花と鎌倉七福神・大黒天を目指して,長谷寺へ.寒木瓜が美しく池に映えていました.早咲きの白梅,紅梅も開花.大黒さまを祀った大黒堂は,山門の並びの建物です.「出世開運授け大黒天」や「さわり大黒」がまつられていています.「出世開運授け大黒天」は鎌倉七福神の神として認定されていますが,本尊であるべき大黒天像は観音ミュージアムに所蔵されていて通常非公開.長谷寺には本尊十一面観音菩薩立像や大黒天の他にも沢山の仏像が安置され,七福神としては,弁才天,多聞天(毘沙門天)が居られます.

今日は鎌倉長谷寺へ.

花と鎌倉七福神・大黒天を目指して.

鎌倉で,最も庭園が整備されている寺院の一つです.好き嫌いは別として.

木瓜が美しく池に映えていました.

 

早咲きの白梅,紅梅も開花.今年は早いように思います.

地味ながら,冬の花の定番ミツマタ

 

そして,臘梅.今日の長谷寺で,最も美しく咲いていた花です.

 

 

大黒さまを祀った大黒堂は,山門の並びの建物です.

大黒天像は観音ミュージアムに所蔵されていて通常非公開.
代わって「出世開運授け大黒天」や「さわり大黒」がまつられていて,「出世開運授け大黒天」を鎌倉七福神の神として認定?しているようです.

 

https://kamakuratrip.com/hasedera-daikokuten/

https://www.kannon-museum.jp/2019/06/1569/

https://shichifukujinmeguri.tsutsujilog.net/jisha6/

大黒天 だいこくてん

日本大百科全書(ニッポニカ),精選版 日本国語大辞典,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

https://kotobank.jp/word/%E5%A4%A7%E9%BB%92%E5%A4%A9-91125

元来ヒンドゥー教の主神の一つで,青黒い身体をもつ破壊神としてのシバ神(大自在天)の別名であり,仏教に入ったもの.サンスクリット語のマハーカーラMahākālaの訳で,摩訶迦羅(まかから)と音写.マハーカーラは偉大な黒い神,偉大な時間(=破壊者)を意味する.

仏教に入ってからは護法神となる.毘盧遮那(びるしゃな)または摩醯首羅天(まけいしゅらてん)の化身という.

密教では大自在天の眷属(けんぞく)で三宝(さんぼう)を愛し,飲食を豊かにする神で黒色忿怒(ふんぬ)相を示し,胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)の外金剛部に入れられている.

中国南部では床几(しょうぎ)に腰を掛け金袋を持つ姿になり,諸寺の厨房(ちゅうぼう)に祀(まつ)られた.わが国の大黒天はこの系統で,最澄(さいちょう)によってもたらされ,天台宗の寺院を中心に祀られたのがその始まりといわれる.

その後,台所の守護神から福の神としての色彩を強め,七福神の一つとなり,頭巾(ずきん)をかぶり左肩に大袋を背負い,右手に小槌(こづち)を持って米俵を踏まえるといった現在よくみられる姿になる.

商売繁盛を願う商家はもとより,農家においても田の神として信仰を集めている.

大黒天は大国主命の姿をして現れたとする説が行なわれ,甲子の日をその祭日とし,二股大根をそなえる習慣がある.大黒さま.大黒.大黒天神.

武装忿怒の大黒天像は,滋賀明寿院に伝わる半跏像など,藤原時代の作例がいくつかあるが,

多くは袋を背にかけた袍衣の姿で,福岡観世音寺に藤原時代の遺品が伝わる.

鎌倉時代以後は滋賀聖衆来迎寺のものなど,大部分のものが七福神の1つとしての姿をとり,江戸時代にいたるまで急激に増加した.

 

https://www.town.aisho.shiga.jp/soshiki/hakubutsukan/1/1/889.html

 

https://www.fukuoka-bunkazai.jp/frmDetail.aspx?db=1&id=246

 

長谷寺には沢山の仏像が安置され七福神としては,弁才天多聞天毘沙門天)が居られます,また散策コースからの眺望もなかなかのものです.

 

https://www.kannon-museum.jp/2019/06/1569/