新聞・雑誌・本
一斉休校は「科学より政治」の悪い例 クルーズ船対応の失敗を告発した岩田教授に聞く 毎日新聞2020年2月29日 18時28分(最終更新 3月1日 00時18分) mainichi.jp 新型コロナウイルスの感染者が多発したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の内部に入り,…
全校休校という号令 前川喜平 東京新聞 本音のコラム 2020年3月1日 二月二十七日夕刻,安倍首相は新型コロナウィルス対策本部で「全国すべての小・中・高等・特別支援学校で,三月二日から春休みまで臨時休校を行うように要請する」と発言.全国の学校と家…
新型ウィルスと日本 「休めない」社会の転換を 論壇時評 中島岳志 東京新聞 2020年(令和2年)2月26日(水曜日)夕刊 二〇一六年秋,エスエス製薬の風邪薬「エスタックイブファインEX」のCMが問題になった.ここで使われたキャッチコピーは「風邪でも,…
告発動画の専門医「追放」 クルーズ船「清潔,不潔ルート」で物議 橋本厚労副大臣 どんな人? 東京新聞 こちら特捜部 2020年2月22日 朝刊 橋本岳厚生労働副大臣.名前を知らない読者も多かっただろう.クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」内の混乱を告発…
相模原殺傷事件公判 被害者遺族らの意見陳述 3 東京新聞 2020年2月13日朝刊より 「四回目のお正月が過ぎたのに,年賀状が書けません.“おめでとうございます”だけはどうしても」---相模原殺傷 遺族らが意見陳述1 - yachikusakusaki's blog 「好き放題言い,…
相模原殺傷事件公判 被害者遺族らの意見陳述 2 東京新聞 2020年2月13日朝刊より 【殺害された女性=当時(六〇)=の弟】 植松聖さんに死刑を求めます. 人が亡くなり,刃物で重傷を負い,職員,家族,世の中の人が心に大きな忘れられない傷を負って生きて…
相模原殺傷事件公判 被害者遺族らの意見陳述 1 東京新聞 2020年2月13日朝刊より 【殺害された男性=当時(四三)=の母】 息子が亡くなって四回目のお正月が過ぎたのに,年賀状が書けません.「おめでとうございます」だけはどうしても書けません. 息子は…
一人ひとりに価値がある 寺町東子 東京新聞 新聞を読んで 2020年2月9日朝刊 二〇一六年七月,相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者十九人が刺殺され,職員二人を含む二六人が負傷した事件の裁判員裁判が一月八日,横浜地裁で始まった. 被…
感情の危険な独り歩き 内山節 東京新聞 時代を読む 2020年2月9日 朝刊 物事を判断するとき,私たちは感情でするときと,知性で判断するときとがある. たとえば新型肺炎ウィルスのニュースをみて,とりあえず怖いと感じるのは感情による判断だし,様々な情…
相模原殺傷事件公判被告人質問 これまでのまとめ 東京新聞2020年2月7日⇒1月23日 ▽2020年2月7日 朝刊 相模原殺傷 犯行、両親から制止 差別思想、幼少期からか 東京新聞:相模原殺傷 犯行、両親から制止 差別思想、幼少期からか:社会(TOKYO Web) 相模原市…
病原菌にも進化の歴史 五箇 公一(ごか こういち) 毎日新聞 いきものと生きる 2020年1月29日 新型コロナウィルス による肺炎の拡大が世界を騒がせている. 1970年代以降,それまでに記録のなかった新たな病原体が次々と人間社会を襲っており,それらの…
震災から丸25年 午前5時46分に祈りささげる 神戸新聞NEXT|連載・特集|阪神・淡路大震災|震災25年目|震災から丸25年 午前5時46分に祈りささげる まぶたを閉じれば,在りし日の面影が浮かぶ.6434人が亡くなり,3人が行方不明となった阪…
「美帆は一生懸命生きた」 相模原殺傷事件 美帆さんの遺族手記全文 毎日新聞2020年1月8日 03時02分(最終更新 1月8日 06時10分) 「美帆は一生懸命生きた」 相模原殺傷事件 美帆さんの遺族手記全文 - 毎日新聞 相模原殺傷事件で犠牲になった女性(当時19歳)の…
競争の怖さ 自覚を 作家 雨宮 処凜さん(44) 相模原事件を考える 公判を前に 毎日新聞 2019年12月27日(金) 生産性がないと存在しちゃいけないという空気が社会にあり,心のどこかで「いつかこんな事件が起きる」と予兆のようなものを感じていました. 周…
誤った危機感 検証を 社会学者 立岩慎也さん(59) 相模原事件を考える 公判を前に 毎日新聞 2019年12月26日(木) 人を殺傷してしまったのは特異ですが,植松聖被告(29)の考えと我々が思ってしまっていることの間に,そう距離はない. 事件の根には「社会…
差別の深淵 「やまゆり園」公判を前に ㊦ 匿名審理 事件語れぬ遺族 「親の怒りはみんな同じ」 東京新聞2019年12月28日(土曜日) 殺害された人は「甲A」「甲B」---. けがを負わされた人は「乙A」「乙B」---. 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」…
差別の深淵 「やまゆり園」公判を前に ㊥ 障害者に本気で向き合わず 介護の仕事「楽だった」 東京新聞2019年12月27日(金曜日) 「津久井やまゆり園」で入所者十九人を殺害した植松聖被告(二九)は,施設で三年余り働いた元職員だった.それなのに,なぜ障…
差別の深淵 「やまゆり園」公判を前に ㊤ 強弁,ゆらぎ--- 見えぬ本心 幼少期,家族 接見に語らず 東京新聞2019年12月25日(水曜日) 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で,入所者十九人が殺害され,職員を含む二十六人が負傷した事件から三年余…
権力者の「扇動ゲーム」 時代を読む 内山 節 東京新聞12月22日朝刊 何かを判断しなければいけないとき,私はよく,自然はこの問題をどう思っているのだろうかと考える. 自然は原発を推進して欲しいと考えているのか.温暖化や,今の世界のあり方を,自然は…
先週日曜日の東京新聞「世界と日本 大図解シリーズ」は,題して「世界に広がる生卵の食文化」. 東京新聞電子版 冒頭の紹介の文章は: 卵かけごはん,すきやき,月見そば—.日本には卵を生で食べる食文化があります. 卵を生で食べたことがなかった外国人観…
社会時評 水無田気流 人間関係格差の時代 映画『ジョーカー』が提起した課題 東京新聞2019年11月26日(火曜日)夕刊 ハロウィーンの日,勤務先の国学院大学がある渋谷の街で,今年は白塗りの顔にスーツ姿の『ジョーカー』のコスプレが目についた.周知のよう…
時代を読む 内山 節 「自己肯定欲」が動かす政治 東京新聞 2019年11月17日 この二十年くらいの間によく使われるようになった言葉に「自己肯定感」がある. 自己肯定感をもてないとか,どうしたら自己肯定感を取り戻せるのかというような使用されることが多い…
毎日新聞 特集ワイド 作家・演出家 鴻上尚史さんに聞く… 「息苦しいこの国」で生き抜くには 世界はいい方向に進んでいる 「ローカルな人たち」は凶暴化 毎日新聞2019年10月28日 東京夕刊 作家・演出家の鴻上尚史さん(61)は,ギャグに満ちあふれた芝居や…
「映画サウンド・オブ・ミュージック/わたしのお気に入り(My favorite Things)」と「井上ひさし/自分のすきなもの」 東京新聞のコラム,大波小波(10月28日夕刊)「井上ひさしの恐怖対処法」は,井上ひさしさんのエッセイをとりあげ, 「日常を断ち切ろう…
「会社では株主の利益が最優先される」とかなり以前から言われていたと思います. 経済のことは,全くと言っていいほど知りません.とりわけ,現在の企業活動が,どのような経営理念の元に運営されているのか? そしてその根拠は何か?などについては. 冒頭…
ギリシャ神話では,や座の矢の持ち主とされているのは,とてもよく知られた弓の名手二人. アポローンとヘーラクレースです. 星座図鑑・や座 「アポローンの矢」とこの星座物語に登場する人物については,3回にわたって取り上げました. http://yachikusak…
Ichiro Celebration Weekend でのイチローのスピーチ (翻訳 NHKBSワースポMLB 2019.9.15) https://twitter.com/Mariners/status/1155304396651147264 https://www.seattletimes.com/sports/mariners/thank-you-seattle-now-lets-play-baseball-ichiro-deli…
ゴミ問題についての記事が 東京新聞朝刊(2019年/令和元年 9月11月 水曜日),二つ掲載されていました. 一つは,私を大いに励ましてくた,次の記事. [1]「本音のコラム」 プロの仕事 斎藤美奈子 思わぬものにハマってしまった.片づけや掃除の専門会社…
海外のニュースのはあまり神経が届かないのですが,「トランプ大統領の言動が『ヘイトクライム』とどのような関係があるのか?」には,かなり大きな関心を持っています. 今日は,新聞・ネットの記事を交えて,「トランプ大統領の言動とヘイトクライム」に関…
相模原障害者殺傷事件から3年 直視しない二つの事実 渡辺一史(ノンフィクションライター*) 東京新聞 6月26日夕刊 2016年に相模原市の障害者施設で起きた殺傷事件から26日で3年になる. 筋ジストロフィーの男性を追った「こんな夜更けにバナナかよ」の著者…