だだちゃ豆(鶴岡市枝豆)2▽ゆでるだけじゃない!ビールにぴったり.だだちゃ豆のおつまみ.まずは豆ギョーザ.「うん.チーズと合う」「おいしい.チーズとだだちゃのかたさも,同じぐらいやから食べやすい」  だだちゃ豆のかき揚げ 「じゃこと合いますね.甘みと塩気で.あ〜,いい」「このだだちゃ豆は,ホントにうまい」 まんぷく農家メシ!選「だだちゃ豆~山形県鶴岡市~」2

今回頂くのはだだちゃ豆.農家直伝のおいしい茹で方.お酒にぴったり,アイデアおつまみ.これも全部だだちゃ豆料理(映像:すべてだだちゃ豆でつくっただだちゃ豆づくし定食).

目からうろこのだだちゃ豆レシピが満載です.

舞台は山形県鶴岡市

 ▽農家直伝!枝豆のおいしい茹で方.こすって,あおぐ

だだちゃ豆(鶴岡市枝豆)1 だだちゃとは地元の言葉で「一家の主」の意.香りと甘みが強いのが特徴.「茹であがったら,すぐに冷ましたいので,重ならないように広げたくて」 まんぷく農家メシ!選「だだちゃ豆~山形県鶴岡市~」1 - yachikusakusaki's blog

枝豆基礎知識1 えだまめ専用の品種が最近は多い.ブランド品種としてはだだちゃ豆のほか,黑埼茶豆,丹波黒のえだまめ,青森の毛豆など.17世紀末にはファストフード感覚の食物となっていました.+枝豆のゆで方比較:どれが正解? - yachikusakusaki's blog

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【司会】東野幸治,梅沢富美男,【語り】友近

梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK http://archive.



▽ゆでるだけじゃない!ビールにぴったり.だだちゃ豆のおつまみ.

「こんにちは,えらい出迎えられてます.やばいです」

近所の人が集まっちゃったみたいですね.

だだちゃ豆,教えてくれるうちは?あっち?誰がどうかわかんないですよ.凱旋帰国みたいになって」

だだちゃ豆料理を教えてくれるお宅は,だだちゃ豆農家46年の佐藤庄七さん,妻栄子さんのご一家.

「今何をしている所なんですか?」

「今,選別して袋詰めにしております」「選別!」」「手作業?」

「手作業です.これは.一回目は向こうの機械でこいで-----」

「(向こうの)赤い“えだまめ自動脱莢(さや)機で,やったやつが---」

「また,ここで最後---」

「いやいや,違う違う」「けんかが始まった!」

「洗って,いれて,ここに持ってきてから,こういうふうに選別して」

 

だだちゃ豆を作っておよそ半世紀.この時期は一日200キロ以上も出荷するそうです.大量の豆を一つ一つ傷がないか,丁寧に選別するんですって.

これは肩こりそうですね.大変な作業だ.

 

「お母さん,これで選別して入れるわけじゃないですか.で,もうグラムも決まってるの?」

「250グラムなんですけど,10グラム足すめで,260グラムにしています」

「あの,僕らはいいんですけど,終わってからケンカするの,やめてくださいね」(大笑い)

「明日ケンカしますから」

「何か,ケンカしそうな雰囲気になってきたから」

「ケンカはしないの.365日仲いいの」

「東野さんと同じ.ケンカしない」

「仲良くやってるよ.奥さんと」「わかりました.かしこまりました!」

 

楽しいお父さんですね.会いたいわ〜.ビールにぴったりなおつまみ.ご自宅でいただいましょう.

 

「お父さんの芸風にない家ですね」「東野さん,そんなこといわないでください」「きれいなお家で.いいですよ」「どうぞどうぞどうぞ」

 

まずは豆ギョーザ.

(既に包まれた餃子;揚げる前,を見て)だだちゃ豆とあと何かお肉ですか?」「お肉じゃないんです.チーズ」「チーズとだだちゃ豆だけ?」「そう」

 ▽豆餃子

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https://www.amazon.co.jp/NHKBS

材料(作りやすい分量):

茹でだだ茶前---60g,プロセスチーズ---30g(ピザ用ではないとけにくいものがおすすめ),餃子の皮---6枚,片栗粉・水・油---適量

作り方:

1.莢から出した茹でだだちゃ豆とチーズを,餃子の皮で包む.

 (ポイント だだちゃ豆をチーズの2倍入れる)

2.180℃の油で約4分,焦げ目がつくまで揚げたらできあがり.

 

「母ちゃんはどこでみつけたんですか?」「私ね.養子です」「かあちゃん.この態度のでけえの,養子?」(笑い)

「じゃあ,母ちゃんが父ちゃんとつきあってみて養子に?」

「佐藤家,乗っ取られましたね」「そうです」

「養子に来るって事は大変だったでしょう?」「大変だった.この人の父親が,やかましくて.だいぶ苦労したよ」

「あなたがやかましいよ」(笑い)

「お父さんが,結構やかましくて大変だったんだって」「苦労されたんですか」

「そうですよ」

 

もう一つ,お父さんが大好きなおつまみがあるそうです.

「ビールに合うとか酒のつまみって聞いてるから,飲み助?」「そう,毎日」

「いい酒なの?悪い酒なの?」「う〜ん,悪くはない」「ほんならいい,ほんならいいやん」

「若いときは,二日酔いするぐらい」「わかいからね」「でも朝起きて働くんでしょ?」「朝は,寝てる」「あかんやん」「二日酔いだからだよ」「駄目だよ.はははは」「若いときだよ.毎日じゃないよ」「たまにね」「今はね.ちゃんと働くよ」

「若いとき,奥さんのお父さんに,『何寝てんだこの野郎』」「だから,奥さんのお父さんが,怖いんじゃなくて,あなたが,昼まで寝てるから怒る.なんにも悪くない」

 

だだちゃ豆かき揚

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https://www.amazon.co.jp/NHKBS

材料(作りやすい分量):

茹でだだちゃ豆---60g,とうもろこし---50g,ちりめんじゃこ---30g,水100ml,天ぷら粉---60g

作り方:

1. ボウルに材料を入れ,タネを作る.

(ポイント じゃこの塩気と,だだちゃ豆の甘みが合う)

2. 180℃の油で,焦げ目がつくまで揚げたらできあがり.

 

「まず,豆餃子」

「うん.チーズと合う」「酒のつまみにどうですか?」「いいね」「合う」「だだちゃ豆,そのものがおいしいから」「おいしい,おいしい.チーズとだだちゃのかたさも,同じぐらいやから食べやすい」

 

「どうですか,かき揚げ?」

「実にね,このだだちゃ豆の特徴としてね,食材に邪魔しないのよ,他の食材に」

「じゃこと合いますね.甘みと塩気で.あ〜,いい」「何もかけなくてもね」

「かけなくても,これいい」

 

「このだだちゃ豆は,ホントにうまい」「よかった」「ありがとうございます」

 

「梅沢さん,でもね,豆のね,管理は一生懸命なの」「父ちゃんがね」「優しいですね.もう,ええ奥さんですよ」

「いいとこ,養子に来たじゃんよ.嫁さんのおとっつぁんうるさい---」「今になって反省してるん.こんな嫁で失敗したと思ってんのよ」「何を--」「午前中,話してよ」「何をそんなこと,出て行け,出て行け!ね〜ホントにね」

 

なんだかんだ言って,仲よさそうですね.

ごちそうさまでした.