不思議な形をした野菜,コールラビ.昨日鎌倉農協連即売所で買い求めました.
今日調理しようかと思ったのですが,外出していて果たせず.
キャベツと同種ですが,
https://www.japan-soil.net/report/h22tebiki_03.pdf
茎が膨らむ様子がカブに似ています.
名前は,ドイツ語のKohl(「キャベツ」)+Rübe〜Rabi(スイスのドイツ語の変種)(「カブ」)から.
この名前の由来からも分かるように,欧米ではドイツの野菜と見なされているようです.
https://www.germanfoodguide.com/kohlrabi.cfm
「コールラビはキャベツ科に属し,別名Cabbage Turnip(キャベツカブ)とも呼ばれます.葉の付け根にある丸く膨らんだ茎で見分けることができます.赤色と白色(薄緑色)の品種があります.外側の色に関係なく,どの品種のコールラビも中の肉は淡い緑色で,ほんのり甘く,シャキシャキとした食感です.味はブロッコリーの茎やキャベツの芯に似ていますが,より甘みがあります.
ドイツは世界最大のコールラビ生産国で,消費国でもあります.年間4万トンのコールラビを生産し,オランダやイタリアなど近隣諸国から輸入して,年間消費量をまかなっています.ヨーロッパをはじめ世界中で,コールラビはドイツを代表する野菜とされています.」
https://en.wikipedia.org/wiki/Kohlrabi
英語ではGerman turnip(ドイツカブ)とも呼ばれている!
私が以前栽培してみたときには,サラダ,スープ,シチューにして食べていましたが---
改めてどのような調理法があるのか調べてみました.
調理法
調理法一般の解説は次の通り:
https://www.germanfoodguide.com/kohlrabi.cfm
コールラビは,ロースト,ステーキ,シュニッツェル,鶏肉,魚,卵料理とよく合います.
まず,コールラビをぬるま湯でよく洗います.その後,コールラビの皮をむきます.若いコールラビは皮が薄いので,薄皮をむくだけでよいでしょう.熟成したコールラビは皮が厚いので,必ず剥きます.下の根元を切り落とし,葉も取り除きます.また,木質化している部分も取り除く.コールラビを調理する場合は,栄養をできるだけ残すために,調理した後に皮をむくこともできます.
コールラビは,生でも調理しても食べることができます.生のコールラビは,ビネグレットドレッシングで千切りにしたり,サラダに加えたりすると,さっぱりしておいしいです.生で食べる場合は,小さくて若いコールラビを選ぶと良いでしょう.
コールラビは茹でたり,蒸したり,焼いたり,詰めたりすることができます.茹でる場合は,ホールコールラビは20~30分(大きさによる),スライスコールラビは10~15分加熱します.
コールラビの葉も食用になり,栄養価も非常に高いです.刻んでサラダに加えましょう.また,調理することもできます.ほうれん草と同じように,バターとレモン汁でさっと炒めるだけです.
ドイツ伝統料理のレシピを調べてみると---
クリーム和えやクリームスープが伝統的調理法のようです.見た目はそれほど美味しそうに見えませんが,コールラビの食感や甘みのある味を知っているので,食べてみたくなります.
kohlrabi recipe German Cuisine
「ドイツ料理German Cuisine」を外した英語検索では,ローストや炒め物が中心.アメリカ好みの料理でしょうか.
欧米では,「ドイツ野菜」ですが---
アジアでも,インド東部,北部,ヴェトナム,イランなどで,コールラビは食べられています.
https://en.wikipedia.org/wiki/Kohlrabi
インド料理,ヴェトナム料理は,日本人好みのような気がします.英語のレシピなら手に入りますから,DeepL翻訳を活用して,つくることができそうですね.
インド料理
indian cuisine recipes kohlrabi
ヴェトナム料理