ご近所の小さなお社.
常駐で管理する方がいないためか,雑草観察にはもってこいの庭園となっています.
春には,ハルジオンが優勢.
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2020/04/24/164656
秋にはどんな植物が?と思って,改めてiPhoneカメラで撮ってきました.
PictureThisの助けも借りて同定した結果です.
オヒシバ,イヌビエは,以前から見て知っていましたが---
ショクヨウガヤツリ?
確かに,子供の頃遊んだカヤツリグサとは違います.
1980年頃,はじめた確認された種で,輸入乾草に混入していたものが,拡散していったと考えられているとのこと.
「地中海沿岸域や西アフリカ等で塊茎を食用にするのは栽培型,畑地や牧草地で雑草化しているのは雑草型とされる.」とあり,根を食べる場合があるので「ショクヨウ」の名がつけられたんですね.
しかし,まだ移入してから50年たっていない!
にもかかわらず,ご近所の社境内で優勢種の一つに.
そして,セイヨウオオバコ.
こちらは,戦後ヨーロッパから移入して,現在は北海道から沖縄まで全国に広がっているとのこと.
雑草の世界も知らぬまに様変わりしていました.
早くも10月が終わろうとしています.
もう何週間も我が家の庭を華やかに装ってくれているのは,サルビア,
フジバカマ,そしてクジャクアスター.
この花たちが元気な内は,まだ晩秋という気はしません.