曇り空の中,一昨日に出かけた鎌倉安国論寺.
安国論寺 - 鎌倉市観光協会 | 時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~
日蓮聖人を開山として創建.ここも妙法寺と同じく松葉ヶ谷法難の跡と伝えられる.日蓮が鎌倉にきて初めて道場とした岩窟がこの寺がつくられるもととなり,「立正安国論」もこの岩窟で書かれたという.この場所に寺ができたのは日蓮の弟子日朗が岩窟のそばに建てた「安国論窟寺」が始まりで,のちに安国論寺とよばれるようになったといわれる.
緑の多いお寺です.
寺院の建物を囲む緑の多さは,航空写真ではっきり分かりますね.
本堂前の熊王殿の横の,かなり急な石段を登ると,「富士見台」「鐘楼」「南面窟」を経て.裏山をぐるっと回れます.15分ほどの行程.
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富士見台からの眺望.
旧鎌倉の町並みは,木々に阻まれて半分ほどしか見えませんが,遠く稲村ヶ崎まで見渡せます.よく晴れた日には富士山も見えるのでしょう.実際に見たことはありませんが.
富士見台
【公式】 松葉ヶ谷霊跡 日蓮宗 安国論寺 – 宗祖日蓮聖人以来の歴史と伝統を誇る緑豊かな古刹
熊王殿脇の急な石段を登ると,富士見台があります. 鎌倉駅付近から由比ガ浜海岸まで一望でき,遠くには伊豆半島や大島も見え 晴れた日には富士山も望めます. 日蓮聖人もここで,富士山に向かってお題目をお唱えになったと言われています. そのまま尾根伝いに進むと,「立正安国の鐘」がある鐘楼があり,さらに進むと南面窟に至ります.本堂を起点に 富士見台~鐘楼~南面窟,そして本堂へと戻る周回ルートは,宗祖の往時を偲ばせる小径で一周約15分です.
途中に,どんぐりの木が何本かあって,実が沢山落ちていました.
いつまでたってもドングリの木の種類が見分けられません.これはコナラでしょうか?
鐘楼は,この山道の途中にあります.
下る途中には,雑草に覆われた一角も.
イノコズチとアザミ.
アザミの種の区別がつきません.春に咲く野アザミでないことは確か.モリアザミ?ノハラアザミ?
わがあゆむ山の細道(ほそぢ)に片よりに薊しげれば小林(おばやし)なすも 斎藤茂吉 つゆもじ