今回頂くのはだだちゃ豆.農家直伝のおいしい茹で方.お酒にぴったり,アイデアおつまみ.これも全部だだちゃ豆料理(映像:すべてだだちゃ豆でつくっただだちゃ豆づくし定食).
目からうろこのだだちゃ豆レシピが満載です.
▽農家直伝!枝豆のおいしい茹で方.こすって,あおぐ.
梅沢富美男と東野幸治のまんぷく農家メシ! - NHK http://archive.
▽ゆでるだけじゃない!ビールにぴったり.だだちゃ豆のおつまみ.
「こんにちは,えらい出迎えられてます.やばいです」
近所の人が集まっちゃったみたいですね.
「だだちゃ豆,教えてくれるうちは?あっち?誰がどうかわかんないですよ.凱旋帰国みたいになって」
だだちゃ豆料理を教えてくれるお宅は,だだちゃ豆農家46年の佐藤庄七さん,妻栄子さんのご一家.
「今何をしている所なんですか?」
「今,選別して袋詰めにしております」「選別!」」「手作業?」
「手作業です.これは.一回目は向こうの機械でこいで-----」
「(向こうの)赤い“えだまめ自動脱莢(さや)機で,やったやつが---」
「また,ここで最後---」
「いやいや,違う違う」「けんかが始まった!」
「洗って,いれて,ここに持ってきてから,こういうふうに選別して」
だだちゃ豆を作っておよそ半世紀.この時期は一日200キロ以上も出荷するそうです.大量の豆を一つ一つ傷がないか,丁寧に選別するんですって.
これは肩こりそうですね.大変な作業だ.
「お母さん,これで選別して入れるわけじゃないですか.で,もうグラムも決まってるの?」
「250グラムなんですけど,10グラム足すめで,260グラムにしています」
「あの,僕らはいいんですけど,終わってからケンカするの,やめてくださいね」(大笑い)
「明日ケンカしますから」
「何か,ケンカしそうな雰囲気になってきたから」
「ケンカはしないの.365日仲いいの」
「東野さんと同じ.ケンカしない」
「仲良くやってるよ.奥さんと」「わかりました.かしこまりました!」
楽しいお父さんですね.会いたいわ〜.ビールにぴったりなおつまみ.ご自宅でいただいましょう.
「お父さんの芸風にない家ですね」「東野さん,そんなこといわないでください」「きれいなお家で.いいですよ」「どうぞどうぞどうぞ」
まずは豆ギョーザ.
(既に包まれた餃子;揚げる前,を見て)「だだちゃ豆とあと何かお肉ですか?」「お肉じゃないんです.チーズ」「チーズとだだちゃ豆だけ?」「そう」
▽豆餃子
https://www.amazon.co.jp/NHKBS
材料(作りやすい分量):
茹でだだ茶前---60g,プロセスチーズ---30g(ピザ用ではないとけにくいものがおすすめ),餃子の皮---6枚,片栗粉・水・油---適量
作り方:
1.莢から出した茹でだだちゃ豆とチーズを,餃子の皮で包む.
(ポイント だだちゃ豆をチーズの2倍入れる)
2.180℃の油で約4分,焦げ目がつくまで揚げたらできあがり.
「母ちゃんはどこでみつけたんですか?」「私ね.養子です」「かあちゃん.この態度のでけえの,養子?」(笑い)
「じゃあ,母ちゃんが父ちゃんとつきあってみて養子に?」
「佐藤家,乗っ取られましたね」「そうです」
「養子に来るって事は大変だったでしょう?」「大変だった.この人の父親が,やかましくて.だいぶ苦労したよ」
「あなたがやかましいよ」(笑い)
「お父さんが,結構やかましくて大変だったんだって」「苦労されたんですか」
「そうですよ」
もう一つ,お父さんが大好きなおつまみがあるそうです.
「ビールに合うとか酒のつまみって聞いてるから,飲み助?」「そう,毎日」
「いい酒なの?悪い酒なの?」「う〜ん,悪くはない」「ほんならいい,ほんならいいやん」
「若いときは,二日酔いするぐらい」「わかいからね」「でも朝起きて働くんでしょ?」「朝は,寝てる」「あかんやん」「二日酔いだからだよ」「駄目だよ.はははは」「若いときだよ.毎日じゃないよ」「たまにね」「今はね.ちゃんと働くよ」
「若いとき,奥さんのお父さんに,『何寝てんだこの野郎』」「だから,奥さんのお父さんが,怖いんじゃなくて,あなたが,昼まで寝てるから怒る.なんにも悪くない」
https://www.amazon.co.jp/NHKBS
材料(作りやすい分量):
茹でだだちゃ豆---60g,とうもろこし---50g,ちりめんじゃこ---30g,水100ml,天ぷら粉---60g
作り方:
1. ボウルに材料を入れ,タネを作る.
(ポイント じゃこの塩気と,だだちゃ豆の甘みが合う)
2. 180℃の油で,焦げ目がつくまで揚げたらできあがり.
「まず,豆餃子」
「うん.チーズと合う」「酒のつまみにどうですか?」「いいね」「合う」「だだちゃ豆,そのものがおいしいから」「おいしい,おいしい.チーズとだだちゃのかたさも,同じぐらいやから食べやすい」
「どうですか,かき揚げ?」
「実にね,このだだちゃ豆の特徴としてね,食材に邪魔しないのよ,他の食材に」
「じゃこと合いますね.甘みと塩気で.あ〜,いい」「何もかけなくてもね」
「かけなくても,これいい」
「このだだちゃ豆は,ホントにうまい」「よかった」「ありがとうございます」
「梅沢さん,でもね,豆のね,管理は一生懸命なの」「父ちゃんがね」「優しいですね.もう,ええ奥さんですよ」
「いいとこ,養子に来たじゃんよ.嫁さんのおとっつぁんうるさい---」「今になって反省してるん.こんな嫁で失敗したと思ってんのよ」「何を--」「午前中,話してよ」「何をそんなこと,出て行け,出て行け!ね〜ホントにね」
なんだかんだ言って,仲よさそうですね.
ごちそうさまでした.