萩の寺,鎌倉宝戒寺まで行って来ました.途中,鶴岡八幡宮を通って.
空には,秋の雲.
源平池は黒い恋がほとんどですが,柳原神池の鯉は錦鯉が多い印象です.
平家池,源氏池とも,大きな蓮の葉で覆われていましたが,花はなく,種をいれた花托が至るところに.いつ見ても「なるほど蜂巣だ」と思わされます.
例大祭で催された流鏑馬(9/16)の馬場跡がまだ残っていました.
宝戒寺は,鶴岡八幡宮のすぐ隣の天台宗のお寺.北条一族の鎮魂のほかに、国宝的人材を養成修行させる道場でもありました.https://www.kanagawa-kankou.or.jp/?p=we-page-entry&spot=409751#
宝戒寺は,鎌倉でも有名な「花の寺」の一つ.拝観料の受付手前から,白萩と藪蘭が迎えてくれました.
サルスベリの花が最後の花を咲かせていました.「百日紅」の名はダテではありませんね.
この時期の楽しみは,シロバナヒガンバナ(シロバナマンジュシャゲ).ヒガンバナと ショウキズイセン との交雑種といわれています.
やや花が傷んできていましたが,それでも境内のあちこちに咲いていて,嬉しいかぎり,
百日紅以上に咲き続けているような気がする芙蓉.
鎌倉のお寺に多い柏槇.建長寺や円覚寺の大木がよく知られていますが,樹の形としては,この宝戒寺のものが一番ではないか,と秘かに思っています.
萩の庭を見下ろして立つ柏槇の波打つ葉叢大空を掴む
yachikusakusaki