昨日はほぼ一日中降っていた春の雨,
今日昼前には上がりましたが,どんよりとした曇り空が続いた1日でした.夕刻,昨日同様,片瀬東浜へ.
腰越漁港近くから,江ノ島大橋まで歩いてみました.
腰越寄りからみた江ノ島.
腰越漁港
雨あがりの砂浜をセキレイ(セグロセキレイ?)が,足早に歩いていました.時々止まるのは餌のため?
腰越漁港脇を流れる神戸川(ごうとがわ)には,サギ(コサギ?)が.こちらも餌を求めているのでしょうか?
そして,砂浜に横たわっていたのはウミウの死がい.何が原因で死に至ったのでしょうか?
昨日は,雨と,そして時間も遅かったため,人一人みえなかった東浜海岸でしたが,今日はサーフィンに興じる若者,集団で記念写真を撮る若者が.
境川は城山湖から町田付近を流れてくる川で,上流域では武蔵国と相模国の境界を成すというかなり重要な河川です.また,途中で合流する柏尾川は,横浜から大船を流れます.
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/ex5/river/sakaigawa.html
春雨・春の雨を詠んだ短歌2
(古今短歌歳時記より)
佐保姫のたつや霞のうすごろもしくしくぬらす春雨ぞふる 藤原為家 新撰六帖
なほさゆる嵐は雪を吹きまぜて夕暮寒き春雨の空 永福門院 玉葉集
春さめのふた日ふりしき背戸畑のねぎの青鉾並み立ちにけり 伊藤左千夫 左千夫歌集
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る 正岡子規 竹の里歌
よべ一夜天つ春雨ゆたかに降り今朝ふかく濡れし土のいろかも 木下利玄 みかんの木
わが門に深くつきたる砲車のあと春雨たまりて青みかかりぬ 山下陸奥 平雪
よろこびを抱きゐし日の蝶々の帯しめて出づる春雨しげき 宮崎智恵 花鏡
忍びやかにけもののよぎる束の間の移り気よ春の雨温かくふる 中城ふみ子 乳房喪失