昨日は,光明寺裏からの富士山と夕焼けをお届けしましたが,
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2023/10/22/235539
今日は,鶴岡八幡宮からの夕焼けを見てきました.
秋の夕焼けは美しい!いつ見ても心が洗われる思いがします,
大石段を上がった本宮前から.
そして,源氏池から旗上弁財天社を望んで.
美しい秋空を下,わが家の柿も色づいてきました.
インパチェンスの花は終わりに近づいています.
私の大好きな孔雀アスター.咲き始めて一週間穂ほどです.
ほぼ満開に近いのが白花のセイヨウフジバカマ.
アサギマダラのわたりの経路に咲けば,来てくれるのですが,このあたりでは飛来の報告は聞きません.
関西の友人から,10月第2週に写真が送られてきました.毎年二週間ぐらい滞在するとか.うらやましいかぎり.
来年ぐらいには見に行ってこようかしらん.
蝶二つ激しく翅を開閉す「万葉の園」ふじばかまの花 日野裕子 秋の構図
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2022/09/26/235425
パイナップルセージの赤はいつ見ても鮮やか.
アメジストセージ.今,とてもよく見かけるオオスカシバが蜜を吸いにやって来ていました.飛びながら蜜を吸う優れもの.
サルビアを詠んだ短歌
(古今短歌歳時記より ほとんどが一年草のサルビア:Salvia splendensを詠んだものと思われます)
https://en.wikipedia.org/wiki/Salvia_splendens
ものおもふわかき男の息づかひそなたも知るやさるびあの花 北原白秋 桐の花
なおざりにプラハの秋を思わめやサルビア赤しサルビア黒し 坪野哲久 碧巌
誰もたれも遠くなりたりサルビアに触れたれば飛ぶ乾きし種が 真鍋美恵子 採秋
秋となりわが膝さむき夜夜を燃え尽きぬなりサルビアの花 斉藤史 朱天
サルビアの花群は寒き風にむかうまぼろしにつづく難民の列 横田専一 風土
雨の中サルビアなびき鮮血のながるるごとき時はつづけり 加藤克巳 宇宙人
サルビアの朱の鮮(あざら)けし産みのこせし子があるごとき心疼きよ 菊池良子 八月
サルビアの照り美しき午後の園煙のごとき羽虫飛びをり 三国玲子 空を指す枝
サルビアの霜枯れてたもつ朱みれば心の修羅のゆらぎたちくる 岡野弘彦 滄浪歌