連休初めての晴れた日,初夏へ向かう季節を感じさせてくれる陽射しでした.海を眺めに小動岬まで.途中出会った麦仙翁は,例年連休に花をひらく可憐な花.今年は諦めていたのに出会えてちょっと感激.江ノ島をながめ,腰越漁港により,片瀬東浜の人出の多さを確かめて,帰りにはかしわ餅を購入.連休を味わいました.みどり子のおひすゑいはふかしは餅われもくひけり病癒ゆがに 正岡子規  窓近くつばめ飛びかふ五月ばれ厨(くりや)にをりてかしは餅つくる 三苫京子

連休初日の昨日は小雨交じりの曇りでしたが,今日は一転,暖かな日ざしが降り注ぎ,初夏を感じさせる1日でした.

午後は,海を見ようと,小動岬までぶらっと散歩.

少し大回りして腰越の裏道を抜けていくと,麦仙翁の花に出会いました.この何年か,毎年育てていて,連休の前後に必ず花を咲かせてくれた大好きな花.庭のない家に引っ越し,今年は諦めていた中,嬉しい出会いでした.

同様にわが家の庭にあったビワも実をつけていました.鳥が食べるのか,丁寧に袋をかけてありました.

 

以下は,名前をほとんど聞いたことがなかった花たち.それぞれなかなか美しい.

 

小動神社は源頼朝の家臣,佐々木盛綱近江国八王子宮を勧請したのが始まりだといわれていますが,現在の名前は明治時代のものとのこと.

https://www.trip-kamakura.com/place/japanheritage/176.html

ただし,”小動(こゆるぎ)の由来は、風もないのに揺れる松があったことに武将の佐々木盛綱が「小動の松」と名づけたことから”との記事がありました.

http://www.nikaido-kamakura.net/data02/247/247.html

葉ぼたんの花もなかなかかわいらしいと思います.

本殿に加えて,

四つのお社を祀ってあります.

江ノ島を見るのなら,鎌倉一の展望台.

 

小動岬の直ぐ隣が腰越漁港です.釣り船が沢山あって,かなりの人気です.ちょうど帰ってきた釣り客が,釣果を披露しているところに出会いました.

 

片瀬東浜は,夏近しを思わせる賑わい.サーファー以外にも水着姿も見られ,どの顔もはしゃいでいるように見えました.

帰りに,近くの和菓子屋で,かしわ餅とわらび餅を購入.連休を味わいました.

夕方,もう一度江ノ島弁天べしに出かけた時の富士.霞んでいましたが気持ちのよい景色でした.

 

みどり子のおひすゑいはふかしは餅われもくひけり病癒ゆがに  正岡子規 竹の里歌

 

窓近くつばめ飛びかふ五月ばれ厨(くりや)にをりてかしは餅つくる  三苫京子 青梅