケイローン…

ケイローン2 / いて座のギリシャ神話3 ケイローンの出生については,「アルゴナウティカ」の挿話に語られています.妻レアーの目を盗んでピュリラーとの情事にふけるクロノスは,妻に見つかり馬に姿を変えて逃げ出します----.「アルゴナウティカ」では,この挿話の前に,ペーレウスがアルゴ号の乗員を鼓舞する場面があります.ペーレウスの結婚にはケイローンの尽力があり,また息子アキレウスの教育を引き受けたのがケイローン.この挿話は,このような逸話を知る読者にとっては,ごく自然な流れ.

いて座のギリシャ神話2 弓を射る半人半馬が描かれる「いて座 Sagittarius(Sgr)」 ギリシャ神話では,ケイローン/ケイロン(Chiron),または,クロトス(Crotus/Krotos)とされています. 星座図鑑・いて座 Star Myths | Theoi Greek Mythology ケイロー…

ケイローン1 / いて座のギリシャ神話2 ケイローンは,野蛮かつ好色とされるケンタウロスの一人でありながら,学識に優れ,とくに音楽,医術,狩猟,預言術に精通し,多くの神々の子や英雄たちの養育に携わったとされています.弟子として名前が挙げられた英雄は実に25名!ケイローンは,他のケンタウロスとは生まれが違い,神の直系/ゼウスの異母兄弟.死後星座とされますが,死の場面を描いているのは,偽アポロドーロス/ビブリオテーケー.

いて座のギリシャ神話2 弓を射る半人半馬が描かれる「いて座 Sagittarius(Sgr)」 星座図鑑・いて座 Star Myths | Theoi Greek Mythology ギリシャ神話では,ケイローン(Chiron),または,クロトス(Crotus/Krotos)とされています. ケイローン1 CHIRO…

いて座1 いて座を表すシュメール語PA.BIL.SAG.の意味は不明なものの,いて座は,おそらくメソポタミア起源.ギリシャ神話では “賢いケンタウロス,ケイローン(ケイロン)” または “馬の脚をもつサキュロスのハンター,クロトス(クロートス)”と見なされていました.

いて座のギリシャ神話 いて座 Sagittarius(Sgr) :てんびん座,さそり座と共に夏空に見える黄道十二星座の一つ. 弓を射るケンタウロスが描かれます. 星座図鑑・いて座 いて座 / 星座占い誕生日 11月23日−12月22日 ⇒ 20時南中 9月2日頃 いて座はメソポタ…

五穀(2) 五穀という言葉は,続日本紀(732)に現れるそうです.諸説あるようですが,古事記と日本書紀も含め,米・麦・粟・豆は共通.黍(きび)を入れるか,稗(ひえ)をいれるか,小豆を入れるかの違い.ただし,麦が大麦なのか小麦なのかがはっきりしません.いずれにせよ,日本では米が特権的な地位を占めてきましたが,古代では,麦・粟・豆(大豆/小豆)もとても大切な食料と見なされていたことがうかがえます. 植物をたどって古事記を読む(14)

五穀(2) “三浦祐介著 口語訳古事記[完全版]文藝春秋”をテキストとした “植物をたどって古事記を読む”シリーズ. https://www.amazon.co.jp 五穀(1) 高天原を追放されたスサノヲは,食べ物をオホゲツヒメに乞います.オホゲツヒメは,鼻・口・尻から…

五穀(1) 高天原を追放されたスサノヲは,食べ物をオホゲツヒメに乞います.オホゲツヒメは,鼻・口・尻から食べ物を出し,作り調えますが---「わざと穢(けが)して作っておるのだと思うての,すぐさま,オホゲツヒメを斬り殺してしもうたのじゃ」「二つの目には稲の種が生まれ,二つの耳には粟が生まれ,鼻には小豆が生まれ.陰(ほと)には麦が生まれ,尻には大豆(まめ)がうまれたのじゃった」 植物をたどって古事記を読む(13) 

五穀(1) “三浦祐介著 口語訳古事記[完全版]文藝春秋”をテキストとした “植物をたどって古事記を読む”シリーズ. https://www.amazon.co.jp 今日取り上げるのは,五穀. 神代篇 其の三では,高天原を追放されたスサノヲは,食べ物をオホゲツヒメに乞いま…

さそり座とギリシャ神話 最もよく知られた星座の一つ.アルファ星アンタレスは,誰もが一度は目にした夏の南天に赤く輝く星.てんびん座と同じ古代メソポタミアの星座が,ギリシャ神話ではオーリーオーンへ刺客として送り込まれたサソリとして描かれます.

さそり座とギリシャ神話 夏の星座として,前回はてんびん座を取り上げました. http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2019/06/17/012705 http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2019/06/18/005340 今日は,さそり座 Sco / Scorpius. 星座図…

てんびん座2 てんびん座の天秤の持ち主には,女神テュケーの名も.「運命の女神テュケーの天秤が,てんびん座として星々の間におかれました.テュケー自身もおとめ座とされる女神の1人です」 テュケー,そしてローマ神話でテュケーと同一視されたフォルトゥーナは,沢山のシンボルとともに描かれます.「舵」「球」「豊穣の角(コルヌコピアイ)」---- 後年,Lady Justice(ユースティティア)と同様目隠しをして描かれることもありましたが,Lady Justiceと違って,天秤は持ちませんでした.

てんびん座のギリシャ神話(2) 星座図鑑・てんびん座 てんびん座は,もともとは古代メソポタミアの星座でした. アッカド語では,Zibanitu.シュメール語ではZI.BA.AN.NA.どちらも天秤を意味していました.Star Myths | Theoi Greek Mythology 古代メソポ…

てんびん座1 てんびん座は,もともとは古代メソポタミアの星座でしたが,古代メソポタミアの星座名を引き継いだギリシャでは,ギリシャ神話に登場する女神が持つ天秤とされています.天秤を持つ女神はおとめ座の女神.その1人がアストライアー: 正義の女神の天秤は,てんびん座として,天の彼女のそばに置かれ,彼女自身はおとめ座になりました.(ヒューギヌス 天文詩)

てんびん座のギリシャ神話 星座図鑑・てんびん座 てんびん座は,もともとは古代メソポタミアの星座でした. アッカド語では,Zibanitu.シュメール語ではZI.BA.AN.NA.どちらも天秤を意味していました. LIBRA Latin : Libra (the Scales) Greek : Zyygos (t…

夏の星座 夏にみられる星座の多くのものにも.対応するギリシャ神話が知られています.黄道十二宮の星座,てんびん座,さそり座,いて座を含めて.しかし,てんびん座,さそり座は,ギリシャ神話が起源となった名前というわけではありません.それぞれに,古代メソポタミアの言語アッカド語,シュメール語で,同じ「天秤」「さそり」を意味する名前が付けられていました.

梅雨の季節. 夜空に星が見られる時間は限られますが--- 夏の星座が私たちの季節とばかり輝いている---はず. 5月の午前2時,6月の午前0時,7月の午後10時,8月の午後8時,頃見える星座 https://www.study-style.com/seiza/summer.html 夏の星座一覧 …

ササ / 小竹 アメノウズメが手草(たぐさ/たくさ)として,手に持って踊るササ.篠とも表されるヤダケ・メダケの種類と考えられます.ササを手にもって踊ることがある伝統歌舞が現代にも残っています.神楽です.「御神楽」の「採物(とりもの)」としてササが認められ,また,「里神楽」巫女舞でも同様です.ただし,現在は,ほとんどの場合,榊が用いられているようですが.植物をたどって古事記を読む(12)

古事記,岩戸隠れの物語にある5つの植物を取り上げてきましたが, 最後は ササ 小竹. アメノウズメが手草(たぐさ/たくさ)として,手に持って踊ります. “三浦祐介著 口語訳古事記” アメノウズメが,天の香山(かぐやま)の天のヒカゲを襷(たすき)にして…

マサキ/マサキノカズラ(テイカカズラ)天のマサキをかずらにして頭に巻いての マサキノカズラは,古今集に記さている植物で,テイカカズラの古名.古事記と同時代の万葉集に,“まさき”や“マサキノカズラ”は出てきません.万葉集では,“つた”と詠まれている植物がテイカカズラだろうと言われていますが----.テイカカズラの名前の由来は,能の「定家」説が広まっていますが----.テイカカズラという名前をガーデニングショップで見ることはほとんどありませんが,ハツユキカズラはよく見かけます.テイカカズラの園芸種

古事記,岩戸隠れの物語にある五種の植物のうち, ヒカゲ/ヒカゲノカズラ マサキ/マサキノカズラ(テイカカズラ) は,“神懸かりする”アメノウズメ”の体を飾り, ササ 小竹 はアメノウズメの手に. “三浦祐介著 口語訳古事記” アメノウズメが,天の香山(か…

ヒカゲノカズラ2 古事記では “神懸かりする”アメノウズメの体を飾っていたヒカゲノカズラ. 現代でも正月飾りに,また,神社の縁起物に用いられ,ヒカゲノカズラを必須アイテムとする祭礼も行われています.しかし,古事記と同時代の万葉集の歌をみると,古代日本では,ヒカゲノカズラは必ずしも神に結びつく植物ではなく,ごく普通に髪飾りなどに用いられていたと思われます.人はよし 思ひ止むとも 玉かづら 影に見えつつ 忘らえぬかも 万葉集 巻二 149  倭姫皇后

万葉集におけるヒカゲノカズラ ヒカゲノカズラ ヒカゲノカズラ - Wikipedia 古事記では “神懸かりする”アメノウズメの体を飾っていたヒカゲノカズラ. 現代でも正月飾りに,また,神社の縁起物に用いられ,ヒカゲノカズラを必須アイテムとする祭礼も行われて…

ヒカゲ/ヒカゲノカズラ1 ヒカゲは,“神懸かりする”アメノウズメ”の体を飾っていました.“アメノウズメが,天の香山の天のヒカゲを襷にして肩に掛けての” ヒカゲノカズラを飾る風習は,現代にもしっかり息づいていています.▽掛蓬莱,▽京都上賀茂神社の縁起物「卯杖」,▽ 奈良市率川神社「三枝祭」では,ヒカゲカズラを頭に飾った舞姫が ▽京都伏見稲荷大社大山祭では,神職の方々がヒカゲノカズラを首に掛けた装束で拝礼します.植物をたどって古事記を読む(10)

古事記,岩戸隠れの物語にある植物は五種. (以前のブログでは,ササ小竹を入れ忘れていましたので訂正しました) ハハカ/ウワミズザクラ マサカキ/サカキ(榊) ヒカゲ/ヒカゲノカズラ マサキ/マサキノカズラ(テイカカズラ) ササ 小竹 すでにこのブログ…

マサカキ/サカキ2 古事記の時代のサカキは,「常緑樹の総称」でした.岩岩戸隠れの場面で用いられた “マサカキ”(サカキ)は,「天の香山に生え」「根つきのままにこじ抜いて」こられたもの.オモヒカネは「タマノオヤがつくった,八尺の勾玉の五百箇のみすまるの玉飾り」や「アマツマラとイシコリドメがつくった八尺の鏡」を「取り垂らし」ますが,八尺の勾玉と鏡は,後にアメニキシクニニキシアマツヒコヒコホノニニギに与えられます.植物をたどって古事記を読む(9)

現在のサカキ かつては,ツツジ目ツバキ科の植物と見なされていましたが--- 現在はモッコク科(ペンタフィラクス科)のサカキ属に分類されています. モッコク科とツバキ科は系統樹の上ではかなり離れているようですが--- ツツジ目 - Wikipedia かつては,花…

マサカキ/サカキ 岩戸隠れの物語では,ハハカ/ウワミズザクラの他に三種の植物が登場 します.マサカキ/サカキ(榊),ヒカゲ/ヒカゲノカズラ,マサキ/マサキノカズラ.サカキはモッコク科,サカキ属,サカキ C. japonicaで,現代でも玉串や神棚へのお供えに.しかし, 古事記の時代のサカキは現在のサカキのみを指す言葉ではなく「常緑樹の総称」を意味していたとのことです!--天の香山(かぐやま)に生えている大きなマサカキを根つきのままに.植物をたどって古事記を読む(8)

昨日,一昨日,古事記の植物として取り上げた「ははか/うわみずざくら」. アマテラスが岩戸に隠れた「岩戸隠れ」の際に行われた「占い(太占)」で用いられていました. そして,この岩戸隠れの物語では,他に四種の植物が登場します. マサカキ/サカキ(榊…

ははか / うわみずざくら(2) 「うわみぞざくら」の変化した語で,昔,材の上面にみぞを刻んで占いに用いたことによる(日本国語大辞典).太占の薪として用いられていました.古事記では,この太占が,オモヒカネがアマテラスを岩戸から出すため“一芝居”のさなかに行われています.ここで行う意味が私にはやや分かりづらい.この“一芝居”がうまくいくかどうかを占っているようにも見えますし,太占自体も“一芝居”の一部であるようでもありますし---.植物をたどって古事記を読む(8) 

ははか(2) “三浦祐介著 口語訳古事記[完全版]文藝春秋”をテキストとした “植物をたどって古事記を読む”シリーズ. 昨日に引き続き,ハハカ. ハハカは,植物「うわみずざくら(上溝桜)」の異名. ウワミズザクラ - Wikipedia ウワミズザクラ(上溝桜)…

ははか / うわみずざくら(1) 北海道西南と本州、四国、九州の山野に自生するスモモ属(サクラ属)の植物.紅葉が美しく,中国では実が珍重されていた. 神代篇その二 ----- つぎには,アメノコヤネトフトダマを呼び出しての,天香具山に棲む大きな男鹿の肩骨をそっくりぬきとっての,天香具山に生えておった天のハハカを取ってきての,その男鹿の肩骨をハハカの火で焼いて占わせての---- :占いに用いられていました.植物をたどって古事記を読む(7) 

ははか(1) “三浦祐介著 口語訳古事記[完全版]文藝春秋”をテキストとした “植物をたどって古事記を読む”シリーズ. https://www.amazon.co.jp 今日取り上げるのは,ハハカ. ハハカと聞いて植物を思い浮かべる人は,古事記に精通した方のみでしょう. 精…

エウリュノメー2 オーケアニデスの1人で,灌漑用地と牧草地を司るティターン女神.彼女はゼウスの3番目の妻で,優雅と美の女神カリテスを生みます.同じ名前をもってるオピーオーン(蛇神)の妻であるティターンの女王とおそらく同一人物です.テュケー 番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(8)

おとめ座の候補テュケーは 運命(fortune),運/巡り合わせ(chance),摂理(providence),宿命(fate)を司る女神. ヘーシオドスによれば その数三千人の女神/ニンフ,オーケアニス(オーケアニデス)の一人がテュケー. オーケアニデスには名がよく知ら…

エイウリュノメー1 ディオーネ,メーティス同様,ゼウスと結ばれたオーケアニデス. 有名な3人の女神カリス(複数形はカリテス)の母.カリスは古代ローマではグラティア. The Three Gracesとして,古代ギリシャローマ,そしてルネサンス以降にも絵画や彫刻に.このThe Three Gracesの絵画/彫刻を集めてみました.よく知られているものだけでも沢山あるようです.おとめ座 4. テュケー 番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(7)

おとめ座の候補テュケーは 運命(fortune),運/巡り合わせ(chance),摂理(providence),宿命(fate)を司る女神. TYCHE CULT - Ancient Greek Religion ヘーシオドスによれば その数三千人の女神/ニンフ,オーケアニス(オーケアニデス)の一人がテュ…

メーティス ゼウスが成年に達するやオーケアノスの娘メーティス(=「智」)を協力者とした.彼女はクロノスに薬を呑むように与えた.神々の王ゼウスは 神々と死すべき身の人間どものうちでも 並びなく賢いメティスを 最初の妻となさった.だが まことに彼女が 輝く眼の女神アテナを出産されようとしていたその折に彼は 策を用いて 言葉も巧みに 彼女の心を欺き彼女を 己れの腹中に呑みこんでしまわれた おとめ座 4. テュケー 番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(6)

おとめ座の候補テュケーは 運命(fortune),運/巡り合わせ(chance),摂理(providence),宿命(fate)を司る女神. TYCHE CULT - Ancient Greek Religion ヘーシオドスによれば その数三千人の女神/ニンフ,オーケアニス(オーケアニデス)の一人がテュ…

ディオーネ2 イーリアスで,ディオーネー(ディオネ)が登場する場面は,第5巻. 副題は「ディオメデス奮戦す」. ディオメデスは槍でアプロディテを襲い,神の衣を貫いて手首のあたりを切り裂きます. アプロディテは,戦の神アレスの戦車を借りてオリュンポスに戻り,ディオネの膝に--- おとめ座 4. テュケー 番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(5)

ディオーネ2 おとめ座 4. テュケー 番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(5) おとめ座の候補テュケーは TYCHE CULT - Ancient Greek Religion 運命(fortune),運/巡り合わせ(chance),摂理(providence),宿命(fate)を司る女神. ヘーシ…

おとめ座テュケー番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(4) ディオーネ. ヘーシオドスの「神統記」によれば,ディオーネはオリュンポスの女神.「美しいディオーネ」としてアプロディーテー,レートーたちとともに「神統記」冒頭に描かれます.アプロディーテーの母として記した偽アポロドーロス「ビブリオテーケー」では,素っ気なく事実が記されているのみ---

ディオーネ1 おとめ座4.テュケー 番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(4) TYCHE CULT - Ancient Greek Religion テュケーは運命(fortune),運/巡り合わせ(chance),摂理(providence),宿命(fate)を司る女神. ヘーシオドスによれば そ…

フジ5 古事記でハルヤマノカスミヲトコが藤の花が咲いた弓矢を立てかけた「厠」は,古代,「異界から神が依りつく場」「人と神(おそろしきもの)とが交わる場」とされていました!「その花の咲いた弓と矢をおとめが入っていった厠(かわや)の戸に掛けておいたのじゃ. そうすると,出てきたイヅシヲトメはその花を見て心引かれ,手に持って家に入ろうとする時に,カスミヲトコは花に包まれた姿で,おとめの後ろに付いて行き,そのまま屋(や)の中に入ったかと思うと,すぐさまおとめを抱いてしもうた」 植物をたどって古事記を読む(6) 

古事記人代篇其の五の物語では, イヅシヲトメを妻にしようと,ハルヤマノカスミヲトコがおとめの家に着くと,着ていた着物と持っていた弓矢は藤の花で覆われます. 着物は藤蔓(ふじづる)で織り縫ったもので,弓矢は藤蔓でつくられたものでした. http://y…

フジ4 ハルヤマノカスミヲトコが藤衣を身につけと藤の弓矢を持ってイヅシヲトメの元に向かいますが,これはケチで意地悪な兄にけしかけられたのも一因.藤の衣や弓矢をつくって弟を送り出した母は,弟ハルヤマノカスミヲトコのみをかわいがっているようです. 三浦祐介氏の解説によれば,これは「伝承の形式」とのこと. 植物をたどって古事記を読む(5)

前回取り上げたように yachikusakusaki.hatenablog.com 古事記に描かれる藤は,はじめ,藤蔓(ふじづる)として登場します. (人代篇その五 応神天皇(ホムダワケの大君)の章.) 伊豆志(*)の八前(やまえ)の大神の娘イヅシヲトメを妻にしようと出立す…

フジ3 古事記でフジが登場するのは伊豆志の八前(やまえ)の大神の娘イヅシヲトメを巡る兄弟の確執にまつわる物語.弟ハルヤマノカスミヲトコは,イヅシヲトメを妻にしようと,母が藤蔓(ふじづる)から「織り縫った」衣などを身につけイヅシヲトメの家に向かいます.「古代では,フジのツルの繊維を衣にすることが行われていたので,フジの花が選ばれている」と三浦祐介は解説しています. 植物をたどって古事記を読む(4):シリーズの一つとして,改めてフジを取り上げました.

藤は万葉集にも多く取り上げられ,古代より愛でられた花. 古事記にも登場することは,このブログでもとりあげ,その現代語訳も掲載しましたが--- http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2017/05/05/024941 重なる部分がかなりあることを承知の上で,…

おとめ座テュケー 番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(3)クリュメネー 年長のオケアニデスで,名声と誉れを司るティターンの女神.彼女はティターンのイーアペトスの妻にして,プロメーテウスとアトラースの母.古代ギリシャの壺絵では,彼女はヘーラーの侍女で,ヘーラーが与えた名誉という贈り物を擬人化した存在のように描かれています. 

4. テュケー 番外編:姉妹「オーケアニデス(オーケアニス)」(3) TYCHE CULT - Ancient Greek Religion テュケーは運命(fortune),運/巡り合わせ(chance),摂理(providence),宿命(fate)を司る女神. ヘーシオドスによればその数三千人の女神/ニン…