鎌倉妙法寺へ行って来ました.休日の散歩コースの一つですが,およそ一ヶ月ぶりになります.
途中にある安養院は,ツツジでよく知られたお寺で,大きな株が境内いっぱいにあります.
逆川沿いの道を通りました.小さな清流の土手にはスイバが元気に花を咲かせていました.
白い花も沢山見えました.野生化しているクレソンでしょうか?
ヒメツルソバも群生していました.
妙法寺へ着いたときには曇っていたのですが,帰るときには晴れ間が.
本堂前のそれほど広くはない庭には,花々が所狭しと植えられています.
受付の方に名前を教えてもらったヤブデマリ.他所ではあまり見かけません.
本堂前を通って,
本堂横に出ると,
仁王門が見えてきます.楓の若葉の美しいこと.
そして,その奥が,苔階段.いつ見ても風情があります.苔階段と楓は,秋より今の方が見事です.海岸に近いせいか秋の紅葉が今ひとつなので.
苔階段の横にある石段を上ると法華堂があります.
法華堂の裏の山には藤の花が咲いていて,お堂の屋根の上を彩っていました.
さらに階段を上ったところにあるのが,日蓮上人の奥ノ院御小庵跡.
右手に山道を登っていくと,先ほど法華堂を彩っていた見えた藤の花がより近くに見えました.
その先にあるのが護良親王の墓.鎌倉には他にも護良親王の墓がありますが,妙法寺のものは,息子の日叡上人(妙法寺第5世)が建てたのではないかといわれています.
ここからは,稲村ヶ崎まで一望できます.見晴らしが良いときには富士山も.