今日は,最高気温が15℃と,冬としては暖かな1日でした.
夕方,鎌倉材木座海岸まで散歩.帰りはバスを利用しましたが.
入日に間に合って,美しい夕焼けを見ることができました.
残念ながら,富士山は見ることができませんでしたが.
実は,昨日,一昨日にも,ほぼ同時刻に材木座を訪れ,昨日のみ,快晴の下,富士を眺めることが出来ました.ややかすんではいましたが.
一昨日は雲の形が楽しめた夕焼け.
そして,この日は,材木座海岸の名物猫,きいろちゃんに出会いました.世界ネコ歩き鎌倉編の冒頭に出演していた,岩合さん好みの雄ネコ.
ネコを詠んだ短歌
(古今短歌歳時記より)
猫の頭撫でて我が居る世の中のいがみいさかひよそに我が居る 伊藤左千夫 左千夫歌集
まど ひくき はま の やどり の まくらべ に ひねもす なきし ねこ の こ の こゑ 会津八一 鹿鳴集
猫の舌のうすらに赤き手ざはりのこの悲しさを知りそめにけり 斎藤茂吉 赤光
猫の飯(イヒ)もりてあたふる 貝の殻.ことめかしつつ怱よらず 倭をぐな 釈迢空
窓ちかく鳴きつつとほる猫のこゑ今宵の雨は土に音せぬ 藤沢古実 国原
頸つかみ猫の子みれば両の眼にわれを映してまばたきをせり 筏井嘉一 荒栲
耳かきて春猫(しゅんみょう)がゐるかたはらに体臭もてるもの反撥す 生方たつゑ 白い風の中で
猫の足ふんであわてて午後三時なんにもかんがえていなかったのか 加藤克巳 球体
出でてくる糞を待ちつつ猫はいて恥じらうごとき眼をばしにけり 穂積生萩 夜明まで