予報通りの寒い1日でした.
散歩で出会った小鳥やネコ.
元気に動き回っていましたが,寒そうに見えてしまいます.
(ハクセキレイ:友人曰わく,羽の色が灰色っぽいけれど冬場はこんな色とのこと.先日であった個体の背中はもっと黒く,顔はもっと白かったのですが)
花たちは,大写しにすれば,寒そうではありません.
花屋の店頭を暖かく彩るのはビオラ,プリムラ,ラナンキュラス,アネモネ
そのかげに並べられていたのが,エリカやカルーナ.
エリカ
カルーナ
しっとり落ち着いた雰囲気を醸し出しますが,イギリスなどの荒地「ヒース」の主要な植物たちでもあります.嵐が丘を想像すると(https://www.bloomfield.jp/abc/0811.html),暖かさとは無縁?
https://en.wikipedia.org/wiki/Heath
ヒース(heath)は,植物生態学の用語で「針葉または線状のいわゆるヒース型の葉をもつ小低木が茂った乾原のこと」とありました.(ブリタニカ国際大百科事典)
ただし,一般的には,ヒースに生じる小低木をさし,その代表がエリカ(エリカ属の植物群)やカルーナ(Calluna vulgaris 和名ギョリュウモドキ/ハイデソウ).
ヒース=エリカとしている辞書もあります.カルーナは,かつてエリカ属とされていたとのことですが,現在はCalluna vulgaris一種でのみ構成されている別属.
エリカもカルーナもツツジ科の植物です.