2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ビスク /フランス/ロブスターを使ったものを中心に(世界のロブスター料理11) 生クリーム,シーフード,コニャックまたはワイン,そして様々なスパイスを組み合わせた材料を使用した伝統的なピュレスープ.ヨーロッパロブスター(オマール・ウロペアン / オマール・ブルー)が人気の食材で,殻を炒めて香ばしさを出し,ブランデーでフランベ→煮出し→濾過→生クリームで仕上げます.「クラシック・フレンチの象徴的スープ」で フォワグラやコンソメと並ぶ格式料理に位置づけられています.

世界のシーフード81 ビスク /フランス/ロブスターを使ったものを中心に(世界のロブスター料理11) Tasteatlasの「ロブスターを使った料理」ランキングでは13位. https://www.tasteatlas.com/best-rated-dishes-with-lobsters https://www.tasteatlas.com…

ギリシャ風ロブスターパスタ/アスタコマカロナーダ(世界のロブスター料理10) 直訳すると「ロブスターのパスタ」.トマトとオリーブオイルを主体とした地中海風味にロブスターの旨味,オレガノ・月桂樹・ディルといったギリシャ風の香味が加わった絶品のギリシャ料理.ギリシャ近海産のハサミを持たないスピニーロブスターを使うのが一般的. ギリシャでは,古くからラザニア風のパスタが食べられていましたが,アスタコマカロナーダに用いられるのは,ベネチア支配期にイタリアから伝わったスパゲッティ.

世界のシーフード80 アスタコマカロナーダ/ギリシャ風ロブスターパスタ(世界のロブスター料理10) Tasteatlasの「ロブスターを使った料理」ランキングでは第12位.「ロブスター料理」では7位. https://www.tasteatlas.com/best-rated-dishes-with-lobster…

伊・ロブスターのリングイーネパスタ/リングイーネ・アッロスティチェ/リングイネ・アッロスティチェ  ソースの主軸はロブスターの殻と身から取る「出汁」.トマトソースを軽く煮詰め,ロブスターの風味を移して仕上げます. パスタにはリングイーネ(楕円断面のロングパスタ)を使い,ソースがよく絡むよう設計されています.完成形は「海の旨味を吸ったパスタ」が主役で,ロブスターの身は飾りとごちそう要素.日常食ではなく「特別な日」「祝祭」「観光地の高級料理」.

世界のシーフード79 伊・ロブスターのリングイーネパスタ/リングイーネ・アッロスティチェ(世界のロブスター料理9) Tasteatlasの「ロブスターを使った料理」ランキングでは第11位.「ロブスター料理」では6位. https://www.tasteatlas.com/best-rated-d…

シーフードの盛り合わせ料理クラムベイク(世界のロブスター料理8) ロブスター,ムール貝,カニ,アサリを海藻を何層も敷いた砂穴で蒸す盛り合わせ料理.ネイティブアメリカンの伝統でしたが,現在ではニューイングランドで人気で,祝祭行事において典型的に調理されるようになりました.19世紀以降「ご馳走」として扱われるようになロブスターがクライムベイクに加わると,祝祭的・豪華な料理としての格が一気に上がりました.そのため,今日では「Clam and Lobster Bake」という呼称もしばしば用いられます.

世界のシーフード78 クラムベイク/シーフードの盛り合わせ料理 USA(世界のロブスター料理8) Tasteatlasの「ロブスターを使った料理」ランキングでは第10位.(第8位しゃぶしゃぶ,第9位サーフアンドターフは肉料理としての解説の中に,ロブスターも名前…

ノルウェーのロブスターサラダ/フマーサラダ(世界のロブスター料理6) ノルウェー南岸は,北欧随一のロブスター漁場.この条件を背景にしたノルウェー発祥の伝統的なサラダです.通常,マヨネーズ,サワークリーム,レモン,ディル,時にケッパーやリンゴを少量いれた北欧特有の淡白な味付けで,ロブスターにレタス,アスパラガス,レモン,アーティチョークなどを組み合わせてつくられます.ロブスターは高級食材で,日常食ではなく,祝祭・特別な場の冷菜として認識されています.

世界のシーフード77 ノルウェーのロブスターサラダ/フマーサラダ(世界のロブスター料理6) Tasteatlasの「ロブスターを使った料理」ランキングでは第7位. https://www.tasteatlas.com/best-rated-dishes-with-lobsters https://www.tasteatlas.com/best…

アメリカメイン州ゆでロブスター/ボイルド・メインロブスター(世界のロブスター料理5) メイン州で豊富にとれるアメリカンロブスターを,生きたまま海塩で味付けした大きな鍋の沸騰した湯に投入し,ロブスターの大きさに応じて調理します. 19世紀半ば以降,「殻ごと茹でて身を取り出す」技法が一般化し,家庭や海岸の野外調理として定番化しました.溶かしバターで食べるのが定番ですが,レモンも好まれます.メイン部位はテール(尾).最も食べ応えがあります.夏〜初秋が旬.

世界のシーフード76 ボイルド・メインロブスター(世界のロブスター料理5) Tasteatlasの「ロブスターを使った料理」ランキングでは第6位. https://www.tasteatlas.com/best-rated-dishes-with-lobsters https://www.tasteatlas.com/best-rated-lobster-d…

ロブスターのスパイシートマトソース・パスタ/ロブスター・フラ・ディアヴォロ(世界のロブスター料理4) スパイシーな赤いトマトソースに絡めたロブスターをパスタと組み合わせたイタリア系アメリカ料理.ロブスターを使ったこのようなパスタはイタリアにはなく,アメリカ起源とされます.しかし,エビを使った類似料理はイタリアにあり,イタリアのディアヴォラ風エビ料理をベースに,アメリカでロブスターに置き換えた発展形と考えるのが,もっとも自然で矛盾のない説明となります.

世界のシーフード75 ロブスター・フラ・ディアヴォロ/ ロブスターのスパイシートマトソース・パスタ(世界のロブスター料理4) Tasteatlasの「ロブスターを使った料理」ランキングでは第4位. https://www.tasteatlas.com/best-rated-dishes-with-lobster…

スペインのロブスター入りライス/アロス・コン・ボガバンテ(世界のロブスター料理3)  バレンシア地方発祥で,丸粒米,ヨーロッパロブスター,野菜(タマネギ,ピーマン,トマト,パプリカ等),サフラン,ニンニク,オリーブオイル,調味料を魚のだし汁で煮込んだスープ状のライス料理です.「同じ素材と出汁を使い,米の有無だけが違う兄弟料理」(スケット, カルデラタ:海の鍋料理)から派生した米料理がアロス・コン・ボガバンテという位置づけになります.

世界のシーフード74 アロス・コン・ボガバンテ/スペインのロブスター入りライス(世界のロブスター料理3) Tasteatlas「ロブスターを使った料理」ランキングで第2位. https://www.tasteatlas.com/best-rated-dishes-with-lobsters https://www.tasteatla…

ロブスターロール/メインスタイル ロブスターロール/コネチカットスタイル ロブスターロール(世界のロブスター料理2) ロブスターロールは,アメリカンロブスターの水揚げが多いニューイングランド発祥の人気のロブスター料理で,最初に生まれたのは Connecticut(1930年代),最も有名にしたのは Maine(1950年代以降) と考えられます.二つのロブスターロールには, メインスタイルvsコネチカットスタイル → 冷・マヨネーズ vs  温・バター などの違いがあります.

世界のシーフード73 ロブスターロール/メインスタイル ロブスターロール/コネチカットスタイル ロブスターロール(世界のロブスター料理2) Tasteatlasは,ロブスターに関して, 「世界のロブスターを使った料理」(Best Rated DISHES WITH LOBSTER)と …