ブドウの美味しい季節になりました.
ご近所のスーパーの青果売り場には,ブドウが一番前に並べられていました.それにしても,なんと沢山の品種があることでしょう.
最も多く置いてあったのがシャインマスカット.
10年前までは栽培面積が3.8%だったのが,ついに昨年は栽培面積1位になったという人気品種です.
2013年
2018年
https://www.naro.go.jp/laboratory/nifts/kih/area/grape/index.html
2018〜2022年
https://www.agrinews.co.jp/news/index/90812
来客用に一房購入.
マスカットの味・香り・食感で,皮ごと食べられる!人気があるのも納得.
シャインマスカット:マスカット・オブ・アレキサンドリアが1/4,ネオマスカットが1/8貢献している品種のようです.
開発した農研機構のサイトによればす
https://www.naro.go.jp/laboratory/nifts/shine-muscat/about.html
「シャインマスカットは,ブドウ消費を拡大するために,ヨーロッパブドウとアメリカブドウの交配を世代を重ねて行うことにより育成しました.
ヨーロッパブドウの香りや食感,皮ごと食べられる性質と,アメリカブドウの栽培のしやすさをかなり兼ね備えた大粒品種です.種なし果実の栽培ができ,甘味が高くて酸味が少なく,日持ちの良い品種です.」とのこと.
なお,このところずっと1位をキープしてきた巨峰も,ヨーロッパ系とアメリカ系の交配種で,アメリカ系の香り(フォクシー香)をもちます.
巨峰
https://ja.wikipedia.org/wiki/巨峰
https://www.kudamononavi.com/zukan/grape/kyohou
大井上康が作出
石原早生♀(キャンベルアーリー:ヨーロッパブドウ ヴィニフェラ種 Vitis vinifera ×アメリカブドウ ラブルスカ種 Vitis labrusca)
とセンテニアル♂(ヨーロッパブドウ ヴィニフェラ種 Vitis vinifera)を交配