草花/樹木/作物/季節・ガーデン

日本でも人気のスイカ.一時期ほどではないかもしれませんが,ネット上の好きな果物ランキングでは,10位以内はキープ.「西瓜」の初見文献は南北朝末期ですが,江戸期にヨーロッパから伝播し,元禄以降,徐々に人気に.現在の栽培品種は,主にアメリカ渡来の品種から選抜されて出来あがったもの.「祭ばやし」「縞王」「味きらら」----西瓜をくおう 西瓜のことをかんがえると そこだけ明るく 光ったようにおもわれる はやく 喰おう

スイカは人気の果物 4000年前にエジプトで栽培されていた西瓜. 現在は世界中で食べられていますが,日本でも人気の果物. 夏の日,冷えた西瓜を囲む食卓は,うきうきした気持ちに満ちているように思います. すいかを喰おう 八木重吉(貧しき信徒) 西瓜を…

スイカの歴史〜赤いスイカができるまで  4000年前のエジプトの墓に描かれたスイカ.水分貯蔵が主な目的で栽培されたと考えられています.紀元前400年〜紀元500年頃,アフリカ北東部から地中海に広まり,200年頃には甘い果物の仲間に分類されました.この頃のスイカは黄色っぽいオレンジ色.赤いスイカの絵が最初に登場するのは11世紀アラビアの書物と考えられます.スイカの赤い色の遺伝子は,糖度を決定する遺伝子とペアになっているため,糖度を元に選抜した結果かも知れません.

現在のスイカに最も近い野生種は,アフリカスーダンの「コルドファンメロン」であることが明らかにされました. yachikusakusaki.hatenablog.com この系統の野生種から,古代エジプトで栽培種が選抜され,墓に描かれることになります. https://academic.oup…

スイカの起源はスーダン「コルドファン・メロン」 栽培種スイカの原種についてははっきりした証拠が見つかっていませんでした.長い間南アフリカ起源説が受け入れられてきましたが,エジプトでの栽培は南アフリカより古く,約4000年前に始まるとされ,エジプトに近い地域の野生種スイカが,現在の栽培種の起源である可能性が高いと考えられました.そして,つい最近の遺伝子研究から,スーダンの「コルドファン・メロン」が,スイカに最も近い野生の系統であることが,明らかになりました.

スイカ(Citrullus lanatus)は、世界で広く栽培されている果物で、1,000以上の品種があるとされています. 大昔から栽培されていて,リビアの先史時代の遺跡「ウアン・ムフギアグ」から野生のスイカの種子が発見されています.また,古代エジプトのファラオ…

ささがに(細蟹・笹蟹) ヒメノカリス属(スパイダーリリー)を「ササガニユリ属」と命名したセンスのよさに感心.再び取り上げました.ササガニは「蜘蛛の異名」ですからササガニユリは「スパイダーリリー」の直訳.蜘蛛のイメージの悪さ(人間の勝手な思い込みで蜘蛛に責任はないのですが---むしろ人間に益をもたらすことの方が多い)をうまく回避しているように思います.風吹けば まづぞ乱るる 色かはる 浅茅が露に かかるささがに

鎌倉おんめ様で,初めて出会った花ヒメノカリス・リットラリス. Hymenocallis littoralis 再び今日取り上げたのは,ヒメノカリス属を「ササガニユリ属」と命名したセンスのよさに感心したため. 以下,鳥居正博「古今和歌歳時記」(教育社)に依りながら-- …

7月のこの暑い最中でも,鎌倉おんめ様では,境内の花が,小径を行く人びとを楽しませてくれます.ムクゲ,ハマボウ,ヒメノカリスの他,コムラサキとオミナエシ.シュウメイギク,ガマ,ハス,ユウスゲ,そしてオカトラノオ.ユウスゲとオカトラノオは初めて名前を確認しました.オカトラノオ,なかなかいい名前です.命名者もこの花が好きでつけたような気もします.勝手な推測ですが.

今の季節に,鎌倉おんめ様に咲く花として,ムクゲ,ハマボウ,ヒメノカリスを取り上げましたが,他にも沢山の花々に出会うことができます. 7月のこの暑い最中,ありがたいことです. 以下,画像と共に掲載しておきます. コムラサキとオミナエシ. シュウメ…

スパイダーリリー  おんめ様で初めて出会った花.PictureThisは,ヒメノカリスリトトラリス と判定.改めて調べてみるとHymenocallis littoralisで,そのユニークな姿からスパイダーリリーと呼ばれているとのこと.spider lilyはヒガンバナを指すこともありますが,もともとは,このヒメノカリス属の植物を指していたのかもしれません.和名ササガニユリの細蟹・笹蟹は蜘蛛の異名とのこと.なお,ハマユウ属,ネリネ属の植物もspider lilyと呼ばれることがあるそうです.

鎌倉おんめ様で,初めて出会った花. 珍しい形ですが,白が映えてなかなか美しくもあります. PictureThisは,ヒメノカリスリトトラリス と判定. 改めて調べてみました. NHK趣味の園芸では ヒメノカリスとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版 ヒ…

ムクゲの仲間たち おんめ様には,黄花が映えるムクゲの仲間ハマボウ(黄槿)も咲いていました.ムクゲの近縁種には,同属のフヨウ,ハイビスカスの他に,ワタ,オクラ,ドリアン,カカオなどの利用価値が高い植物があります.花はどれもとてもよく似ています---- ドリアン,カカオはかなり異なる?

ムクゲの季節. 昨日のブログに書いたように,私の大好きな鎌倉おんめさま(大功寺)にも,2本のムクゲが. ピンクが美しい株です. そして,おんめ様には,ムクゲの近縁のハマボウも植えられていました.庭の奧で,裏から覗くようにしないと見逃してしまい…

梅雨明けの酷暑の中、元気に咲くムクゲ.我が家には白花一重で中心が赤(底紅),薄い青花一重/底紅,そしてピンクの八重花の三種類が咲いています.鎌倉では白花/底紅が最も多い気がしますが,おんめ様には濃いピンクの一重と八重.そして,買い物後にいつも休むベンチの横の白花は見事です. 雨はれて心すがしくなりにけり 窓より見ゆる白木槿のはな 斎藤茂吉

梅雨が明け後の酷暑. そんな中,元気に咲いているのがムクゲ(槿,木槿). 我が家には白花一重で中心が赤(底紅),薄い青花一重/底紅,そしてピンクの八重花の三種類が咲いています. 白花/底紅は,ピンク八重の子供で,はじめは八重花を期待していたとこ…

梅雨空の7月.鎌倉の街中の花を幾つか紹介します. 鎌倉に多い細い道.塀越しにとても目立っているのがノウゼンカズラ.平安時代には渡来していたとされていますから,随分長い間,暗くなりがちな梅雨に彩りを与えてくれてきたことになります. 今目立っている庭木シマトリネコ.遠くから見ると,木全体を白いパステルで塗ったように見えて素敵です. オシロイバナは今一番多い種かもしれません. そして,カンナ.ハナトラノオ,ネメシア----

昨日のおんめさまの花に引き続いて,街中の7月の花を幾つか. yachikusakusaki.hatenablog.com 多くは6月から咲いているので,アジサイ,アガパンサスが終わった後にも咲き続けている梅雨時の花ということになりますね. 関東地方の今年の梅雨入りは,やや遅…

イワフジ(ニワフジ 庭藤) 買い物ついでにまた鎌倉おんめさま(大功寺)へ.1週間ほど前に来たときには,蕾だったイワフジが開花していました.優しい好感の持てる花姿を見るのは初めて.蕾の時は,萩かと思ってしまいましたが,名前は藤の花に似ているためとのこと.属の学名はIndigoferaで「indigo(=藍)をfero(=有する)」の意味.この属には有名な「木藍」が2種属.ナンバンコマツナギ(インドアイ)とタイワンコマツナギ.

時々小雨が降る曇り空. 買い物ついでにまた鎌倉おんめさま(大功寺)へ. 1週間ほど前に来たときには,蕾だったイワフジが開花していました.優しい好感の持てる花姿を見るのは初めて. 蕾だけを見たときには,ハギかと思ってしまいました.葉はハギに似て…

没薬(もつやく)になったミュラ (ミルラ) ダイジェスト(下) 自分の向こうみずを悔い,できればこのままこっそりとひきかえしたいとも願った. ミュラは,父の胤(たね)をうけて部屋から出ていき,その呪われた胎内におそろしい胤をやどし,恥ずべき罪の子をはらんだのであった. かの女は死をおそれながらも,生きることにも倦みはてて,つぎのように祈った.『どうかわたしを別の姿に変えて,生きるとも死ぬともつかぬ状態にしてくださいませ』悔いる者の祈りにも耳をかたむけてくれる神があった.

3回にわたってお届けするダイジェスト版「没薬(もつやく)になったミュラ」(オウィディウス「転身物語」) 今日は最終回. Commiphora myrrha - Wikipedia 転身物語 田中秀央・前田敬作訳 人文書院 巻一〇 七 没薬(もつやく)になったミュラ (ミルラ) ダ…

没薬(もつやく)になったミュラ ダイジェスト(上) ミルラの変身を取り上げているギリシャ神話原典は,いくつかありますが,ミルラ(またはスミルナ)が父親に恋をし,結果として没薬の木(ミルラの木)へ変身するという点では一致しているものの,その他のストーリーは,それぞれ,かなり異なっています.例えば父親に恋するきっかけ,等.今日と明日・明後日,オウィディウス・転身物語「没薬(もつやく)になったミュラ」を,かなりはしょったダイジェスト版で3回にわたってお届けしたいと思います.

ミルラが没薬の木(ミルラの木)に変身したとする物語を取り上げているギリシャ神話原典は,いくつかありますが--- 今,日本語訳が私の手もとにあるのは,次の三編. 1. 偽アポロドーロス「ギリシャ神話(ビブリオテーケー)」 高津春繁訳 岩波文庫 2. アン…

アプロディーテーと没薬(もつやく) ギリシャ神話で,父親に恋し交わってしまったミルラ(ミュラ/スミルナ)が変身したとされる「没薬」ミルラ.アプロディーテーの神木の一つに数えられていますが,ギリシャ神話原典に物語が残されているものの,没薬を聖なる植物としたとする記述は,実は残されていないようです,なお,日本語のミイラ(木乃伊)は,ミルラが語源!

ギリシャ神話で,父親に恋し交わってしまったミルラ(ミュラ/スミルナ)が変身したとされる「没薬」. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/06/20/235530 yachikusakusaki.hatenablog.com ミルラとも. マートル(ギンバイカ)と同じように,…

アプロディーテー(ウェヌス/ ビーナス)とマートル(ギンバイカ)2.   ⇒アプロディーテーと没薬(もつやく)の木(ミルラの木) 「マートルはアプロディーテーの神木」を裏付ける神話として,マートルに変身したミルラの物語が挙げられますが.現在残っているギリシャ神話原典は,ほぼ全て「ミルラが変身した植物は「没薬(もつやく)の木(ミルラの木)」としています.

マートル(ギンバイカ)は,アプロディーテーの神木として知られ,結婚式の日、花嫁はマートルガーランドを身につけ,マートルの香りの水を浴びたとされています. PLANTS & FLOWERS OF GREEK MYTH 2 マートルとアプロディーテーについては,著名な旅行家パ…

アプロディーテー(ウェヌス/ ビーナス)とマートル(ギンバイカ)1.   Theoi projectのサイトから マートル:捧げる対象はアプロディーテ.結婚式の日、花嫁はマートルガーランドを身につけ,マートルの香りの水を浴びます. 神話:ミルラはシプリアの王女で,父親に恋をして,変装して父親を誘惑しようと企てた.父が彼女の罪を知ると,彼女は父の怒りから逃れ,マートルの木に姿を変えられた.後にその幹から少年アドニスが生まれたという.

マートル(ギンバイカ)は,美と愛の女神アプロディーテー(ウェヌス/ ビーナス)の神木として知られ,現在でも,イギリス王室のローヤルウェディングブーケに用いられています. 昨日,イギリス王室の「ローヤルマートル」を取り上げましたが, https://yac…

ギンバイカ めまぐるしく天気が変わる1日でした.ムクゲは満開に近く,アジサイに代わって季節の主役に.日本の夏を告げる花は少ないとはいえ,花を途絶えさせることなく過ごすことは,現在は容易に.我が家の定番は,クフェア・ユーフォルビア・インパチェンス・栄養系トレニア---.そして小さな苗を7年前に購入したマートル/ギンバイカ.今年初めて蕾をつけ---今日,初めて咲きました.大英帝国ローヤルウェディングブーケにも用いられている「美と愛の女神アプロディーテー(ウェヌス/ ビーナス)の神木」

朝はどんよりした曇り空.昼前ざっと一雨. そして夕方きれいな青空. めまぐるしく天気が変わる1日でした. そんな中,ムクゲはほぼ満開にまで.アジサイに代わって季節の主役になっています.かなり早い開花でした. 日本の夏を告げる花は,我が家ではム…

ヒメヒオウギズイセン 鎌倉おんめさま(大巧寺)の境内でみると,我が家で見るよりずっと美しい.そんな気がします.アヤメ科クロコスミアという小さな属の植物.ヒオウギは,植物の名前によく用いられています.「ぬばたま」の実をつけるヒオウギが広くよく知られていますね.ヒオウギとはじめて聞いた時,緋色の扇のことかと思いました.貴族の必須の持ち物「檜扇」.

鎌倉おんめさま(大巧寺)の境内で目立っていたアガパンサスとアフリカハマユウ. 加えて,美しい花ピンクの花が,まさに咲こうとしていました.3日後の今日ならば咲いているでしょう.初見.名前がわかりません. PictureThisはホンアマリリスと同定したの…

インドハマユウ⇒アフリカハマユウ 鎌倉おんめさまの小径.アガパンサスが途切れた先に,大きく力強い白花.ユリかと思いましたが「インドハマユウ」の名がつけられていました.この立派な白花は,明治時代に導入. 長らくインドハマユウ Crinum latifolium とされてきました.ところが--- 後に,南アフリカ原産のCrinum bulbispermumと判明.白花は,かなり珍しいようで,導入されたのが白花だったため,同定に手間取ったと言えそうです.

アガパンサスで美しく装われた鎌倉おんめさま(大巧寺)の小径. アガパンサスが途切れたすぐその先に,大きく力強い白花が. ユリかと思いましたが,葉は全く違う形状.「インドハマユウ」の名がつけられていました. ハマユウなのに,花がこれほど百合に似…

アガパンサス 鎌倉の街で今一番勢いがある花は,アガパンサスような気もします.数は多くないのですが,植物の勢いと花の色のせいでしょうか.所々でとても目立っています.「立ち姿が優雅で美しく,力強さも感じられます」 鎌倉では,おんめさま(大巧寺)の八幡宮寄りの山門の前は,ひときは華やか.門をくぐると,小径の中頃,左手一面が紫色に.語源はギリシャ語 agáp(ē)愛+ánthos 花.シンプルで最高のほめ言葉ですね.

関東地方はやっと梅雨入り宣言. いつ宣言があってもおかしくない天気が続いていましたが,晴れ間も多い日々でした.今日を逃すと宣言ができなかった? 梅雨時を彩るアジサイは,一頃の勢いを失っていて,我が家のガクアジサイ,ヤマアジサイはすっかり色あ…

ウメとアンズ 今年は花盛りでした.そしてそのまま沢山実とつけてくれましたが--- 後の処理が大変でした.半分ほどは,ひきとってもらいましたが残りは梅シロップと杏ジャムへ.何とか処理し終わりましたが,冷蔵庫と冷凍庫を占拠しています. それぞれ写真の4倍は作ったので. さて,これを食べ終わるのはいつのことになるのか? それに,ウメはまだ樹上に残っています!

今年は,沢山花を咲かせた我が家のウメ. そして同じく花盛りだったアンズ. そのまま沢山の実をつけてくれました.しかしーーー NPOのお店に出したり,ご近所にひきとってもらって半分ほどははけたのですが,残ったものはなんとか消費しなくてはいけません…

エーデルワイス2 オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世は妻エリザベートにエーデルワイスを摘んで与え,エリザベートのシンボルがエーデルワイスになります.エーデルワイスへの人々の関心を高めるきっかけとなった物語. //「エーデルワイス」.この名曲がいかに今の時代に合っているか.フォン・トラップの苦境が,パンデミックに見舞われた今日の世界といかに強く共鳴しているかを検証します.Varsity

エーデルワイスは,スイスの国花. エーデルワイス yachikusakusaki's blog そして,オーストリアの国花ともされています. The mystical and mythical edelweiss | House of Switzerland 少なくともウェブ上では. https://www.pickupflowers.com/flower-gu…

ハハコグサ  最後に出会ったのが線路脇にポツンと花を咲かせていたハハコグサ.春の七草「ごぎょう(御形おぎょう)」は.このハハコグサ(母子草,ほうこぐさ/そきくそう 鼠麹草)のこととされています.また,ヨモギを使うのが一般化する以前は,草餅はこのハハコグサが本流.中国の風習だったとか.ハハコグサを食べる部分は,若苗(茎が立っていないもの)や,花のかたまり.「採取する期間は,秋から翌春の3月〜4月ごろまでである.食べ方は,若い葉や茎を天ぷらにする」有岡利幸

1週間前の鎌倉街中花巡り散歩. yachikusakusaki.hatenablog.com 最後に出会ったのが,線路脇にポツンと花を咲かせていたハハコグサ. せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ これぞななくさ (年中故事要言 蔀遊燕著 1697) の「ごぎ…

ノリウツギとカシワバアジサイ アジサイの季節.紫陽花以外にも,アジサイ属の花々に出会えました.ノリウツギとカシワバアジサイはともに穂咲きのごく近縁植物.原産地は東アジアとアメリカと遠く離れていますが.ノリウツギは糊空木で,手漉き和紙をつくる時の粘剤として,トロロアオイとともに現在も用いられているとのこと.貴重な和紙文化を支える重要な植物がノリウツギ.知りませんでした.

アジサイの季節. 先日鎌倉の街の花を見ながらの散歩でも,最も多く出会った花は,ドクダミと並んでアジサイでした. 種類が増えました.そして華やか.一昔前に比べると,隔世の感. アジサイ属にまで広げると, ただ,この「ノリウツギ」.PictureThisは,…

ホタルブクロ2 ホタルブクロ属の学名Campanulaは,近代ラテン語で後期ラテン語 campɑ̄na「鐘」よりつけられた名前.この属の花はほぼすべて「鐘」を連想させます.和風,洋風色々な形があるものの--- そして英語名はBellflower.例えばホタルブクロはSpotted Bellflower.斑点のあるベルフラワー. 日本でカンパニューラとして販売されているフウリンソウは,カンタベリーベル.この種にはフラワーはつけないようです.ヨーロッパ人にかかると,キキョウもベルフラワー.

蛍の飛び交う季節になると花開く趣のある花,ホタルブクロ. 鎌倉おんめさま(大巧寺)の小径横で八重ドクダミとともに見事なアンサンブルを見せてくれていました. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/06/03/235240 江戸時代から第二次大戦…

ほたるぶくろ(蛍袋)1 早足で鎌倉の街の花々を見て回った5月末.最も美しいと感じたのは,おんめさまのホタルブクロと八重花ドクダミ.ホタルブクロは,花もなかなか趣がありますが,蛍袋という名前により引かれた記憶があります.語源説はいろいろ.いずれにせよ,蛍が飛び交う時期に花を咲かせます.しかし,いつ頃から蛍袋と呼ばれていたのか?調べきれませんでした.少なくとも,和歌・俳句の世界では「蛍袋/ほたるぶくろ」は,戦後使われるようになったようにも---

散歩がてら,早足で鎌倉の街の花々を見て回った5月末の日. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/05/30/235722 https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/05/31/222103 最も美しいと感じたのは,おんめさま(大巧寺)のホタルブク…

ゼラニウム / ペラルゴニウム 5月末の鎌倉.街中で見かけた花たちで,アジサイ・ドクダミに次いで多かったのがゼラニウム.ゼラニウムという名前は,以前属していた属名ゲラニウム(ゲンノショウコなどのグループ)」からで現在はフクロウソウ科ペラルゴニウム属.ゼラニウムの仲間の園芸品種はいくつかのグループに分けられ,イギリスでは大きく分けただけでも8グループに.イギリス人の強い思い入れを感じます.

5月末の鎌倉.街中で見かけた花たちで最も目立ったのはやはりアジサイ.そして数としてはドクダミの花. https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/05/30/235722 https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2021/05/31/222103 その次に多かっ…

ペラペラヨメナ(源平小菊,エロリゲン) はじめは,ハルジオンかヒメジョオンかと思ったのですが,赤い花が混ざっている-- PictureThis の回答はペラペラヨメナ.源平小菊,エロリゲンとして市販もされているとのこと.1949年に京都で採集=「侵入」しているのが発見され,今では関東以西に「移入分布」していることが確認されています.欧米でもわざわざ植えられることがあるようです.というより,庭園に役立つ植物と認定されている.例えばワールドカップ会場のコンクリートテラス.

鎌倉の街で一昨日出会った花たち. yachikusakusaki.hatenablog.com yachikusakusaki.hatenablog.com 初めてのものも数多く新鮮でした.その中から,幾つかについて調べ,話題にしていこうと思います. 今日は,ペラペラヨメナ. はじめは,ハルジオンかヒメ…

鎌倉5月末 街中の花々(1) 散歩方々,鎌倉の家々の玄関先や垣根を彩る花々を見て回りました. 途中,鶴岡八幡宮境内,おんめさまの小径を通り,写真を撮りながらの1時間ほどの行程で,50種近い花々に出会いました. 画像をただただ掲載します.

5月も終わろうとしている午後. 散歩方々,鎌倉の家々の玄関先や垣根を彩る花々を見て回りました. 途中,鶴岡八幡宮境内,おんめさま(大巧寺)の小径を通り,写真を撮りながらの1時間ほどの行程. 50種近い花々に出会いました. 画像をただただ掲載しま…

オレガノ2 ネット上にある沢山の解説の中から,「オレガノの使い方」グーグル検索で上位の三つのサイトを簡単にまとめてみました.イタリア料理でよく使われるイメージですが,アジアや南米でも広く使われています.乾燥させた方が香りが強くなる珍しいハーブ.スッキリとした芳香が特徴で,わかりやすく香りがつきます.トマトやチーズを使う料理には特に良く合います.いつもの料理になにかアクセントをプラスしたいときにはオレガノがおすすめ.

オレガノ2 花壇の片隅に植えても愛らしい花が楽しめるオレガノ. オレガノ | 薬草データベース 生葉の香りはバジルやローズマリーほどはっきりしていません. しかし,ドライのものは料理を引き立て,ふだんあまりハーブを用いない私としては使用頻度が高い…

オレガノ1 シソ科はハーブの宝庫.オレガノもシソ科オレガノ属のハーブで,花もなかなかかわいらしく楽しめます.名前はギリシャ語のoros(山)とganos(喜び)に由来.悲しみを追い払うため,新郎新婦にオレガノの小枝をかぶせていたとか.ローマ時代の美食家アピシウス(紀元前一世紀?)「おいしいソースには欠かせないスパイス」. アメリカでは料理よりむしろ薬として使われていましたが,第二次大戦後一気にポピュラーに.

前回まで取り上げてきたミントは,シソ科Lamiaceaeに属します. シソ科の学名Lamiaceaeは,オドリコソウ属Lamiumを“タイプ属”としたためつけられた名前. 英語ではthe mint family(ミントファミリー),deadnettle family(ヒメオドリコソウファミリー)も…