「茨城県鉾田市.いろんな野菜,果物採れるんですけど,メロンが日本一,イチゴもおいしい.水菜・小松菜,葉っぱもんもあります.
で,今回はパセリ」
1軒目「飾りじゃないのよパセリは♪ 主役にだってなれるのよ!」
http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2018/06/06/021309
2軒目は「まるでミルク!?やわらかパセリとお弁当レシピ」
http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2018/06/07/002255
3軒目は
「息子の花嫁に伝えたい!母こん身のパセリ料理」
「立派なおうちですね」「なんですか」
「こんにちは.農家メシでございます」
迎えたのはパセリ農家の小宅さん一家(信夫さん・孝子さんご夫婦と息子の達彦さん).
「あれ,息子の嫁は?」「いないんです」「どうして?」「それで今募集中なんです」
「なるほど,いてない息子の嫁に対して渾身のパセリ料理を.あはははは」(笑い)
「『嫁,こーい』ってわけですよ.『待ってるぞ〜』みたいな」
「嫁,こーい,待ってるぞ〜」
「ぜひ,この全貌を写して頂いて,このおうちにぜひお嫁さん.来ますよ」
「いやいや,それはね,お母さん.そうかも分からん.もうちょっとデリケート---.息子の気持ちもあるし.息子の好みもあるやんね」「そうですね」
「それを,『嫁こ〜い,嫁こ〜い』とか」「せっかくなんでね」
「息子さんおいくつですか?今」「今年30になります」「30.まだまだまだ」
「ぜひ,お待ちしておりますよ」
「だって,友達の紹介とかさ.どっか,飲みに行って知り合うとか,どっか遊びいって知り合うとか,ないの?」「いや,時々ありますけど,いや,おれはうまくいかないですね」
「あ,そういう,女性にぐいぐいいくのが苦手?」
大学卒業後に,農家を継ぐことに決めた達彦さん.将来の大黒柱をめざして,パセリに向き合う毎日です.牡羊座のA型.好きなタイプはパセリのように可愛らしくて一癖ある人なんですって.
「じゃあ,渾身のお母さんのパセリ料理で,また,息子の嫁見つけましょうよ」「お願いしま〜す」
「これはすごいよ.お母さんの耳のイヤリング.エメラルド」
「エメラルド!お母さん!」「お父さんのお土産.韓国の.何やってんだか分かんないよ!」(笑い)
「何もしてません.何もしてません.ただ,骨付きカルビ食べただけです」
料理1: パセリのごまあえ(2人分)
レシピ - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK
材料: パセリ(100g),黒ごま(30g),みそ(大さじ2),砂糖(大さじ3)
作り方:
(1)パセリは熱湯で1~2分ほどさっとゆでます(レンジなら2分ほどチンすればオーケー).水にとって冷ます.水気を切り,食べやすい長さに切る.
(2)すり鉢に黒ごまを入れ,すりこぎで粗く(軽く)する.みそ,砂糖を加えてさらにすり混ぜる.
(3)(2)に(1)のパセリを入れて,あえたらできあがり.
「じゃあ,お父さんはお母さんと結婚して何年ですか」「22だから,40年?41年」「おやっさん,60---?」「今年で62です」「若いです.若いです」「なんか,梅宮辰夫さんみたいな顔してない?」「名高達男って言われる」
「ボケるならボケる.ボケないならボケない!」(笑い)
「おにいちゃんも,これよく食べる?」「子供の頃から,これは定番で」
「ぜひ,嫁さんに来ていただいて,お母さんから教わってね」
「いや,いいし,ここの家,明るいから,いいですよね.お母さん,優しいでしょ?別にいじめたりしないでしょ?」(笑い)「しない,何でも教えるから.もう,教える」「ばっちり」
カメラ目線.有り難うございます.
「味見する?どうですか?あ,仲ええ二人」「以外と量多いん.また」(笑い)
「しょっぱい?」「若干.飲み物があれば」
いつもこうしてお父さんに味見してもらうんですって.
「ゴマ和えの完成です.じゃあ,いただきます」
「パセリ優秀じゃねーかよ.ゴマの風味もあって,あっ,おいしい」
「いける.うまい,いまい」「ちゃんとパセリが主張しておいしい」
「これ,お酒に合いますよね」「暑いときにビールのつまみに」「あ〜,いいね」
「あ〜,これはいいわ」
次の料理はお父さんイチオシの「パセリの押し寿司」
料理2: パセリの押しずし(1人前)
レシピ - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK
材料: パセリ(10g),マヨネーズ(大さじ1/2),酢飯(茶わん1杯分),とびこ・昆布のつくだ煮・金粉(各適量)
作り方:
(1)パセリはみじん切りし(生のまま使います),マヨネーズとあえる.
(2)押しずしの型に酢飯1/3をしき,とびこ,酢飯1/3,(1)のパセリ,残りの酢飯の順に重ねる.一番上に昆布のつくだ煮をのせ,パセリを飾る.仕上げに金粉をふって完成.
「パセリが寿司飯に合うなんて!」「不思議」
「香りが立っていい」「熱が入るとちょっと香りがね」
「お父さんが好きなものを,お母さんがつくるんですね」「そう,愛してるから.愛してるよ」
最後は,パセリパイ!半日かけて,手作り!
料理3: パセリパイ
レシピ - 梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK
材料:
<パイ生地>
パセリ(30g),薄力粉(100g),強力粉(110g),水(100ml),バター(150g),卵(1個)
<具材>
トマトケチャップ(大さじ3),スライスチーズ(2枚),ベーコン(3枚)
作り方:
(1)ボウルにふるった薄力粉と強力粉,パセリのみじん切りを入れて,よく混ぜる.さらに冷えたバターを加えてつぶしながら混ぜ込み,そぼろ状にする.水を加えてさっくり混ぜ,生地を握るようにして丸くまとめる.ラップに包んで冷蔵庫で1時間以上寝かせる.
(2)寝かせた生地を,打ち粉をした台に出し,麺棒で軽く広げるようにしながら,全体の厚みを均一にして伸ばす.
(3)伸ばした生地を3つ折りにして重ねる.これを90度回転させて,同じように麺棒で均一に伸ばす.
(4)(3)を2回繰り返し,ラップに包んで冷蔵庫で1時間以上寝かせる.(3)と(4)をもう一度繰り返したら,パイ生地の完成.
(5)完成したパイ生地を2等分して,均一に伸ばし,それぞれを丸く型抜きする.
(6)(5)の1枚にトマトケチャップを塗り,2cm幅に切ったスライスチーズとベーコンを,放射状に交互にのせる.
(7)もう1枚のパイ生地でフタをし,端をフォークの先で押さえる.刷毛で表面に溶き卵を塗る.中心を1cm残して12等分の切れ目を入れ,それぞれを2回ずつねじってヒダをつくる.(ボリュームがでる)
(8)200度のオーブンで40分ほど焼いたら完成.
「パセリ,いい脇役よ.梅沢富美男みたいなもんだ」
「お母さん,いいですね.明るくて.ずっとここ?」「ずっと.お父さんの脇」
「お母さんがパセリの状態!常にお父さんを主役にして.以外と主張するパセリですね!」(笑い)