果物の中で一番沢山買い求めているものかもしれません.
昨日買ったものは,ニュージーランド・ゼスプリ社のサンゴールドという品種.
世界のキウイ生産でトップは中国,2番目がイタリアで,果物としてキウイを開発したニュージーランドは世界3位.
しかし,日本の輸入キウイは,ほぼ全てニュージーランドといってもいいそうで,しかも1つの会社「ゼスプリ」が独占的に輸入しているとか.
最近このサンゴールドをよく見かけるようになったと思ったら,今年度の輸入量はグリーンを上回ったそうです.
世界のキウイフルーツ生産量 国別ランキング・推移 - Global Note キウイ輸入量 17年度も過去最高 NZ産見通し :日本経済新聞 キウイ輸入量 17年度も過去最高 NZ産見通し
「鮮やかな黄色の果肉が目印.驚くほどトロピカルでジューシーな甘さが大人気.1個で1日に必要なビタミンCをとることができます」
がゼスプリ社の宣伝文句.
1つの会社の宣伝はあまりしたくないのですが,確かにジューシーさではグリーンの上.私はグリーンのほのかな酸っぱさが好きですが---
甘さが大好きで,糖度表示が一般化している日本では,もっと広まっていくような気がします.
食品成分表の黄肉種キウイのビタミンCは確かに多い.この黄肉種キウイがサンゴールドを指しているのか,それ以前の品種なのかは不明ですが,
キウイにはこのサンゴールドなどとても沢山の種類があります.
には36種類の写真が掲載されています.
もともとのキウイ(ニュージーランドの鳥「キーウィ (kiwi)」に因んで命名:キウイフルーツ - Wikipedia)は緑肉種(Actinidia deliciosa).
種として異なる黄肉種(Actinidia chinensis)が緑肉種を凌駕する勢いのようです.そして,この「Actinidia chinensis」には,元々日本名がつけられていて---,
なんと「オニマタタビ」 .オニマタタビ - Wikipedia
知っていた方にとっては何を今更ですが,
キウイは
ツツジ目 Ericales
マタタビ科 Actinidiaceae
マタタビ属 Actinidia
花も実も,マタタビそっくりなんです.もちろん,実の大きさは全く違いますが.
キウイの花と実 キウイフルーツとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
マタタビの花と実 http://www.okadanouen.com/zukannormal/matatabi.html
そして,以前からサルナシ(Actinidia arguta),シマサルナシ(Actinidia rufa)と呼ばれていたマタタビ属の樹木の実も「キウイ」として販売されているんだそうです.キウイフルーツ品種一覧
子どもの頃,マタタビの木が一時期我が家にありました.ネコが本当に恍惚となる様子を不思議な気持ちで眺めた記憶があります.
あのマタタビとキウイが同じ属というのは,とても不思議な感覚を覚えます.
そして,私が昨日購入したのは,「オニマタタビ!?」