昨日は,鎌倉文学館へ.
一つの目的は資料を探すためでしたが,もう一つは鎌倉に残された最高の別荘の雰囲気を満喫すること.まだ寒いこの時期でも,十分味わうことができました.
初めに鎌倉市と,長谷地区の商店街の紹介文の抜粋と掲載しますが,その後には園内で撮影した植物の写真を並べました.建物の中は撮影禁止ですので,残念ながらお見せできませんが,雰囲気のほんの一端でも感じて頂ければと思います.
植物の中では,スダジイの大木が最も印象に残りました.
樹木には疎いのですが,シイの木がこんなに大木になるということだけでびっくりし,そして圧倒されました.
鎌倉文学館はバラに季節に最も多くの人が訪れます.
冬は何もないだろうと思いつつバラ園にスマホを向けると,何か動くものが.
枝に止まっていたのはジョウビタキ.以前の職場の庭では,毎年一緒に?冬の楽しい時を過ごした経験があります..
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/keikan/ks01.html
https://hasenowa.com/spot/107/
この建物は,昭和11年旧加賀藩前田家第16代当主前田利為氏が建築したもので,相模湾を見下ろす谷戸の中腹に位置しており,当時の鎌倉の別荘を代表する建物の一つです.
昭和58年7月,前田家より鎌倉市が譲り受け,昭和60年11月に鎌倉文学館として開館しました.
ノーベル平和賞受賞の佐藤栄作元首相が別荘として利用したほか,作家三島由紀夫の小説「春の雪」の一場面として登場しています.
文学だけでなく,鎌倉の歴史と自然を感じられ,高台に建つ西洋館からは,鎌倉の海が望め,広大な庭の一角にあるバラ園では,また,春と秋に200株を超えるバラが目を楽しませてくれます.そんな歴史ある建物で,古典から現代まで300人を超える鎌倉ゆかりの文学者を紹介しています.