11月に入って4日目.「秋も深まってきているはず」
と思い,「秋深き」「秋ふかみ」を詠んだ短歌を取り上げるつもりでしたが---
今日は,11月としては,記録的な暑さ!
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2023/11/04/25960.html
そんな暑い晩秋の日でしたが,鎌倉妙法寺まで秋みつけに行って来ました.
妙法寺へ行った時は,近くを流れる逆川の流れのほとりの雑草を眺めるのが習慣になっています.
今日見つけたのはシロバナイヌタデ(多分).
まだカラスに食べられていない柿.
妙法寺の山門(惣門/総門)の手前にタカサゴフヨウ(ヤノネボンテンカ).
ハギは,最後に残った一花.フヨウの花も僅かしか残っていませんでした.
ノコンギク(多分 ヨメナとの違いがよく分かりません)もそろそろ終わりかけているように見えました.ツワブキはこれから.
センリョウが美しく色づいてきています.
サネカズラ(ビナンカズラ).こちらも見事.
サザンカの隣にはタイワンリスが.一見,花を食べているように見えましたが---
群生したほととぎす.クマバチが蜜を吸いにきていました.
仁王門,苔階段,鐘楼.
護良親王墓がある裏山から.ちょうど曇ってしまい,見晴らしはイマイチでしたが,木々も紅葉し始めていて,秋らしい眺め.
仁王門の前に,ノハラアザミ(多分)が咲き乱れていました.
わがあゆむ山の細道(ほそぢ)に片よりに薊しげれば小林(おばやし)なすも 斎藤茂吉
すぎにたる汝(なれ)をおもへばこの道のあざみの花も見過ごしがたき 木俣修 歯車
もの思ひし頃に知りたるあざみにて棘の痛みを試しなどして 福田栄一 みなづきふづき