一月も既に半ば.
我が家の庭でも,冬の花たち季節を知らせてくれています.
母親が庭中に植えまくったスイセン.
真っ白なスノーホワイトは,私が買い求めて,玄関先に置いたもの.
以前からよく知られた品種ですが,最近ガーデンショップでよく見かけます.真っ白な花姿の美しさが再認識されたということでしょうか.
ウメ,ロウバイとともに,雪中の四花(雪中四友)の一つとされているスイセン.
ロウバイとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版
その別名は雪中花(華).
日本大百科全書によれば,この雪中華が和名で,スイセン(水仙華)は漢名として,文献に記されているとのこと.
そして,このスイセンを執筆している湯浅先生は,漢名水仙は,“ギリシャ神話の影響を受けたと思われる”名前としています.
水鏡にわが身を映してスイセンに変身したナルキッソス(ナルキッスス)の物語ですね.
http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2019/11/20/235546
http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2019/11/20/235546
全く気付きませんでした.
スイセン(読み)すいせん(英語表記)daffodil
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
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スイセン(水仙)の名は,ギリシア神話に影響を受けたと思われる中国名.日本でのもっとも古い記録は九条良経(くじょうよしつね 1169-1206)が描いた色紙で,『万葉集』をはじめ平安時代の文学や漢和辞書にスイセンは登場せず,平安末期に渡来したとみられる.文献では室町時代の漢和辞書『下学集(かがくしゅう)』(1444)に,漢名水仙華,和名雪中華と出るのが最初である.
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[湯浅浩史]
雪中の四花(雪中四友)のうち,我が家の梅はまだまだですが,ロウバイ(臘梅),ツバキ(椿)は,開花して,冬の庭を演出してくれています.
(ツバキは撮影し忘れました.以前使ったもので代用しておきます)