鎌倉の秋の花たち  10月になっても夏日が14日もあった関東地方.秋の訪れが遅れている感のある今年ですが,鎌倉で,秋の花たちを探索してきました.キンモクセイ,ハギの花はすでに散って,サザンカが咲き始めていました.ミズヒキ,ススキ,ホトトギスと秋のかわいらしい花たちにも出会えました.秋といえば木の実:コムラサキ,トキワサンザシ,センダン,ミカン,ザクロ,そしてギンナン.黄葉の紅葉は未だですが,イチョウは色づきはじめています.

この10月は,夏日が14日間,その内真夏日が3日もありました!

https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/daily_s1.php?prec_no=44&block_no=47662&year=2024&month=10&day=&view=p1

秋の涼しさを感じることが少なかった日日ですが,植物はどの様に季節を感じているのでしょうか?

今日は,鎌倉の花たちの様子を探索しようと,短時間でしたが,宝戒寺,八幡宮,大巧寺(おんめさま),本覚寺,妙本寺を回ってきました.

植物も気候に敏感に反応しているかというと,それほどでも無く,ほぼ例年通りの開花状況かなと思いました.

 

一週間前にはまだ花が見られた,キンモクセイ,ハギは,すでに花を落としていました.どちらも好きな花なので,やや残念.

一週間前の花:

イヌタデも同じ場所にはありませんでした.ただ,これは,雑草として引き抜かれたのかもしれません.

雑草扱いされる花では,セイタカアワダチソウ,コセンダイギクの花が元気でした.

寺院では,庭草扱いされているミズヒキ.

秋の花,ススキ.

大巧寺に沢山植えられていたホトトギス

 

秋を感じさせるのは,花より実かもしれませんね.

 

カエデの紅葉は未だですが,イチョウは一部色づいています.サクラは点点と黄葉し,次次葉を落としています.完全に葉をなくしている木もありました.

ハゼノキも本格的な紅葉はこれからですが,きれいに色づいている葉もチラホラ.



夏からずっと咲いている花もあります.代表はフヨウ.

 

そして秋から冬の花サザンカがしっかり花をつけていました.

 

庭の花としては,冬から春の花,ビオラを窓際に並べて折るお宅も見られました.