何回出かけても,ゆったりした気分にさせてくれる,良いお寺です.梅雨空の下の季節の花々と山の緑の写真を掲載します.
妙法寺は,ぼんやりしていると通り過ぎてしまうかもしれない場所にありますが,鎌倉に来たら,是非立ち寄って欲しいお寺です.
それほど広くない庭ですが,いつも季節の花が迎えてくれます.
この日,見頃の花は,仁王門に通じる参道横の半夏生と紫陽花.バランスが見事.見応えがありました.
それほど大きくありませんが,なかなか立派な仁王像だと思います.
妙法寺と言えば苔階段.夏木立に見守られた,ひっそりとしたたたずまいは最高です.
鐘楼を覆う緑は,今の季節ならでは.清々しい森です.この日はここまでで下りましたが,裏山はさらに続いていて,眺望も楽しめます.
今の季節,妙法寺ほど花はありません.花を楽しむならば枝垂れ桜と山茶花の季節に訪れるとよいかと思います.
仏様の名前は分かりませんがとても好きなお像です.
花があまり多くない中,この紫陽花の青は見事でした.
墓地の予定地か,空き地があって,野の花たちが一面に咲いていました.お寺としては珍しい.モンシロチョウが喜んで飛び回っていました.
お堂の上の山の中腹に,花を咲かせている樹木がありました.遠景で花の詳細がわかりません,ミズキまたはクマノミズキ?
葉の白き半夏生見んと誘はれて夏日傾く古寺に来ぬ 島田修二 東国東昏
枝ごとに吹かれゐる水木の白き花ひとつの谷をへだてて見ゆる 遠山光栄 青螺