今日も鎌倉は雨.5月なのに,梅雨のようにな日々が続いています.旧暦に戻ったよう.
一昨日はまだ蕾だった,山紫陽花の花の真ん中の花(真花):
今日は,ほとんど開花しました.紅(確か品種名がクレナイだったと思います)の色も深くなってきています.
他のヤマアジサイの真花の部分は,まだ開花していませんが,もうすぎ開花するでしょう.
夕方,妙本寺までの散歩の途中出会った商店の前の植え込みのガクアジサイの真花も,開花間近.
紫陽花の隣の写真.花の名前が分かりませんが,なかなか美しい花です.PictureThisの判定ではウエストリンギア(別名オーストラリアン・ローズマリー).
サツキはほぼ満開.
妙本寺では,クロネコさんのお出迎えがありました.
妙本寺の参道の途中に,クスノキがあります.雨の夕方で,黒ずんで見えますが(背景が青空に見えるのは写真のいたずら),
二週間前に撮った画像では,やや黄色がかった緑の若葉が美しく,花も咲いていました.
ほぼ同じ頃撮った大船フラワーセンターのクスノキも同様.
クスノキは,とても大きくなる木で,日本の巨木ランキングの上位はクスノキが席巻.
1位は蒲生の大楠(鹿児島県,幹周24.2m)とされています.ウィキペディアの写真は,4月に撮影されたもので,新芽が美しく撮られています.常緑樹とは思えませんね.
https://ja.wikipedia.org/wiki/蒲生のクス
楠若葉を詠んだ短歌1
(古今短歌和歌集)
まひるまの嵐吹きみだる樟わか葉明るき影をふりしきらせり 古泉千樫 青牛集
樟一本冬すぎし緑の葉を鳴らす庭に茣蓙(ござ)しき伸伸とをり 鹿児島寿蔵 新冬
くすのきの稚き芽ぶきに冴えざえと風わたるとき揺るる額髪 岡野弘彦 滄浪歌
ためらわず黄金の芽を芽ぶくときくすのきは匂ふバリケードの中 小野茂樹 黄金記憶
⇨楠若葉を詠んだ短歌2
https://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2024/05/04/235805