久しぶりに庭でジョウビタキに出会って,嬉しい気持ちになって夕方散歩に.梅と椿を楽しんで,帰りにスーパーに立ち寄ると,売り場は恵方巻きに席巻されていました.「唐揚げの恵方巻」「恵方巻(キンパ)」なる商品も.私もまぐろ巻きの1/2スケールを購入して帰宅.恵方巻の由来については,BuzzFeed News「恵方巻は作られた伝統なのか 発祥は花街,「怪しげな風習」が広まった理由とは  かつては商家の旦那たちが,遊女と巻寿司を使った遊びを楽しんでいたのだそう.なぜ,そんな風習が全国的に広まったのか」がおすすめ.

「しばらく水をやっていなかった花鉢に水やりを」と散歩の前に思い立ち,庭に出ると---

久しぶりのジョウビタキ

庭を,あちこち飛び回って,去って行きました.

(解像度が悪くて済みません.鳥の写真を撮るのは難しい)

毎日庭に出ていればもっと会えたのでしょうが,夏とちがって,冬場の水やりは4-5日に一回.かつて関西にいたころ,庭をジョウビタキの雌が縄張りにしていて,2-3日に一回は出会っていましたが,今,縄張りにしてくれている雄に会ったのは二回目.

その分,嬉しい気持ちになって夕方散歩に出かけました.今日の散歩のコースは,最も頻繁に出かける,おんめ様〜妙本寺ルート.

寒い曇り空.しかし,今の時期は,椿と梅が楽しませてくれるコースでもあります.

今日は,クロネコは現れず.餌を十分もらったのでしょうね.一番最近の画像を貼り付けておきます.

 

帰り,スーパーに立ち寄ると---

一階の食品売り場は,恵方巻きのオンパレード.寿司専門店も,スーパー自身の寿司コーナーも海苔巻きで埋め尽くされ,

揚げ物専門店は「唐揚げの恵方巻」を販売していて,特産物コーナーには,「恵方巻(キンパ)」なる商品も!


恵方巻は,ブームをつくるのに,完全に成功した商品ですね.海苔巻きを嫌いという人には,出会ったことがありませんが,これほど1日に沢山売れる日が来るとは,仕掛けた人も思いつかなかったでしょう.

ちなみに私もまぐろ巻きの1/2スケールを購入して帰りました.

 

恵方巻の由来については,ネット上に沢山の記事がみつかります.どれもほぼ同じ内容かと思いますが,その中ではBuzzFeed Newsの記事が取材もしっかりしてあって,オススメ. 

恵方巻は作られた伝統なのか 発祥は花街,「怪しげな風習」が広まった理由とは

かつては商家の旦那たちが,遊女と巻寿司を使った遊びを楽しんでいたのだそう.なぜ,そんな風習が全国的に広まったのか」

籏智広太

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/hoku-hoku-sei

 

大筋は次の通り:

恵方巻きの明確なルーツは不明だが,おそらく「もともとは船場の旦那衆が,花街でやっていた遊び」が近畿地方の一部に広まっていたが伝統行事といえるものではなかった.

こうした「怪しげな風習」に「それらしさ」を付与したのが,商業キャンペーンだった(熊本大岩崎さん).

初めに仕掛けたのは,大阪鮓(すし)商組合後援会.

実際に残っている最も古いビラには,次のような記載が:

「この流行は古くから花柳界にもて囃されていました.----宣伝せずとも誰言うともなしにはやってきたことを考えるとやはり一概に迷信として軽々しく看過すべきではない.」(1932年)

それがいつの間にか

「巳の日に巳寿司と言うてお寿司を喰べるように毎年節分の日にその年の恵方に向かって巻寿司の丸かぶりをすると大変幸運に恵まれるという習わしが昔から行事の一つとなって年々盛んになっています.」(1940年)

となり,『昔からの行事』に昇格.

 

そして,「全国展開の基礎をスーパーがつくり,結実させたのはコンビニ」(熊本大岩崎さん)

セブン&アイの広報担当者は,BuzzFeed Newsの取材にこう語る.

「1989年に広島県の一部店舗で『太巻きを節分にどうぞ』と売り出してみたのが始まりです.2月は催事が節分しかなく,関西出身のオーナーが関西では節分に太巻きを食べるという風習があることに目をつけて,おすすめしてみたそうです」

オーナーの目論見は功を奏し,そのまま横展開が広がった.全国展開が始まったのは,1998年のこと.