いんげん豆1 大福豆(おおふくまめ)を甘煮にしてみました.味は上々! 大福豆(おおふくまめ)は,白いインゲンマメ.インゲンマメの色や模様は様々で,白のほかに単色(金時),斑紋入り偏斑種(虎豆),普斑種(うずらまめ).いんげん豆の栄養成分は,小豆と非常に似ています.炭水化物が多く(そのうちの1/3程度は食物繊維),脂質が非常に少ない.タンパク質は大豆ほどではないものの,かなりある.カルシウムは小豆の2倍で大豆に近い値----

大福豆(おおふくまめ)」を購入.甘煮にしてみました.

レシピは,ホクレンの袋に書いてあったとおり,途中,圧力鍋を用いて時間を短縮,と思ったのですが----

圧力鍋を用いると水分の減少が少ない.

普通に煮る量の水を入れたため,煮詰めるための時間がかかってしまい,かなりの時間をかけてしまいました.

味は上々!

 

大福豆(おおふくまめ)」は,白いインゲンマメです.大粒・白色で見栄えが良い上,食味も良いという特徴があるとのこと.

日本豆類協会は次のように紹介しています.

https://www.mame.or.jp/syurui/feature/syurui_04.html

 大福豆は種皮だけでなく,へその部分までが真っ白な腎臓形の美しいいんげんまめで,読み方は「だいふくまめ」ではなく「おおふくまめ」です.

具体的な品種としては「改良早生大福」,「洞爺大福」などがあり,「大福豆」はこれらを総称した流通上の銘柄名です(現在,栽培されている品種のほとんどは「洞爺大福」です).

 大福豆は,大粒・白色で見栄えが良い上,食味も良いという特徴を活かし,甘納豆,煮豆,和菓子などの原料及び家庭用として使われます.とりわけ,甘納豆の需要が多く,全体の4割程度を占めています.家庭用としては正月の豆きんとんなどに使われ,この食習慣は九州,中京,関西地方で根強いものがあります.

 日本では北海道を中心につくられています.

 

世界中で食べられているインゲンマメ

英語でcommon beanと言えば,インゲンマメを指すようです.

豆の色や模様は様々.花の色は白か紫.黄色がかったものもあるように見えますが---

(以下,画像は https://www.mame.or.jp/syurui/ より)

▽白(英語では navy bean, haricot, pearl haricot bean, Boston bean,white pea bean,or pea bean):大福豆(おおふくまめ)」,「手亡(てぼう)」,「白金時豆」など.

▽着色系単色(kidny bean:「金時豆

▽斑紋入りpinto bean):偏斑種(へんはんしゅ);「虎豆」, 普斑種(ふはんしゅ);「うずらまめ」

他にサヤインゲン(wax bean)も忘れてはいけませんね.

 

いんげん豆の栄養成分は,小豆と似ています.

▽炭水化物が多く(そのうちの1/3程度は食物繊維),脂質が非常に少ない.タンパク質は大豆ほどではないものの,かなりある.

▽ミネラルでは,カリウム,カルシウムが多い(カルシウムは小豆の2倍で大豆に近い値).

ビタミンB1は,大豆と小豆の中間の値.

▽数値としては小さいもののn-3脂肪酸がn-6脂肪酸より多い.

▽食物繊維はかなりある.