年の瀬の街に出ると 正月を迎える準備の雰囲気が.以前ほどではないにせよ. 小さなフラワーショップは正月飾り,縁起物の花で埋め尽くされていました. センリョウ,ナンテン,マツ,サカキ,花餅,金柳-----/ ナンテンはわが家でもまだ沢山実をつけています.そして種蒔きが遅れたビオラ:花がようやく咲きました.

今年もあとわずか.

年内に咲かないかも---と心配していたビオラ

あんなに種蒔きが遅れたのに,何とか一輪ずつ花をつけてくれました.これで一二月の本格的な寒さをしのいで,春には立派な株となってくれそう.

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年の瀬の街に出ると

正月を迎える準備の雰囲気が.以前ほどではないにせよ.

小さなフラワーショップは正月飾り,縁起物の花で埋め尽くされていました.

 

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センリョウに加え,

たわわに赤い実をみのらせたナンテン

正月の飾り物というより,

私の認識は

 不浄汚れを払う植物,http://www.hatumoude.com/flower.html

 陰陽道http://niwaki.info/nanten_uerubasyo_kimon で鬼門に植えると魔除けになるとされている植物.

でも,確かにネットで見ると(例えばhttp://www.hatumoude.com/flower.html )一般的な正月の飾り物になっているんですね.今の時期,最も手に入りやすいことも一因? わが家にも沢山の赤い実が.

 

松,榊は定番.ただ,松だけでも門松との札がかかっているのが意外.竹を組み合わせた物でなくても門松でいいんですね!松は大きな力が宿るとされている.

 

私が飾り方を知らないのは,花餅と金柳.

花餅

 季語・餅花によれば,餅花(こちらの方が一般的な名前?),餅穂、餅手鞠、餅の花、餅木とも.

柳や水木など(ウィキペディアではヌルデ・ケヤキ・ヤナギなど餅花 - Wikipedia)の枝に紅白の餅をちぎって付けたものとのこと.俳句にも多くとりあげられてきたようで,江戸時代〜明治期には広範囲の地域で飾られていた事は確か.ただし,正月よりむしろ小正月(正月15日)に豊年を祈って飾ることが多いようです.

ウィキペディアには,長野・岐阜・香川の例が出ていましたが,現在,東日本ではどの程度続けられているのでしょうか?私が知らないだけのようにも思います.

なお,「繭(まゆ)玉」(米粉を繭の形にさしたもの)が東日本一帯に広がっているとの記述も.

 

餅花や柳はみどりはなの春                西鶴 「桜川」

餅花や今戸の猫にささげばや            芥川龍之介 「澄江堂句集」

  季語・餅花

 

金柳

お正月の花材一覧http://hanadaisuki.moo.jp/tanoshimu/016.htmlに記載がありました.

「金や銀に着色した柳。色の華やかさと、「無事を祈る枝」として(中国の故事に因んでいる)、正月花に取り入れられる」とありました.

生け花に用いられるんですね.生け花にも全く疎い私です.

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金柳正月google 

 

別の花屋さんを訪れたところ---

その画像などは,また明日.

 

 

わが庭の縁起物の植物.何回もアップした種類ですが,今も元気.おそらく正月にも.

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