青空につられてぶらぶら歩き1.妙法寺の近くで黄花の群生(多分キクザキリュウキンカ)・ハクセキレイに出会いました.寒さは続いていますが妙法寺の境内には春の気配が充ちていました.紅梅,白梅,同じく紅白の椿.そしてキジバト.大好きな苔階段は冬の装いでしたが,杉の木漏れ日に彩られていました. 苔階段緑浅きを杉の木が影かけ彩る二月(きさらぎ)の午後

朝から夕方まで晴れた1日.久しぶりです.

青空につられて,昼過ぎから夕方まで,鎌倉をぶらぶら歩きしてきました.

コースは妙法寺光明寺材木座海岸.そして,帰途,妙本寺に立ち寄りました.のんびり歩いた道中記録を書いてみます.

今日は,妙法寺まで.この一年で何回目の参拝でしょうか.

 

 

妙法寺の近くの逆川の汀に,黄色い花が群生していました.

鎌倉の旧市街の真ん中を流れる川は滑川と言います.この川につながる小さな川には,それぞれ名前がつけられていています.

鎌倉の川は近年,浄化が進んでいて,特にこの逆川は「ふるさといきものの里100選」に指定されているとか.私は知りませんでしたが---http://ikimono100.seesaa.net/article/116285522.html

 

黄色い花は,おそらくキクザキリュウキンカ(ヒメリュウキンカ キンポウゲ科).なかなか美しい花ですが---

ヨーロッパ原産で,日本に移入後,逸出が見られているとのことです.

https://www.tokyo-shoyaku.com/ohana.php?hana=262

 

妙法寺のすぐ近くで小径を歩くハクセキレイに出会いました.

セキレイの仲間では,近年,最も繁殖しているとのことです.

 

https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/4610.html

ハクセキレイの急激な増加に比較して,セグロセキレイキセキレイが急激に減少しています。永年「キ」と「セグロ」ですみ分けていた河川沿いの水際が「ハク」に浸食され、追いやられているようです。今後が気になります。」

 

妙法寺は,護良親王の皇子である日叡によって,日蓮上人が草庵を結んだ場所に建てられたとされています.

 

まだ寒さが続いていますが,境内には春の気配が充ちていました.今日の太陽の光が,そう感じさせたのでしょう.

 

 

 

そして,私の大好きな苔階段.

 

苔階段からさらに上がったところにある護良親王の墓(鎌倉宮にもありますが---).

ここから見る見晴らしはなかなかのものです.「春がすみ」がかかっているようでもありましたが.

 

 

苔階段緑浅きを杉の木が影かけ彩る二月(きさらぎ)の午後

 

(短歌を詠み始めました.始めて一ヶ月ほどの昨年二月の歌です.この頃の方が自然に詠めていました---現在はかなり苦戦しています)