今日は,昼間は晴れてはいたのですが,風が強く寒さがこたえ,そして,日が沈むと,さらに気温が一気に下がるという冬の1日.
そんな中,わが家の木瓜は,三分咲き.寒木瓜と言ってもいいのでしょうか?
夕方はいつもの散歩.そして,今日も魚屋へ.カレイを購入しました.
並んでいたのは,子持ちナメタガレイとアカガレイでしたが,ナメタガレイを選択.煮付けにしました.美味.
カレイの中で,最近,最もよく見かけるのがこのナメタガレイ(ナメタガレイは,ババガレイという名前がより正式のようですが,この名前で売られているのを見たことがありません).
カレイと言えば,一尾全体が売られている姿を思い浮かべてしまいます.
マガレイかマコガレイだったでしょうか.ナメタガレイに限らず.子供の頃,切り身のカレイを食べた記憶がほとんどありません.
流通経路,保存法,漁獲量,嗜好の変化,等様々な要因で,切り身のナメタガレイの販売量が,関東地方で増えたのでしょう.
少なくとも三陸でのナメタガレイの水揚げは増えているようです.そして,「煮付け以外になると--- ちょっとオススメできません.それだけ煮付けに向いているカレイです」とのこと.
相馬双葉漁業協同組合によれば,https://soso-gyokyo.jp/landnews/866
ババガレイ(相双地方名:ナメタガレイ): 昨年度、水揚数量ランキングでも3位になったカレイです。震災前はマガレイがカレイ類の中でも圧倒的に水揚が多かったんですが・・
煮付けで食べるのが非常に美味しいです。個人の意見になりますが、煮付け以外となると・・ちょっとオススメ出来ません。それだけ煮付けに向いているカレイです。
日本では,沢山の種類のカレイが食べれていて,web魚図鑑(https://zukan.com/fish/internal5011)には24種のカレイ科の魚たちが並べられていました.
私が知っている名前はほんの一握り.
アカガレイ,アサバガレイ,アブラガレイ,イシガレイ,イシガレイ×ヌマガレイ,オヒョウ,カラスガレイ,クロガシラガレイ,クロガレイ,サメガレイ,スナガレイ,ソウハチ,トウガレイ,ナガレメイタガレイ,ヌマガレイ,ババガレイ(ナメタガレイ),ヒレグロ,ホシガレイ,マガレイ,マコガレイ,マツカワ,ムシガレイ(ミズガレイ),メイタガレイ,ヤナギムシガレイ(ササガレイ)
食品成分表には,まがれい,まこがれい,子持ちがれい,の名前が載っています.子持ちがれいがどの種かはっきりしませんが,ナメタガレイかもしれません.
カレイは,脂質が少ない魚ですが,子持ちがれいには,かなりの脂質が含まれています.卵の脂質の寄与もかなりあるでしょう.