寒い中ですが,鎌倉おんめ様(大巧寺)の小径には少しずつですが春の気配が.臘梅に替わって白梅が見頃になり,椿は蕾が少しづつ色づいてきています.リキュウバイも一輪だけ花が.帰りに「ドンコ」を購入.本来のドンコ汁は味噌仕立てですが,しょうゆ仕立てでいただきました.だしがよく出て美味しかったです.肝の味も格別.なお,ドンコの正式名はエゾイソアイナメとされていますが,チゴダラとの間に遺伝的差異はほとんど無いそうです.

まだまだ寒い日が続きますが---

鎌倉おんめ様(大巧寺)の小径に冬の景色.

しかし,少しずつ春の気配も忍び寄ってきています.

臘梅はもう咲き終わりました.白梅が見頃になってきています.

 

おんめ様に沢山ある椿.蕾が少しづつ色づいてきています.

私の好きなリキュウバイ.一輪だけ花をつけていました.

 

帰りに魚屋さんによると,あまり見かけない「どんこ」が並んでいました.まだ食べたことがなかったので購入.

魚屋では鍋物の材料として販売していましたが---

東北地方の郷土料理として有名なものが「ドンコ汁」.味噌仕立てが基本のようです.

https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/donko_jiru_miyagi.html

https://www.marugotoaomori.jp/blog/2014/01/6375.html

http://kyoudo-ryouri.com/food/1119.html

私はネギ,大根,白菜,ニンジンとしょうゆ仕立てでいただきました.骨ごと汁に入るせいか,とてもいい出汁が出ていました.そして,肝,卵も美味しかったです.

 

この「どんこ」の正式名はエゾイソアイナメ

ただし,最近,「チゴダラPhysiculus japonicus とエゾイソアイナメ P. maximowiczi間には遺伝的差異がほとんどない」という論文が出されました.チゴダラに統一されていくのでしょうか?

https://www.jstage.jst.go.jp/article/aquaticanimals/AA2019/0/AA2019_AA2019-5/_article/-char/ja

 

いずれにしても---

ドンコ汁の「ドンコ」は正式名ではありません.

一方,淡水魚の「ドンコ」.こちらは正式名のようですね.

 

https://www.chowari.jp/sp/book/detail.php?c=918

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%B3%E3%82%B3