日が長くなってきました.
夕方5時.庭の草木を見て回るには十分な明るさ.
夕方になってもそれほど寒さを感じなかった一日.大寒 / 水沢腹堅(さわみずこおりつめる:沢に氷が厚く張りつめる)だというのに.
今年の冬,我が家近辺では氷点下にはなっていません.きっと二月には凍り付く日が何日かはあるのでしょうが,もしこのままの暖冬が続くのであれば,記録的かもしれませんね.
庭の花たち.秋の花はほとんど姿を消している中で,パイナップルセージにまだ花が!
台風の潮風で一回葉を全て失った代償?
春の訪れを告げるトップバッター,ジンチョウゲ(Daphne odora).
つぼみがゆっくり,でも確実に膨らんできているように思います.
同じように小さなつぼみを付ける灌木:
スキミア(シキミヤ:ミヤマシキミSkimmia. japonicaの園芸種)は開花して,つぼみを残しながらも,既に一部散り始めています.
ビバーナム ティヌス(V. tinus)は秋の終わりに少し開花.そのままの形で春を待っています.
この3種類の花たち.常緑・一見同じような小さい花を咲かせますが.全く異なる科・属の植物たちです.
葉ボタンは元気いっぱい.ビオラは早くも満開に近くなってきています.まだまだ株は大きくなりますが.
そして,11月という遅い時期に種まきしたビオラたちはというと---
サンルームのものが花を付けました!
元気がなくてやや心配なハッサクの老木.そして若いのにやはり元気をなくしつつある素心蝋梅.
それでも,実を付け,花を咲かしてけなげにアピール?手入れをしっかりしてやらねば!
一方,最も元気なのが水仙.
沢山花を咲かせています.最大の敵,雪も降らず,しっかりと顔を上げて.
玄関に生けた水仙は,しおれてしまっていましたが.
水仙はやうやく瓶にすがれたりひと月あまりもちにけるかも
三ヶ島葭子(みかじま よしこ)