食・作物 / 栄養・料理 / 食文化
シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ シソ目第十七回/シソ科第十二回 サルビア属(アキギリ属)1 料理に使われるセージ・チア/危険なサルビア 昨日取り上げたSalvia officinalis(common sage,一般的にセージと呼ばれる)は,料理…
シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ シソ目第十六回/シソ科第十一回. セージ(Salvia officinalis, the common sage) https://en.wikipedia.org/wiki/Salvia_officinalis 茎葉はビロード状の白色軟毛に覆われています. 花もとても…
シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ シソ目第十五回/シソ科第十回. ローズマリー Google ローズマリー 花 日本人にもよく知られるようになったローズマリー. 植物として育てたことはありますが,ハーブとしての使い方が私はまだよ…
シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ シソ目第十四回/シソ科第九回. オレガノ ハナハッカ Origanum vulgare https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_plant_code=537&num=2 料理への利用 ハーブ類の使い方…
シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ シソ目第十三回/シソ科第八回. タイム タチジャコウソウ Thymus vulgaris https://en.wikipedia.org/wiki/Thyme https://ja.wikipedia.org/wiki/タイム 日本の食品売り場に,多種類のスパイス&…
シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ シソ目第十二回/シソ科第七回. シソ 紫蘇 Perilla frutescens var. crispa 青じそは日本の香味野菜の代表といってよいでしょう. そして,梅干しにはなくてはならない赤じそ. https://ja.wikipe…
シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ シソ目第十回/シソ科第五回. バジル 欧米のハーブ類の中で,日本で最もポピュラーなハーブかと思います. 日本人に大人気のイタリア料理には欠かせません. 和名がメボウキ(目箒).種子はかす…
シソ目の植物について,簡単な解説を探してまとめるシリーズ. 今日は第五回. ゴマ シソ目ゴマ科ゴマ属 ゴマ Sesamum indicum https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴマ https://www.flavour-net.jp/supplier/koyamada/ゴマの実ができるまで/index.htm 日本人に…
キントラノオ目の植物を取り上げ,簡単な解説を探して掲載しています. 今日は アマ(亜麻) Linum usitatissimum キントラノオ目 Malpighiales,アマ科 Linaceae,アマ属 Linumの栽培種. 英語ではflax. 英語で他のアマ属植物と区別する場合にはCommon fla…
キントラノオ目の植物を取り上げ,簡単な解説を探して掲載しています. ビヨウヤナギ・キンシバイ・セイヨウオトギリ https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/06/16/235559 コカノキ・マンゴスチン・アセロラ https://yachikusakusaki.hatenablo…
キントラノオ目の植物を取り上げ,簡単な解説を探して掲載しています. ビヨウヤナギ・キンシバイ・セイヨウオトギリ https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/06/16/235559 コカノキ・マンゴスチン・アセロラ https://yachikusakusaki.hatenablo…
昨日取り上げたビヨウヤナギやキンシバイは, キントラノオ目 Malpighiales,オトギリソウ科. キントラノオ? ほとんど聞いたことがない植物名ですが,この目に属するキントラノオ科に因んで目の和名として採用されています. 目の学名Malpighialesは,キン…
今日は雨降りの1日かと思っていたら,日中は曇り空ながら,雨は降らず.少しの時間ですが,鎌倉英勝寺まで出かけました. 英勝寺の竹林は,いつ来ても落ち着いた気分にしてくれます.晴れた日はもちろん,梅雨空も似合います. 小径にキジバトを発見. よく…
メソポタミアを起源として古くから食べられていたレンズ豆ですが,日本人にはあまりなじみのない豆,レンズ豆(ヒラマメ). https://en.wikipedia.org/wiki/Lentil https://www.mame.or.jp/syurui/feature/syurui_14.html 日本では生産されず,輸入量も多く…
私は知らなかったのですが-- 英語のLensは,豆の形に由来しています. https://www.etymonline.com/word/lens Lens(n.) レンズ1690年代、「光線を調節するglass」、二重凸の形状の類推でラテン語のlens(属格lentis)「レンズ豆」に由来する。 https://jp.…
先日,浄妙寺へ出かけた際,滑川で沢山の鯉を見かけました. 滑川は,鎌倉の中央部の川で,八幡宮をすぎてしばらくすると,金沢八景に抜ける県道202に沿って流れます. 光の加減かもしれませんが,やや赤みがかったもの. 付近の方々が散歩の途中に餌をやっ…
梅の収穫の季節. わが家の梅の実は,すでに色づいてきています. かなりの老木で,幹が裂けてきていて,そろそろ寿命かと思いますが,まだ,毎年,かなり大きな実をつけてくれます. 品種は不明.豊後? 以前は,梅酒を作っていたのですが,収穫がおっくう…
世界のそら豆生産とそら豆料理 世界に目を向けると,そら豆(Vicia faba)の生産量は,豆類の中で7番目になります. そら豆は,大豆や落花生のように搾油に用いられることはありません.一部は飼料とされている品種もあるようですが,ほとんどが食品として…
ソラマメが美味しい季節になりました. https://www.tsukiji.or.jp/sengyo/2021/04/p7945/ 築地場外市場のサイトの宣伝文句は次の通り: 空に向かって育つことからその名がついたソラマメ. 新鮮なうちに,さかから取り出して少量の塩と酒で茹でましょう.茹…
落花生の栽培種の起源 現在世界食用にされている落花生は,Arachis hypogaeaという種. https://en.wikipedia.org/wiki/Peanut 落花生は南アメリカ、ボリビア南部のアンデスの東の山麓地域が起源とされていますが,最近,この栽培種Arachis hypogaeaは,A. d…
4月に小豆を取り上げてから,インゲン,エンドウ,ダイズを話題としてきました. 今日・明日は落花生を取り上げます. 落花生1 最近はあまり聞きませんが,南京豆とも呼ばれます. 日本には、はじめ,中国から入った (17世紀 https://kotobank.jp/word/ラ…
近くの横須賀線の線路脇の小径に,沢山の植物が,雑多に生い茂っています. ほとんどが,いわゆる雑草に当たるものですが,どなたかが植えたと思われる植物,どこかのお宅の庭から逃げ出してきたと思われる植物もあって,季節ごとの花や実を見ながら通るのを…
日本人の食生活には,なくてはならない食品,大豆 昨日の味噌に続いて,今日は醤油の歴史を取り上げます. 大豆から作られた醤油は,日本において,万能の調味料としての地位を占め,醤油なしでは日本料理は成立しないと言われています. 醤油の出荷量は近年…
日本人の食生活には,なくてはならない食品,大豆. しかし,「国内自給率は3~4%程度で、大半は輸入されています」(日本豆類協会)とのこと. ただし,「国産大豆はほぼ全量が食品用に仕向られているため、製油用を除いた食用自給率は2割強となってい…
日本人にとって,最も身近な豆,大豆. https://www.mame.or.jp/syurui/feature/syurui_15.html 今日から何回かに分けて,大豆を話題として取り上げます. アズキ(小豆),インゲン(隠元),エンドウ(豌豆)に続く豆シリーズの一環としての話題です. 大…
昨日は,イギリスのエンドウ豆料理の一部を紹介しました.今日は: イタリアとフランスのエンドウ豆料理. 現在のイタリア,フランスのエンドウ豆料理を調べてみると,ほとんどが,生のグリーンピース(冷凍を含め)の料理でした. エンドウはヨーロッパで最…
昨日から引き続きエンドウマメの話題. 今日は,エンドウマメの呼称,簡単な歴史とイギリスのレシピを取り上げます. えんどう(豌豆)2 ▽「豌豆」と「pea」 「えんどう」という日本の呼び名の由来は,ほとんど分かっていないようです.候補としては”葛の異…
先日来,話題としてきた豆.アズキとインゲンを取り上げました. アズキ(小豆) https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/04/18/235722 https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/04/19/115500 インゲンマメ(隠元豆) https://yachik…
インゲンマメ(common bean,Phaseolus vulgaris)は,世界で最も食べられいる豆の一つです. https://www.mame.or.jp/syurui/ 大豆・落花生を除く食用の豆=Pulsesで最も多く生産・消費されています.https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/04…
インゲンマメをこの一週間のうちに食べた日本人は,それほど多くないのではないでしょうか? 煮豆は幕の内弁当の定番となってはいますが,ほんの少し添えられるだけ.そして,現在ではこのようなお弁当を食べる方はかなり減っているかと思います. https://d…