今日の鎌倉は,梅雨の間の晴れ間が広がりました.夕方散歩は,佐助稲荷まで.
一年ほど前に,合歓の花に出会った行程です.
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2022/06/27/235751
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2022/06/30/235511
鎌倉の街中の散歩は,道路沿いの家々が栽培している花を見るのが楽しみ.私が見たこともない栽培品種にもよく出会います.
こに時期,鎌倉の街を飾るプランターの多くがマリーゴールドになります.
デュランタには初めて出会いました.
ニチニチソウが,夏の定番の花になって久しいかと思います.別名ビンカ.以前の属名がそのまま別名として残っています.
ランタナもニチニチソウ同様,夏の定番.どちらも暑さにも乾燥にも強い植物.
カサブランカはヤマユリ、カノコユリ、タモトユリなどを原種とするオリエンタル・ハイブリッドの一つ.ヤマユリそっくりで私には大きさでしか区別できません.
セイヨウニンジンボク.妙な名前ですが,チョウセンニンジンに似ているためとか.英語ではchaste tree(純潔の木).
かつてローマの女神ウェスタ(ローマ神話の竈かまど の女神. ギリシアのヘスティアと同一視)の処女たちは,自分たちの貞節を象徴するためにチェストツリーの小枝を持っていました.
クリスマスブッシュは初めて出会いました.「クリスマスの頃には萼片が鮮やかな赤ピンクに染まる.Its sepals that turn bright red-pink at around Christmas time.」(https://en.wikipedia.org/wiki/Ceratopetalum_gummiferum)とありました.
セイヨウフウチョウソウは,以前の属名クレオメの名前でも知られています.
トウワタは初めての出会い.別名は属名のアスクレピアス.江戸時代に移入されたようです.
タマザキクサフジも初めてです.栽培されているのか野生化したものなのか見分けがつきませんでした.ヨーロッパでは牧草やグランドカバーとして利用されているそうです.
フサフジウツギは,おんめ様(大巧寺)でも出会いました.
今日の目当ての一つ,合歓の花.最盛期を過ぎていましたが.それでもしっかり楽しめました.
昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木(ねぶ)の花君のみ見めや戯奴(わけ)さへに見よ 紀女郎 万葉集巻8 1461
合歓の花木末(こぬれ)に高くそよぎつつ秘かなるわが思慕をいざなふ 大西民子 まぼろしの椅子