鎌倉荏柄天神の梅  荏柄天神まで梅探索に行ってきました.昨年の梅探索訪問より10日早かったのですが,同程度の開花状況でした.今年の梅は早い! もっとも,寒さが続けば昨年と同じになってしまうかもしれません. 帰路,鎌倉西御門の史跡:新たに発掘調査された北条義時法華堂跡・大江広元の墓・源頼朝の墓・来迎寺に立ち寄り,さらに八幡宮・宝戒寺にも参拝してきました.

梅を求めて荏柄天神まで行ってきました.

昨年は2月7日に梅探索に訪れたので,10日早いことになります.

https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2022/02/07/233944

 



https://www.google.com/maps/place/荏柄天神社

荏柄天神に参拝した後は,法華寺跡,大江広元の墓,源頼朝の墓,来迎寺,宝戒寺(宝戒寺の梅は明日取り上げます),鶴岡八幡宮に立ち寄って帰宅.

 

 

地元商店街が作成した地図では,次の図のように描かれています.

大蔵地区というのは,大蔵幕府のあった地区という意味かと思います.住所としては「西御門にしみかど」という名前が残っています.大蔵幕府の西門の方角の地区になり,この地図の中心部が西御門になります.

荏柄天神は二階堂.東御門でもよかったのでしょうが住所名には残っていません.

西御門石碑

 

荏柄天神を昨年訪れたとき(2月7日)には,紅梅は三分咲き.白梅はようやくチラホラ咲き始めただけだったのですが--

 

10日早い今日,ほぼ同程度の開花状況でした.「今年の梅は10日早く開花が進んでいる」といってよいかと思います.

ただ.この寒さがさらに続けば,昨年とかなり近い開花状況となってしまうかもしれませんね.

 

本堂の敷地に上る階段の脇に咲く紅梅.

 

本堂に向かって右手の紅梅.

向かって左手の白梅.


荏柄天神の大イチョウ

小さな蕾と実

臘梅は満開です.

参道の梅は,まだこれから.

 

帰途,まず立ち寄ったのが北条義時法華堂跡.

新たに発掘調査されました.その裏の斜面の上に,近世になってつくられて大江広元の墓があります.

発掘された法華堂跡から,少し離れたところに源頼朝の墓があります.現在建っている塔は,後に島津氏により整備されたもの.

頼朝の墓から少し先の道を右に折れて,谷戸の奥に,時宗のお寺・来迎寺があります.

水仙と臘梅が迎えてくれました.梅はつぼみがかなり膨らんだところでした.

 

この後,宝戒寺と鶴岡八幡宮に立ち寄って帰宅.宝戒寺の梅については明日のブログで.

 

鶴岡八幡宮源氏池のカモメ(多分ユリカモメ)の群れと一羽の鴨(尾長鴨?).そして毎年見ている池沿いの早咲き白梅.