昼すぎに,隣の小さな児童公園に出てみると,コンクリートの塀との合間に黄色い花が.タンポポかと思いましたが,花も葉もやや違う.
多分ハルノノゲシ.こちらも咲きはじめるのは春です.
鎌倉でちょっとした用事があったのですが,後日ということにして,ご近所で春探しをすることにしました.
強い味方,PictureThisで確かめながら.
まずこの児童公園には---
タネツケバナの花.そしてサンゴジュの芽.切り株から出てきているので,萌芽更新の初期の芽にあたりますね.公園課の職員さんが手入れしたのに,このままでは,今年はかなり伸びてしまいますが---.
(前回見た時,セグロセキレイ?と記載したものと同種.ハクセキレイとセグロセキレイの見分け方,改めて調べてみました.)
路地を少し入った,別の小さな公園には,キンモクセイが植えられていて,美しい芽を出していました.
その先の小さな寺院のツワブキ.冬の花は,タンポポのような種になっていて,一部は既になくなっていました.風にのっていったのでしょう.
葉ぼたんは,春の日を受けて,薹がかなり高くたっていました.
空き地をかなり広範囲に占領していたのは,ホトケノザ.はじめに児童公園で見たものはまだ蕾でしたが,こちらは既に開花.
春の野のなづな清白(すずしろ)花に咲けど仏の座こそあはれなりけれ 尾山篤二郎 平明調
仏の座石をめぐりてはな咲けり唇形(しんけい)ひらくさまも羞(やさ)しく 生方たつゑ 浅紅
なにもかも私の籠に摘みたくてナズナ・スズシロ・修羅・ホトケノザ 田中あつ子 寒昴
https://www.researchgate.net/figure/Phylogeny-of-Lamiales_fig4_333184758