ウェブ・書籍を頼りにスイーツの歴史を調べるシリーズ16
ミルフィーユ(ミル・フォイユ Le millefeuille)1
フランスの伝統的なパティスリー.
17世紀に初めのレシピが生まれ,18世紀アントナン・カレームにより今日の形に完成されたとされ(フランス伝統菓子図鑑,山本ゆり子 誠文堂新光社),今でもフランス人に大人気.
https://en.wikipedia.org/wiki/Mille-feuille#Variations
前回取り上げた「フランスで人気菓子 トップ10」(サロン・ドゥ・ラ・パティスリーに合わせ,OpinionWayの調査)でも堂々の3位
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2024/01/07/202221
https://www.en-vols.com/gouts/gastronomie/voici-les-patisseries-preferees-des-francais-en-2023/
2023年
第1位:フルーツタルト/イチゴタルト Les tartes aux fruits et le fraisier
第2位:エクレール(レクレール/エクレア)とルリジューズ L’éclair et la religieuse
第3位:ミルフィーユ/ミル・フォイユ Le millefeuille
https://www.google.com/search?q= Le millefeuille
この記事では,ミルフィーユを次のように解説していました.
https://www.en-vols.com/gouts/gastronomie/voici-les-patisseries-preferees-des-francais-en-2023/
第3位:ミルフィーユ
(DeepL翻訳)
調査対象者の31%が,ミルフィーユを1番おいしいフランス菓子と答えました.
3層のシュー生地,2層のペストリークリーム,そしてグラサージュ(卵白,粉砂糖を練ったもの).
このデザートの起源は17世紀,フランス人シェフ,フランソワ・ピエール・ド・ラ・ヴァレンヌの作品に遡ります.しかし,そのレシピにはキルシュとラム酒が使われていました.
ミルフィーユがフランス人の心をつかんだのは,1867年のこと.その頃,アドルフ・スグノという人物が,バク通りにあった彼の菓子店で名物料理としてミルフィーユを提供しました.
それはたちまち大成功を収め,数週間も経たないうちに,このパティシエの店には大勢の人が押し寄せるようになります.スターが誕生したのです.
今日,フランスではどこでもおいしいミルフィーユを食べることができます.「グランド・エピスリー・ド・パリ Grande Épicerie de Paris 」のミルフィーユは,紛れもないクラシックと言われています.
Grande Épicerie de Paris Le millefeuille
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240109/k10014314061000.html
https://www.tokyo-np.co.jp/article/301575
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240109/k10014315031000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240109/k10014315001000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240109/k10014314931000.html