昨日,今日は,江ノ島近くに引っ越して初めてといってよい青空が望める二日間でした.
片瀬東浜には,サーファーもかなり出ていて,波打ち際で遊ぶ親子も.
昨日の午後は,浜で流鏑馬も.私が出かけたのは午前中で,まだ準備中でした.
人混みから離れてご夫婦二人.これから昼食の様子.コンクリートの壁の下にはタンポポが.
江ノ島大橋を越えると見事な富士!海と富士を併せて見るならここ弁天橋脇が最高の場所の一つでしょうか.
「春の海と富士」と言いたいところですが,富士山がきれいに見えるのは冬.昨日今日は,春にしては寒い日で,冬のように空気が澄んでいたように思います.
夕方,買い物に行こうとふと空を見ると,迫る宵闇の空は,夕焼け.
方針変更して弁天橋まで再び.正解でした!
春の海/春潮を詠んだ短歌1
(古今短歌歳時記より)
かすみしく春の潮路を見渡せばみどりをわくる沖つしら浪 藤原兼実 千載集
朝なぎの海人のいさりぞ思ひやる春のうららに日はなりにけり 藤原為家 夫木集
よさの海の春のうらうら見渡せばとまやの庭にわかめ刈りほす 殷富門院大輔 夫木集
春の海やこち吹きたゆる夕なぎに霞む名残ぞ雨になりゆく 村田春海 琴後集
春の海西日にきらふ遙かにし虎見が崎は雲となびけり 伊藤左千夫 左千夫歌集
春の海いま遠(おち)かたの波かげにむつがたりする鰐鮫(わにざめ)おもふ 与謝野晶子 舞姫
いつとなうわが肩の上にひとの手のかかれるがあり春の海見ゆ 若山牧水 海の声