メソポタミアを起源として古くから食べられていたレンズ豆ですが,日本人にはあまりなじみのない豆,レンズ豆(ヒラマメ).
https://en.wikipedia.org/wiki/Lentil
https://www.mame.or.jp/syurui/feature/syurui_14.html
日本では生産されず,輸入量も多くありません.とは言っても2021年の輸入量は677トン(日本豆類協会)で,私の知らないところでは,それなりの消費がなされています.日本では,知る人ぞ知る豆というところでなのでしょうか.とても扱いやすく美味しい豆なのでもっと消費されていいと思います.
世界に目を向けると---
世界では7番目に生産されていて,そら豆を上回ります.
https://www.mame.or.jp/seisan/data/sekai_01.html https://en.wikipedia.org/wiki/Soybean https://en.wikipedia.org/wiki/Peanut
世界で最も産生しているのはカナダ.
中東からインドでの消費が多いと思っていたのでやや意外です.
https://en.wikipedia.org/wiki/Lentil
カナダでは,1970年代に,サスクチュワン大学が新たに育種したレンズ豆(レアードレンティルなど)が栽培されるようになって以来,急激に生産を伸ばし,サスクチュワン州の主要作物になっているとのこと.
昨日示したように,豆類は,タンパク質,ミネラル,ビタミンB群,食物繊維が豊富な食品です.
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/
特に,安価なタンパク質源として,豆類は世界中で必要とされており,中でもレンズ豆は注目されている豆となっているようです.
また,安価と言うだけではなく,ベジタリアンの方々にとって,なくてはならない食品が豆類です.
以下,世界のレンズ豆料理の画像を載せておきます.
どこの国の言葉でも翻訳が簡単にできるようになっていますので,ネット上のレシピを検索すれば,自分で作ることも可能.レンズ豆料理にはまた挑戦してみたいものです.
カナダ
https://food-guide.canada.ca/en/recipes/curried-vegetable-lentil-stew/
https://food-guide.canada.ca/en/recipes/lentil-nuggets/
イタリア
https://www.notquitenigella.com/2018/12/28/cotechino-with-lentils/
中東
https://www.196flavors.com/mujaddara/
インド
https://nishkitchen.com/indian-lentil-curry-video/
https://www.prideofindia.co/blogs/blog/papadum-lentil-crisps-the-healthier-snack
レシピのDeepL翻訳例
カレー風味のレンズ豆の野菜シチュー
https://food-guide.canada.ca/en/recipes/curried-vegetable-lentil-stew/
インド料理でよく使われるスパイスの香りがキッチンに広がる、ボリュームたっぷりのベジタリアンシチューです。全粒粉のナアンパンと一緒にどうぞ。
準備時間 15分 調理時間 25分 分量 6
材料
植物油 10 mL (小さじ2)
赤玉ねぎ(みじん切り)1個
ニンニク4片(みじん切り
コリアンダーのみじん切り 60 mL (1/4カップ) (分量外)
生姜のみじん切り 15 mL(大さじ1)または生姜のすりおろし 5 mL(小さじ1)。
マイルドカレーペーストまたはパウダー 30 mL (大さじ2)
ガラムマサラ 5 mL (小さじ1)
小麦粉 30 mL (大さじ2)
低ナトリウムの野菜ブロス 625 mL(2 ½ カップ
黄肉ジャガイモ2個(さいの目切り
赤パプリカ(みじん切り)1個
生豆または冷凍インゲン豆(みじん切り)310 mL(2¼カップ
レンズ豆1缶(540 mL/19 oz)(水切り、水洗いをしたもの
作り方
1. 大きな浅い鍋またはダッチオーブンに油を入れ、中火で加熱する。玉ねぎ、にんにく、コリアンダー(半量)、しょうが、カレーペースト、ガラムマサラを3分ほど、またはしんなりするまで炒める。小麦粉を吸収するまでかき混ぜる。ブロスをゆっくりと注ぎ、混ぜ合わせる。
2.ジャガイモ、コショウ、豆、レンズ豆を加え、煮込む。蓋をして、よくかき混ぜながら約20分、またはジャガイモが柔らかくなるまで煮る。食べる前に残りのコリアンダーを振りかける。