世界のシーフード13
フィッシャーマンズパイ Fisherman's pie (サーモン料理5)
今日取り上げるのは,イギリスのフィッシャーマンズパイ.

Tasteatlasのランキングでは余り高い評価は与えられていません.

しかし「心温まるボリュームたっぷりの料理」と解説されるように,素朴な家庭料理から出発し,イギリス全土で愛されているShepherd’s pie(羊肉+マッシュポテト)や Cottage pie(牛肉+マッシュポテト)と同じ「ポテト・クラストのパイ」の一種.
ChatGPTによれば肉の代わりに,魚を用いている「Shepherd’s pie の海版」といってよいとのこと.パイ生地ではなく,マッシュポテトを上に載せて焼き上げます.
なお,Tasteatlasの解説では疑問点・矛盾点があって,
1. 表題ではイングランド料理としながら,文章の中にはアイリッシュディッシュと書かれている.
実際の所は,「『ブリティッシュ・アイルランド両方にまたがる伝統料理』で,厳密にどちらか一方の専売ではありません」というのが,ChatGPTに聞いたときの答えでした.
・イングランドでは「漁師町の家庭料理」として根付いた.
・アイルランドでも,豊富なジャガイモと魚資源(特にサーモンや白身魚)を活かして似た料理が作られてきた.
とのこと.
2. サーモン料理のカテゴリーに入っているが,サーモン以外に,他の白身魚(タラ,ハドック,コッドなど)も多く使われる.
なお,カナダのケベック料理に,サーモンパイがあって,こちらは,サーモンを使った,正真正銘のサーモン料理.そして,ジャガイモではなく,通常の「パイ」生地を用いていて,フランス料理の伝統に根ざした料理とされています.
以下,Tasteatlasによる,フィッシャーマンズパイ,サーモンパイ,そして関連したシェパーズパイの解説と,ChatGPTによるFisherman's pieの歴史,特徴と,Shepherd's pie,Salmon pie(カナダ,ケベック)との比較のまとめを掲載します.
Tasteatlas
https://www.tasteatlas.com/fishermans-pie

フィッシャーマンズパイ Fisherman's pie
(フィッシュパイ Fish pie)
塩水魚料理の塩味パイ
4.1
フィッシャーマンズパイは,シェパーズパイshepherd’s pieに似た伝統的なアイルランド料理ですが,肉ではなく魚介類を使用します.通常,タラやハドックなどの白身魚を,サーモンやエビと組み合わせ,ベシャメルソースやチェダーチーズソースなどのクリーミーなソースで調理します.
魚には,グリーンピース,コーン,リーキなどの野菜が加えられることがよくあります.その具材の上にマッシュポテトをのせ,黄金色で泡立つまで焼き上げます.海岸地域でよく提供される,心温まるボリュームたっぷりの料理です.
Tasteatlas
https://www.tasteatlas.com/salmon-pie

サーモンパイ Salmon pie
(Pâté au saumon)
塩味のパイ キャセロール サーモン料理
カナダ,ケベック州
3.7
サーモンパイは,カナダのケベック地方発祥の,美味しく心温まるお手頃価格の料理です.パイ生地の中に,マッシュポテトと調理したサーモンを混ぜ合わせた具材を詰めます.スパイスや,黒胡椒,パセリ,タイム,卵,玉ねぎなど,種類によってその他の材料も加えます.
その後,黄金色になるまで焼き上げます.サーモンパイをお出しする際には,サワークリームを数滴添えることもできます.
Tasteatlas
https://www.tasteatlas.com/shepherds-pie

シェパーズパイ Shepherd's pie
(コテージパイ)
塩味のパイ,キャセロール,ひき肉料理ラム料理マトン料理
3.9
イギリスで最も人気のある家庭料理の一つに,シェパーズパイがございます.これは温かい風味豊かな料理で,キャセロールを思わせるもので,ひき肉(子羊または羊肉),ジャガイモ,タマネギ,ニンジン,ウスターソース,濃厚なグレービー,マジョラム,パセリ,黒胡椒などの調味料で構成されております.
全ての材料は,バター風味のクリーミーなマッシュポテトで覆われ,オーブンで焼き上げられます.この簡素でありながら味わい深い料理は,18世紀のイングランドとスコットランドの羊飼いたちによって考案されました.1870年代にこのパイが爆発的な人気を博したのは偶然ではなく,当時ミンチ肉加工機が一般に普及し始めた時期と重なっています.
現在では,シェパーズパイは調理済み肉の残り物を活用する優れた方法として親しまれておりますが,より良い風味と食感を得るためには,新鮮な肉を使用されることをお勧めいたします.このボリュームたっぷりのパイは,イギリス全土の多くのパブ,家庭,レストランで愛される一品となっております.
Fisherman's pieの歴史,特徴と,Shepherd's pie,Salmon pie(カナダ,ケベック)との比較
私
イングランドのFisherman's pieの歴史,特徴について教えて下さい.出来れば,次の疑問点を含めてお願いします. ・Irish dishとの記載もあり,一方ではイングランド料理という記載もある. ・shepherd's pieに似ているとの記述があったが,繋がりはあるのか? ・カナダのケベックの料理にSalmon pieがありますが,この料理はFisherman's pieとどのような繋がりはあるのか?
ChatGPT:
いいご質問ですね!イングランドの Fisherman’s pie は,素朴な家庭料理から発展した「海のシェパーズパイ」とも言える料理です.ご疑問点も含めて整理します.
- Fisherman’s pie の歴史と特徴
起源
Fisherman’s pie は,イングランド沿岸部で19世紀以降に広まったと考えられています.大量のジャガイモが普及した産業革命期以降,肉の代わりに魚を使って「パイ風」の料理を作る習慣が広がりました.
特に 漁港町(コーンウォール,デヴォン,ヨークシャーなど) では,余った白身魚や燻製魚を煮てソースにし,マッシュポテトを載せて焼くスタイルが定番となりました.
特徴
中身は 白身魚(タラ,ハドック,コッドなど) を主に,時にサーモンや燻製ハドックを混ぜる.
クリーミーな ベシャメルソースまたはホワイトソース と組み合わせる.
上から マッシュポテトをかぶせて焼き上げる.
パイと呼ばれるが ペストリー生地は使わない(ここがポイント).
両方の要素があるといえます.
イングランドでは「漁師町の家庭料理」として根付いた.
アイルランドでも,豊富なジャガイモと魚資源(特にサーモンや白身魚)を活かして似た料理が作られてきた.
そのため文献や料理サイトでは「Irish dish」と紹介される場合もあります.
→ 実際には「ブリティッシュ・アイルランド両方にまたがる伝統料理」で,厳密にどちらか一方の専売ではありません.
- Shepherd’s pie との繋がり
共通点
Shepherd’s pie(羊肉+マッシュポテト)や Cottage pie(牛肉+マッシュポテト)と同じ「ポテト・クラストのパイ」の一種.
「肉の代わりに魚を使ったバリエーション」と考えられる.
相違点
Shepherd’s pie はミンチ肉を炒めてソースと合わせるが,Fisherman’s pie は魚を煮てクリームソースにすることが多い.
味付けも肉の濃厚さより,より軽くクリーミー.
つまり,Fisherman’s pie は Shepherd’s pie の海版(seafood adaptation) と言ってよいです.
- ケベックの Salmon pie との関係
ケベックの Tourtière au saumon(サーモンパイ) は,17〜18世紀にフランスから伝わった「肉入りパイ」が,魚を使う形に変化したもの.
サーモン+ジャガイモ+ペストリー生地で包むのが特徴.
こちらは「本物のパイ生地」を使う点がイングランドの Fisherman’s pie と大きく異なる.
繋がり
直接の系譜は薄いですが,両者とも「魚+ジャガイモ」という北大西洋圏の食材事情から生まれた点で共通している.
つまり「大西洋沿岸の食文化に共通する調理発想」から生まれた 兄弟的な料理 と考えることができます.
まとめ
Fisherman’s pie は イングランド発祥だが,アイルランドにも根強く広がったため,両国にまたがる料理とされる.
Shepherd’s pie との関係は「肉の代わりに魚を使ったバリエーション」という繋がりがある.
ケベックの Salmon pie は系統的には別だが,同じ「魚+ジャガイモ+焼き上げる」発想から生まれた「北大西洋圏の親戚料理」といえる.
ご希望なら,Fisherman’s pie・Shepherd’s pie・Salmon pie の比較表を作ってわかりやすく整理することもできますが,いかがしますか?
あなた:
Fisherman’s pie・Shepherd’s pie・Salmon pie の比較表を作ってわかりやすく整理してください.
ChatGPT:
承知しました!3つの料理を整理した比較表をお示しします.
パイ3種の比較表
|
項目 |
Fisherman’s pie(フィッシャーマンズパイ) |
Shepherd’s pie(シェパーズパイ) |
Salmon pie(サーモンパイ, ケベック) |
|
起源地域 |
カナダ・ケベック州(フランス系移民料理) |
||
|
主な具材 |
白身魚(タラ,コッド,ハドック),サーモン,燻製魚 |
羊肉(ミンチ)+野菜(玉ねぎ・人参・グリーンピースなど) |
サーモン(生または缶詰)+じゃがいも |
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つなぎソース |
クリーミーなホワイトソース/ベシャメル |
肉のグレイビーやトマト風ソース |
なし(具を直接重ねるか,少量のソース) |
|
クラスト/表面 |
マッシュポテトで覆い,焼き色をつける |
マッシュポテトで覆い,焼き色をつける |
小麦粉ベースのパイ生地(上下で包むことが多い) |
|
「パイ」と呼ばれる理由 |
「ポテトクラストのパイ」の伝統(生地なし) |
同上 |
本来の意味の「ペストリー生地のパイ」 |
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料理の性格 |
家庭料理・港町の定番,クリーミーで軽い |
農村の保存食・ボリューム料理,濃厚 |
祝祭や家庭の伝統料理,より「フランス的」 |
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関連料理との関係 |
Shepherd’s pie の魚版 |
Cottage pie(牛肉)と姉妹料理 |
Tourtière(肉入りパイ)の魚バージョン |
まとめると:
Fisherman’s pie → 「Shepherd’s pie の海版」
Shepherd’s pie → 「羊肉版・農村発祥」
Salmon pie → 「フランス系移民がケベックで育てた,本格パイ生地を使う魚料理」




