さあ続いては,
"ハーブ名人が教える!おいしいルッコラ♪エトセトラ”
「立派な家---うわ!これ?何これ! 大きな家やな〜」
「敷地がすごいな〜うわ,もうハウスもいっぱいある.どこにいらっしゃるんや
ろ〜」「作業場?」
「こんにちは」
梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! 「ルッコラ 東京都西東京市」
5月6日月曜 NHKBSプレミアム 午後7時00分~ 午後7時30分
「どうもどうもすいません.びっっくりした,今.よろしくお願いします」
迎えたのは新倉大次郎さん(ルッコラ農家).
「これ,家.これで離れでいろいろあって.こっちも全部?」「そうです.こちらが畑になります」
「ハウス何個あんの?」「ハウスの数は,多分30個以上」
「え!」「すごいな----」
そのハウスから現れたのがお父さんです.
こちらがハーブ名人の父・庄次郎さん.この辺りで,ルッコラなどのハーブ作りを始めたパイオニアなんです.
「ちなみに,ハーブっていうのは,何種類,作ってらっしゃるんですか?」「60種類ぐらい」
「え〜」「60種類!」
35年ほど前に,ハーブ作りを始めた庄次郎さん.当時は,ハーブを作っている人がほとんどいなかったため,ルッコラ作りも大変苦労したそうです.
「出荷するのに,どれくらいで出荷していいか分からなかった」
「お父さんは,ルッコラ,初めて食べたとき,生でね.最初,梅沢さん,さっき食べたんですけど,『何やねん,これ』って顔をしたんですよ.お父さんは.初見は?」
「最初,同じ」(ハハハハハ)
「いや苦かったもの! あ,お母さん,どうも梅沢でございます,どうも」
「いろいろ登場してくる---」
(母,正恵さん.手押し台車をおして登場)
「らららら」「ちょっと,見ましょう.カメラさん,見ましょう,見ましょう」
「(台車全体をさして)これは?」「バラバラです」
「これは?」「これは,オクサリス」
「あ〜,リーフね!カレーリーフっていうの?」「これ,さんしょうの仲間です」「とても人気があるんです」「これが人気ある?」「北海道まで行ってる」「これが,田無市で作られたのが北海道まで行ってる」
「ちょっと,ルッコラ畑,見せてもらっていいですか?」「じゃあ,こちらへどうぞ」
「行きましょう.皆さん.お父さんも行きましょうよ.せっかくだから」
「いや,すごい---確かにハーブ名人ですね.これは何?これは---これも?」「これはセージです」
新倉さんのお宅では,現在,80軒ほどのレストランに,ハーブを卸しています.
さあ,ルッコラのハウスに着きましたよ.
「ここ,ルッコラです」
「ルッコラも,あちらより,こっちの方がサイズ大きいと思うんですけど,あちらぐらいだと,ちょっとフレンチの方がよろこぶ位で」
「おフランス料理ね」
「ほんで,これはイタリアの?」
「イタリア料理と中華ね」
小さいものは,やわらかくて辛味が弱く,大きくなると辛味が強くなります.
レストランの細かいニーズに応えているんですね.
「ルッコラの花が咲く」
「これがルッコラの花?分からへんわ」
ルッコラは,お花も出荷してるんです.ちゃんと食べられるんですよ.
「さあ,いよいよ食べるわけですけども.まずはルッコラを使って何を作っていただけますか?」
「まずは,ハーブサラダを」「ハーブサラダ.いろんな種類ね.分かりました」
「今回使うのは,サラダはこちらのもの」「これ?」
「はい,ルッコラに,チャービル,ナスタチウム,お花も今回は」「お花?」
「こちら,ルッコラのお花ですね」
ルッコラと,いろいろなハーブをちぎって混ぜるだけ!
お花がかわいいですね.
さっと,オリーブオイルをかけて頂きます.
お花ってどんな味がするんでしょうか.
2軒目「ハーブ名人が教える!おいしいルッコラ♪エトセトラ」
料理①:ルッコラハーブサラダ
材料 (すべて適量)ルッコラ(葉と花),チャービル,ナスタチウム(葉と花),
イタリアンパセリ,オリーブオイル
作り方 ①適当な大きさにちぎった葉を混ぜ合わせ,その上にルッコラとナスタチウムの花を
飾る.
②オリーブオイルを適量かける.
※お好みで,塩こしょう,わさびじょうゆをかけてもおいしいです.
https://www4.nhk.or.jp/program/manpuku/recipe/bsp_190506.pdf
ルッコラの花
「うん,おいしい.葉っぱと違います」
ナスタチウムの花
「でも,おいしいよ.これが辛いでしょ?」「これが辛いですね.結構辛い.後からくるかも」
「あ,辛い!ホンマや!辛い!あ,わさびや,わさび!あ,ホンマや」
「ルッコラの花ちょうだい? これも初め甘い.うまい!」
「花,うまいですね」「うまいじゃん」「お花,うまい」
「ルッコラも,オリーブオイルをつけた瞬間に,味が変わりますよ.苦々しいところが中和されて,いい!」
「強いもの同士だと,お互いに牽制し合うんで,口の中に入れると,ちょうど,程よいぐらい」
「ちょっと,次行きましょうよ.生はもう分かりました.次,生以外で,ちょっと調理法--」
「次は『やきもち』っていうやつで--」「やきもち?」
「はい.もちって名前はつきますけど餅ではないです」
ルッコラのやきもちは新倉さんちの定番おやつ.
お米じゃなくて,小麦粉を使うんです.
「イタリアンに使うような,大きめのルッコラを」「例のね」
「はい,味の濃いイタリアの方のやつをざっくりと.これはもう,ただ,焼くだけ」
やきもちって,こんなに大きいんですか?
料理②:ルッコラのやきもち
材料 ルッコラ(80g),小麦粉(200g),水(200mL),サラダ油(適量),
砂糖(適量),しょうゆ(適量)
作り方 ① 小麦粉を水で溶く.
② ①にルッコラを入れて混ぜる.
③ サラダ油を引いたフライパンで,両面に焦げ目がつくまで焼く.
※砂糖じょうゆをつけていただく.
https://www4.nhk.or.jp/program/manpuku/recipe/bsp_190506.pdf
「絶対,料理しないでしょ?」「全然しないです」
「手つきが,それですもん」(笑い)
「火加減は,お母さん,どれぐらいがいいですか?」「強火でいいよね」「強火で焦がした---」「ああそうね.それで,焦げ目がついてくるから,そしたら反対に返して」
「お母さん,やってくれないですよね」「ははは」「いや,全然いいです.我々がやりますから」「ハハハハハハ」(笑い)
「何であなたがお母さんに言わないの?」「ハハハハハ」「3日ぐらい前に」
「ええんちゃう?ちょっといきますよ!カメラさん,お願い」「ああ,いったいった」「いい感じ.ちょっと押したら?」「ちょっと押して」
「お母さんは,決してやってくれないよね」「うっふふふふふ」「大丈夫ですよ」
「お皿は?---違うやん!おかしいやん!ちょっと見て見て!このお皿と,寸法合わないでしょ!」(笑い)
「家行って,大きいお皿持ってきて!もう!全然ダメじゃないですか!息子.もう.
梅沢さん,お願いします!」「中が,もしかしたらまだ----もうちょっと」「もうちょっと,蓋しておきます」
(梅沢さんに交代)
「ホンマは全部できるんですよ.ずっと我慢してスミマセン」「いえ」
「いきますよ.カメラさん.見て下さいね.
おかしいやん!(お皿がやっぱり小さすぎる)」(笑い)
「おかしいやん!おおきいやつや!持って行って,早く!」
結局,切り分けました.
スタッフ「これで完成で大丈夫ですか?」「はい大丈夫です.あとは,砂糖醤油をつけるだけ」
「あなたが言うな!梅沢さんが言うて下さい.完成しました?」
「ルッコラのやきもち,完成です」
砂糖醤油をつけていただきま〜す!
「おいしいでしょ,どうですか?」
「うん.いけますよ!ルッコラがね,甘い感じ.あの苦みがなくなった」「火が入ると,かどがとれるので」
「おいしい!確かにおやつにいい! うん,おいしい.何かお餅って感じがする.言われれば」
「これ,やっぱ,農家さんのちえだそうな」「おなか張るし----そうそうそうそう」
「おいしい.結果オーライ違う?」「そうですね」
「結果オーライ」「オースオッケーです」
「オールオッケーね.あんたに言われるのは嫌やけど」「はははははは」
オールオッケーです.
ハーブサラダとルッコラのやきもち.ごちそうさまでした!