アブラナ科の花(2) わが家で,今,一番勢いのある鉢植え植物はハボタンです.ご存じの通り,キャベツやブロッコリーと同種のBrassica oleracea.昨日から花の画像を集めているアブラナ科の植物.アブラナとよく似た,しかしやや黄色が薄い花を咲かせます.野菜が多いアブラナ科ですが,花を観賞するための品種改良が最も進められたアブラナ科の植物はストックといえるでしょう.ハナダイコンはムラサキハナナとよく似た花を咲かせます.イベリス,ナズナ,ホースラディッシュ,クレソン,タネツケバナは白花です.

わが家のハボタンは,しっかり育ってきています.

今の時期,一番勢いのある鉢植え植物と言っていいでしょう.

ハボタンは,ご存じの通り,キャベツやブロッコリーと同種のBrassica oleracea.

https://www.japan-soil.net/report/h22tebiki_03.pdf

 

昨日から花の画像を集めているアブラナ科の植物ですね.

 

キャベツやハボタンは,アブラナ・カブ,カラシナなどととてもよく似た黄色い花を咲かせます.やや黄色が薄いようにも思いますが.

https://ja.wikipedia.org/wiki/ハボタン

 

以下,昨日掲載できなかったアブラナ科の花たちを,日米のウィキペディア中心にネット上からお借りして掲載します.

 

アブラナ科の植物は,野菜として利用される種が多く,野菜としての利用のための品種改良もとりわけすすめられた植物群です.

一方,花を観賞するための品種改良が最も進められたアブラナ科の植物はストックといえるでしょう.

https://en.wikipedia.org/wiki/Matthiola_incana

 

昨日取り上げたオオアラセイトウ(ムラサキハナナ,諸葛菜)とよく似た花を付けるハナダイコン.ムラサキハナナがハナダイコンと呼ばれてしまうこともあります.

https://ja.wikipedia.org/wiki/ハナダイコン

 

私が初めて今年購入したイベリス.少しずつ愛着が湧いてきています.

https://en.wikipedia.org/wiki/Iberis_sempervirens

https://en.wikipedia.org/wiki/Iberis_amara

春の七草の一つで若芽を食べることができるナズナ.ぺんぺん草としてもおなじみ.

https://ja.wikibooks.org/wiki/ファイル:Capsela_bursa-pastoris_Enfoque_2010_3_14_DehesaBoyalPuertollano.jpg

「カラシ」と呼ばれる植物はほぼ全てアブラナ科です.

西洋からしは別名ホースラディッシュとも呼ばれる種となります.

単にradishだと大根もしくは二十日大根を指しますが---

英語では,horseがつくことで,”strong, large, coarse”の意味をあらわすとのこと.https://www.etymonline.com/word/horseradish

「粗悪な大根」といったイメージなのでしょうか.

https://ja.wikipedia.org/wiki/ホースラディッシュ

オランダガラシアブラナ科.もっともこの名前で呼ばれることはあまりなく,最近ではフランス語由来のクレソンと呼ぶのが一般的かと思います.一昔前には全くお目にかからなかった名前ですね.

英語ではWatercress or yellowcress(https://en.wikipedia.org/wiki/Watercress

)と呼ばれるようです.cressがカラシナを意味する言葉で,cressだけでもオランダガラシ(クレソン)がイメージされるようです.

クレソンという名前は最近広まったと思っていますが(私が知らなかっただけかもしれません),植物自体は明治初年に渡来し,持ち前の繁殖力でたちまち広がり野生化した(古今短歌和歌集)とのこと.

https://ja.wikipedia.org/wiki/オランダガラシ

アブラナ科には,ナズナのように雑草としてどこにでも見られる植物も多く,タネツケバナもその一つですね.

https://ja.wikipedia.org/wiki/タネツケバナ