草花/樹木/作物/季節・ガーデン

elderberryとして広く知られているニワトコ.「ハリーポッター」にでてくる魔法の杖(「死の杖」「宿命の杖」)は,ニワトコでできている---- 別の見方をすれば,欧米でelder treeを知らない者はほとんどいないということ.日本では古事記,万葉集にニワトコの古名「やまたづ」が登場し,迎えの枕詞として使われます.万葉集では古事記の伝承をもとにした衣通王の詠んだ歌として紹介されています.ここで言う「古事記の伝承」は,兄妹の道ならぬ恋を描き,最終的には自死してしまう悲しい物語.

欧米では,elderberryとして広く知られているニワトコ. セイヨウカンボク - Wikipedia セイヨウニワトコの実はジャムからサプリメントとして利用されているようですが,最近では「Elder Wand ニワトコの杖」の名前がよく知られていますね. 世界中で大ヒッ…

美しい赤い実をつけるガマズミ属.そのすぐお隣さんにニワトコ属.その実はelderberryと呼ばれています.英語サイトの宣伝文句は「美味しいエルダーベリージャムやワイン,パイから,効果的で自然なインフルエンザ対策まで,エルダーベリーは非常に有益な植物です」インフルエンザ対策??アメリカでは怪しげな説も流布.また,未熟な実は毒性があるようですが.日本に生育しているエルダーベリーがニワトコ.万葉集,古事記にも登場します.「ヤマタヅ」として.この話題は明日.

美しい赤い実をつけるガマズミ属(ビバーナム Viburnum)の植物たち. yachikusakusaki.hatenablog.com セイヨウカンボク - Wikipedia ガマズミ属が属するレンプクソウ科は,小さな科で三つの属で構成されていますが, https://www.mdpi.com/2223-7747/9/9/1…

先日,鎌倉海蔵寺で,きれいな赤い実をつけた小さな植栽ガマズミに出会いました.同じ仲間の中でも,特にきれいな赤のように見えます.サンゴジュも子供の頃思っていたよりずっと美しいと最近再発見していましたが.我が家にあるビバーナム・ティヌスも同属.こちらの実は赤くなりませんが,地味ながらよくみると美しい.同じく同属のセイヨウカンボクはとても美しい実をつけ,ウクライナ,ロシアでは特別な意味を持つとのこと;少女の愛と優しさの概念の象徴,美しい乙女の情熱的な愛を象徴----

先日,鎌倉海蔵寺で,きれいな赤い実をつけた小さな植栽に出会いました. 調べてみると,ガマズミ. 庭木としても広く植えられていると聞いていながら,名前を一致させて見るのは初めて. 同じ仲間の中でも,特にきれいな赤のように見えます. そして,今日…

今日はクヌギの近縁,栗.古事記での記載のみを簡単に.「三栗」/万葉集と同じく,「中にかかる枕詞」として「三栗(みつぐり)」が二つの歌謡の歌詞に使われています.“三つ並ぶ栗の実の その中ほどあたりの枝の 色づいたつぼみのごと 美しく輝くおとめよ” 「栗の林」/まぐわうことも叶わぬでの,それを悲しんで歌を賜ったのじゃった.“引田の 若い栗の生えた林よ 若いうちに 連れ出し共寝すればよかったに”

植物を追って古事記を読み進め,このブログに載せてきました. 古事記/植物 (67) 昨日は,イノシシを追って,クヌギに行き着いてしまいました. 「臥猪の床」として平安時代以降,和歌などに取り上げられたイノシシ.“恐ろしき猪のししも、「ふす猪の床」と…

鎌倉海蔵寺の萩は残念なことに,ほとんど散っていました.それでも青空をバックに見上げた枝は,なかなかの迫力.万葉集で最も多く取り上げられている萩は『さ雄鹿』『雁』『露』などと合わせて詠まれていて多彩.一方 花札でよく知られている「萩と猪」は江戸時代後期に好まれた画題.猪が萩などを倒してつくる寝床を「臥猪の床」といい,和歌などにも詠まれる定番の組み合わせでした.ただ「臥猪の床」は,必ずしも萩である必要はありませんでした.萩を描きこむことでより華やか絵柄として定着したように思われます.

10月だというのに暑い1日. まだ,萩は咲いているかな?と海蔵寺へ. 予想通り,そして残念なことに,ほとんど散っていました.それでも青空をバックに見上げた枝は,なかなかの迫力. 万葉集で最も多く取り上げられている花,萩. 真葛原 靡く(なびく)秋…

クヌギ (櫟・橡・櫪・椚・椢)/ ツルバミ 子供の頃拾ったドングリは,ほとんどコナラ.どこにでもあるとされているクヌギは,私の狭い活動範囲では見られませんでした.しかし,狭義のドングリはクヌギの実を意味します.染料,食用,糊料,薪炭,シイタケ培養原木と用途の広いクヌギは広葉樹の代表選手ですね.万葉集では衣服の色または染料としてのクヌギ=ツルバミが詠われています.紅は うつろふものぞ 橡の なれにし来ぬに なほしかめやも  大伴家持 

ドングリの季節ですね. 私が子供の頃拾ったドングリは,ほとんどコナラ.当時は,植物名は知らず,これこそドングリだと思い込んでいましたが. どこにでもあるとされているクヌギは,子供の頃の狭い活動範囲には見られず. マテバシイは遠くのお寺の境内に…

英勝寺の駐車場で立派なススキを見たことを思いだし,出かけてみましたが,残念なことに,今年の花穂はやや貧弱. ただ,英勝寺前の線路の路肩にススキの大群が自生していて,キラキラ耀いた花穂は青空に映えていました.雑草と思うと実にやっかいな相手ですが,こうしてゆったりした気持ちで眺めると,他の花にはない美しさを感じます.

昨日にもまして秋晴れの日. 英勝寺の駐車場で立派なススキを見たことを思いだし,出かけてみましたが,残念なことに,今年の花穂はやや貧弱. ただ,英勝寺前の線路の路肩にススキの大群が自生していました. 線路内には入れませんが,土手から花穂を見上げ…

10月はじめのおんめ様(鎌倉大功寺).今日,秋らしさをいちばん演出していたのは,本堂横のススキ.葉が細い品種で多分園芸品種のイトススキ.白い斑が横に入ったタカノハススキも.小径で今一番目立っているのはムラサキシキブ(多分コムラサキ)ですが,白い実をつけているシラタマコシキブも一株.秋らしさを感じさせる木の実たちは他にも:ヤマブキとルウメモドキの実.キンカン,ザクロ.そして椿が早くも一輪花をつけていました.

3週間ぶりにおんめ様の小径へ. 若宮大路側の門の横では,ムラサキシキブ(コムラサキ)が迎えてくれます. 前回訪れたときに美しく装ってくれていた花たちの多くが盛りを過ぎ,秋の深まりを感じさせてくれるようになって来ました. 秋の代表的な花,ハギ. …

庭は雑草園.今年は,例年以上に元気に大きく育ってくれて,げんなり.初めて花をつけた雑草も現れました.多分アメリカイヌホウズキ.ホウズキ・ナスの名前を持つ沢山の外来侵入植物の一つ.雑草仲間で今一番目立っているのがイヌタデ.フジバカマと競争して背丈1.5メートルのなったものも.

今年の夏は,雨の日が多く,晴れた日は暑かった. 雨の日は庭仕事ができない.暑ければ庭仕事をする気にならない. 従って--- 必然的に?庭は雑草園.今年は,例年以上に元気に大きく育ってくれて,げんなりします. そして,今まで花が咲く前には取り払って…

赤い実をつけた樹木に連続して遭遇.PictureThisはトキワサンザシと教えます.サンザシの仲間?調べてみるとサンザシとは別の属トキワサンザシ属で,属名ピラカンサで呼ばれる人気の植栽.先日出会ったヒトシベサンザシはサンザシ属で英語名はcommon hawthorn.ホーソンはイギリスではポピュラーな植物で文学にも頻繁に登場しますが,和訳するとサンザシになります.

今日は,気温はかなり上がったものの,蒸し暑さはなく,風もある.表現としてはこのようになるのでしょうか? 「過ごしよい残暑の1日」 そんな中,届け物で外出.道ばたで連続して赤い実をみつけました. 写真では色が違うように見えますが,同じ植物である…

台風の天気予報下,雨がやんでいるのを見計らってパンを買い求めに.途中の高級フラワーショップには秋の花たち.センニチコウ,ケイトウ,ツルハナナス,ユーパトリウム---.道を隔てた歩道に植えられた木々の秋の新芽は,雨上がりでなかなか美しく見えました.クスノキ,エノキ,ヤマモモ.

天気予報は台風.とはいえ,午前中,曇り空ながら雨がやんでいました. これ幸いとパン屋さんへ.途中のお花屋さんが楽しみの一つ. 秋の花たちは,落ち着いた感じがします. この店は高級店.いい花がそろっています.誰が買い求めるのか?という高値の花木…

青空が見えた午後.思い立って妙本寺へ.総門から一番奥の祖師堂まで,かなりの距離がある,鎌倉としては大寺院. 日蓮宗最古のお寺で,開祖は日蓮.しばらく進むと右手は鬱蒼とした森.持国天と多聞天を安置した二天門をくぐると正面が祖師堂.右手には大銀杏.子供の頃銀杏拾いをしたのはこの木だったかしら.遊んだ思い出がある裏山のハイキングコースは,何年も通行止めとか.残念.

今日は雨が上がった1日. 買い物を済ませて休憩をとりながら空を見上げると,雲は残っているものの,その青さは紛れもなく秋.重い荷物を背負いながれ,思い立って妙本寺へ. はじめに出会う建物は総門. 総門から一番奥の祖師堂まで,かなりの距離がある,…

秋の長雨.ただ,昨日は一瞬の晴れ間も見えて,昼前に鎌倉海蔵寺まで.山門の手前.ハギで埋め尽くされていて,二三分咲きといったところでしょうか.赤花が主で,一株白花も.本堂横の株は赤と白のツートンカラー.初秋の海蔵寺. 萩の他にもかわいらしい秋の草花を楽しむことができました.シオン,リンドウ,ホトトギス,コムラサキ---

関東地方は,今日も雨.これから夜半にかけて更に強まるという予報ですが---. 秋の長雨です. ただ,昨日は一瞬の晴れ間も見えて,昼前に鎌倉海蔵寺まで.春,そして秋も深まった頃は良く出かけていたのですが,この時期は初めて. 山門の手前.ハギで埋め…

秋みつけにおんめさまへ.小径にはこのムラサキシキブ(コムラサキ)が沢山植えられていて,秋を感じさせるしかけでしょうか.他にも沢山の秋の花が.15種類をカメラに収めてきました.タマスダレ.一輪だけ咲いていたハギ.キンミズヒキ,ザクロ,シュウメイギク----.おんめ様を出た八幡通.段カツラの半分色づいたサクラはなかなか見事でした.

今日はおんめ様へ秋みつけに. 沢山の花々に出会うことができました. 秋を代表するムラサキシキブとホトトギス. 小径にはこのムラサキシキブが沢山植えられていて,秋を感じさせるしかけ? ムラサキシキブと書いてきましたが,本当の名前はコムラサキだと…

長い秋雨の合間,束の間の青空の下,ジンジャーリリーに黒いアゲハ.前翅の薄く透き通ったような白も素敵なチョウです.すがすがしい気分になって,外出.目的地はいつもの英勝寺.道すがら,道路沿いの家々の花を楽しみつつ.穂を出したばかりのススキ.仏殿を背景にサルスベリ.シュウメイギクにヒオウギの実(ぬばたま).ハギの花がチラホラ開きはじめています.秋を告げているようでした.

今日は,久しぶりに青空と太陽を見ました. 束の間でしたが,いいものです. 虫たちもうごめきはじめ--- ジンジャーリリーにアゲハが到来. バックの白い花と黒とのコントラストも見事.前翅の薄く透き通ったような白も素敵なチョウです. 黒いアゲハと言え…

シャンシャンボ.漢名「南燭」 「日本のブルーベリー」あるいは「ワイルドブルーベリー」とも.植物分類では,節の段階で一般のブルーベリーとは分かれていますが,花はブルーベリー似.実は甘酸っぱくておいしいとのこと.古名「さしぶ」 つぎねふや やましろがはを かはのぼり わがのぼれば かはのへに おびだてる さしぶを さしぶの木(古事記) 

「日本のブルーベリー」あるいは「ワイルドブルーベリー」等と称して親しまれる木があることを知りました. シャンシャンボ.漢名「南燭」 関東地方には少ないせいあり(単に植物に疎いだけ?),見たことも,聞いたこともありませんでした. 「関西には普通…

オミナエシは昆虫たちを呼び寄せる花でもあります.昨日今日は,沢山のハチがやって来ていました.スズメバチの仲間,ドロバチの仲間---.チョウは色,ハチは匂いを主に見分けてやってくるとか.人間にはあまり心地よくないオミナエシの匂いをハチが好んでいるのでしょうか?咲き始めたばかりのフジバカマにいたのはヤマトシジミ.シジミチョウは育ち盛りのクモの絶好の獲物.キアゲハもやって来ました.我が家のパセリの幼虫は可哀相ですが今年は駆除させてもらいましたが.

7月から咲いているオミナエシ. 大好きな花です.そして,昆虫たちを呼び寄せる花でもあります. 昨日今日,沢山のハチがやって来ていました. (花アブが混じっていたかもしれません) ハチの種類は私にはよく分かりませんが--- 多分スズメバチの仲間.キイ…

ブルーベリー  梅沢富美男と東野幸治のまんぷくメシ! 「ブルーベリー 〜東京都 国分寺市・立川市〜」を視聴.今日は番組の中で,気になった点を2つとりあげ,ちょっとだけ調べてみました. 1. 日本での収穫量日本一は東京  2. ピンクでもブルーベリー?

久しぶりにNHk「まんぷくメシ」を視聴. 梅沢富美男と東野幸治のまんぷくメシ! 「ブルーベリー 〜東京都 国分寺市・立川市〜」 後ほど内容をお伝えしようかと思っていますが--- 今日は番組の中で,気になった点を2つとりあげ,ちょっとだけ調べてみました.…

夏,恒例の霊園.この時期咲いている花は,アベリアとサルスベリ.写真に写り込んでくる木々が立派なことに改めて気付きました.片っ端から写真を撮って,PictureThisで同定.知っている植物はほんの少し. 半分ほどは,名前も初めて.ヤマモモ,ヨーロッパブナ,アメリカハリグワ,クスノキ,リギダマツ--- お墓の背景の斜面だけで12種の木々が植えられていました.まるで植物園.管理者の熱意を感じます.

毎年8月,恒例の霊園へ. やや涼しかったので,思い切って母親連れで. この時期咲いている花は,アベリアとサルスベリ, マツムシソウ目 Dipsacales,スイカズラ科 Caprifoliaceae,ツクバネウツギ属 Abelia,アベリア フトモモ目 Myrtales,ミソハギ科 Lyt…

今日もまた,買い物ついでに足をのばして日朝さま(大覚寺)へ.お目当てはサルスベリ.先日来たときにはまだ三分咲きでしたが--- 書院横の2本は,ほぼ満開. 書院が改築中で雰囲気にややかけますが,夏の花代表といった趣きで見事に枝を伸ばしています.

夜半に降った雨も上がって,昨日に続いて今日も晴れ. 一頃の暑さは和らいだ気もします. 今日も,買い物ついでに足をのばして日朝さま(大覚寺)へ. お目当てはサルスベリ.先日来たときにはまだ三分咲きでしたが--- 途中,八幡通の花壇のマリーゴールド.…

この長雨の中.季節感は全て吹っ飛んだ感じ.でももうすぐ秋. 最も律儀に秋を知らせてくれるのはフジバカマ.まだ蕾です.もうすぐ一つ二つ咲き始めるでしょう.セイヨウフジバカマ(ユーパトリウム),オミナエシは7月から咲き始めていて,秋の花とは言い難い.栄養系トレニアは夏の間中,元気に咲いてくれて,この花なしには我が家の玄関横は寂しくなるでしょう.そして,今年,玄関横に初登場のクレマチス篭口.毎日,何度も見ているのですが,飽きません.

今日は,基本曇り空.雨は時々パラパラと. お盆も過ぎると,暑さの中にも秋を感じるものですが,この長雨の中.季節感は全て吹っ飛んだ感じ--- 8月半ばを過ぎて,もうすぐ秋のはず.実感はありませんが. 植物たちは季節を忘れません. 我が家で最も律儀に…

関東は,断続的ですが3日間降り続いています.雨が降り始める前日の夕方,買い物ついでに,またまたおんめ様と日朝さまへ.趣のある風情のオミナエシとワレモコウ.真夏ですが,秋らしさも感じさせてくれる花シュウメイギク.愛らしいタイワンコマツナギ,ハナトラノオ.初めて出会ったヤナギハナガサは南アフリカ原産のバーベナで,北海道から九州まで広く野生化しているそうです.今の季節の定番ムクゲたち.サルスベリは5分咲きといったところでした.

おんめ様のオミナエシとワレモコウに会ってきました. 去年,初めて出会ったときに比べると,ややバランスが悪いように思いましたが,趣のある風情を楽しむことができました. 西日本は大雨.関東は,断続的ですが3日間降り続いています.雨が降り始める前日…

トウガン 夏の時期のトウガンも,美味しく頂くことができますが,寒くなってきたころ食べるアツアツのだしを利かせた冬瓜は格別.夏野菜なのに冬瓜.夏に収穫して冬食べるのが定番.この驚異的な保存性の高さはツルツルした皮のおかげとのこと.

お弁当にトウガン(冬瓜)の煮付けが,ほんの少し添えられていました. 寒くなってきたころ食べるアツアツのだしを利かせた冬瓜.その美味しさは他に類を見ないものですが,この夏の時期のトウガンも,美味しく頂くことができました. トウガンの収穫時期は7…

雨上がりの青空の下.きれいに巣を張った小さなクモが所々に.清少納言が褒めた水滴のついたくもの巣ではありませんでしたが,キラキラと耀いた糸は澄んだ空気の中で映えていました.このくもの巣の主は,ジョロウグモ?コガネグモ? いずれにしろ,篭口の花の観賞を邪魔しないかぎり,しばらく居すわらせてあげようかと思っています.

昨日夜半から本格的に降っていた雨は明け方にはあがって,今日は抜けるほどの青空. 暑いというより熱いと書き表した方がいいようなジリジリした陽ざしですが--- 青空はいいものです.地上の煩わしさを一瞬忘れさせてくれます. きれいに巣を張った小さなク…

日本でも人気のスイカ.一時期ほどではないかもしれませんが,ネット上の好きな果物ランキングでは,10位以内はキープ.「西瓜」の初見文献は南北朝末期ですが,江戸期にヨーロッパから伝播し,元禄以降,徐々に人気に.現在の栽培品種は,主にアメリカ渡来の品種から選抜されて出来あがったもの.「祭ばやし」「縞王」「味きらら」----西瓜をくおう 西瓜のことをかんがえると そこだけ明るく 光ったようにおもわれる はやく 喰おう

スイカは人気の果物 4000年前にエジプトで栽培されていた西瓜. 現在は世界中で食べられていますが,日本でも人気の果物. 夏の日,冷えた西瓜を囲む食卓は,うきうきした気持ちに満ちているように思います. すいかを喰おう 八木重吉(貧しき信徒) 西瓜を…

スイカの歴史〜赤いスイカができるまで  4000年前のエジプトの墓に描かれたスイカ.水分貯蔵が主な目的で栽培されたと考えられています.紀元前400年〜紀元500年頃,アフリカ北東部から地中海に広まり,200年頃には甘い果物の仲間に分類されました.この頃のスイカは黄色っぽいオレンジ色.赤いスイカの絵が最初に登場するのは11世紀アラビアの書物と考えられます.スイカの赤い色の遺伝子は,糖度を決定する遺伝子とペアになっているため,糖度を元に選抜した結果かも知れません.

現在のスイカに最も近い野生種は,アフリカスーダンの「コルドファンメロン」であることが明らかにされました. yachikusakusaki.hatenablog.com この系統の野生種から,古代エジプトで栽培種が選抜され,墓に描かれることになります. https://academic.oup…

スイカの起源はスーダン「コルドファン・メロン」 栽培種スイカの原種についてははっきりした証拠が見つかっていませんでした.長い間南アフリカ起源説が受け入れられてきましたが,エジプトでの栽培は南アフリカより古く,約4000年前に始まるとされ,エジプトに近い地域の野生種スイカが,現在の栽培種の起源である可能性が高いと考えられました.そして,つい最近の遺伝子研究から,スーダンの「コルドファン・メロン」が,スイカに最も近い野生の系統であることが,明らかになりました.

スイカ(Citrullus lanatus)は、世界で広く栽培されている果物で、1,000以上の品種があるとされています. 大昔から栽培されていて,リビアの先史時代の遺跡「ウアン・ムフギアグ」から野生のスイカの種子が発見されています.また,古代エジプトのファラオ…

ささがに(細蟹・笹蟹) ヒメノカリス属(スパイダーリリー)を「ササガニユリ属」と命名したセンスのよさに感心.再び取り上げました.ササガニは「蜘蛛の異名」ですからササガニユリは「スパイダーリリー」の直訳.蜘蛛のイメージの悪さ(人間の勝手な思い込みで蜘蛛に責任はないのですが---むしろ人間に益をもたらすことの方が多い)をうまく回避しているように思います.風吹けば まづぞ乱るる 色かはる 浅茅が露に かかるささがに

鎌倉おんめ様で,初めて出会った花ヒメノカリス・リットラリス. Hymenocallis littoralis 再び今日取り上げたのは,ヒメノカリス属を「ササガニユリ属」と命名したセンスのよさに感心したため. 以下,鳥居正博「古今和歌歳時記」(教育社)に依りながら-- …

7月のこの暑い最中でも,鎌倉おんめ様では,境内の花が,小径を行く人びとを楽しませてくれます.ムクゲ,ハマボウ,ヒメノカリスの他,コムラサキとオミナエシ.シュウメイギク,ガマ,ハス,ユウスゲ,そしてオカトラノオ.ユウスゲとオカトラノオは初めて名前を確認しました.オカトラノオ,なかなかいい名前です.命名者もこの花が好きでつけたような気もします.勝手な推測ですが.

今の季節に,鎌倉おんめ様に咲く花として,ムクゲ,ハマボウ,ヒメノカリスを取り上げましたが,他にも沢山の花々に出会うことができます. 7月のこの暑い最中,ありがたいことです. 以下,画像と共に掲載しておきます. コムラサキとオミナエシ. シュウメ…

スパイダーリリー  おんめ様で初めて出会った花.PictureThisは,ヒメノカリスリトトラリス と判定.改めて調べてみるとHymenocallis littoralisで,そのユニークな姿からスパイダーリリーと呼ばれているとのこと.spider lilyはヒガンバナを指すこともありますが,もともとは,このヒメノカリス属の植物を指していたのかもしれません.和名ササガニユリの細蟹・笹蟹は蜘蛛の異名とのこと.なお,ハマユウ属,ネリネ属の植物もspider lilyと呼ばれることがあるそうです.

鎌倉おんめ様で,初めて出会った花. 珍しい形ですが,白が映えてなかなか美しくもあります. PictureThisは,ヒメノカリスリトトラリス と判定. 改めて調べてみました. NHK趣味の園芸では ヒメノカリスとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版 ヒ…