浄妙寺は鎌倉五山第五位の格式のあるお寺ですが,現在はやや目立たない寺---と思っていたところ,大胆にも境内にイギリス式の庭園と食事処を開設し,かなりの人気を博しています.
紹介文:スコットランド人ガーデンデザイナーが手掛けたナチュラルな庭の、
四季折々の美しい景色を眺めながらいつもよりゆったりと、ランチやお茶の時間をお楽しみください。
春の花は終わっていますが,6月の今も普通のお寺では出会えない花が開花しています.
そして,ラッキーにも蝶の舞う姿もアイフォンで捉えることができました.近くへの移動中とはいえ,飛んでいる蝶を撮ったの初めてです.
蝶の舞う花の名前は,PictureThisによれば,ヤナギハナガサ(クマツヅラ属/バーベナ属).
蝶はモンシロチョウと思いきや,虫に詳しい友人によると,多分,スジグロシロチョウ.
身近な蝶について,とても詳しく解説している「日本チョウ類保全協会」のサイトの写真を転載させてもらいます.
https://butterfly-garden.jp/doc/JBCSGardenButterflyGuidebook2017.pdf
翅脈が黒く見えているところがモンシロチョウとは異なるとのこと.
モンシロチョウと同じアブラナ科の植物を食草としているものの,この解説にもあるように,森林環境を好み,主に野生のアブラナ科の植物に卵を産むようです.キャベツを食べないわけではないようですが,「農業の敵」とは見なされていない?
昆虫シリーズ⑭ シロチョウの仲間その1 | あきた森づくり活動サポートセンター
蝶に夢中になってしまいましたが---
「石窯ガーデンテラス」は境内のほんの一各区.
他の区画は禅宗のお寺らしく整備されていて,山紫陽花が沢山植えられている一角は私好み.
ご住職自らお手入れしているとのことで,ガーデンテラスのすぐ隣になります.
通常の紫陽花も所々に花を咲かせていました.
珍しい花としてはナツツバキ(多分).