鎌倉瑞泉寺へ行ってきました.瑞泉寺に近づくと,山には見事な藤の花!惣門が見えてくる手前の野原はたんぽぽ畑になっていました.雨上がりのモンシロチョウ二羽がもつれて舞い踊る春を満喫できました.惣門横の受付を過ぎると梅林が続きますが,その裏の小径がなかなか素敵です.境内の緑も美しく,天女洞のある有名な庭園も風情を添えます.境内にベンチがあって,人出が少なかった今日はゆっくり休むことができました.

久しぶりの快晴で暖かな一日.鎌倉瑞泉寺へ行ってきました.

 

鎌倉宮の入り口の新緑が青空に映え,

 

瑞泉寺に近づくと,山には見事な藤の花!

惣門が見えてくる手前の野原はたんぽぽ畑になっていました.

雨上がりのモンシロチョウ.

写真では一羽ですが,二羽がもつれて舞い踊る春を満喫できました.

黒いアゲハもいたのですが,写真にとることはできず.

 

惣門横の受付を過ぎると梅林が続きますが,その裏の小径がなかなか素敵です.

今はムラサキハナナが咲き乱れ,ベンチもあってゆったりとした時間を過ごすことができました.

 

新緑に囲まれた山門.

 

境内の緑も美しく,

 

天女洞のある有名な庭園も風情を添えます.

 

境内にもベンチがあって,人出が少なかった今日はゆっくり休むことができました.

 

 

【錦屏山 瑞泉寺​】

瑞泉寺 - 鎌倉市観光協会 | 時を楽しむ、旅がある。~鎌倉観光公式ガイド~

国指定史跡,国指定名勝,鎌倉三十三観音第6番,鎌倉二十四地蔵第7番

開基/二階堂道蘊​,開山/夢窓疎石,中興開基/足利基氏

 

足利基氏がここに葬られてから代々の鎌倉公方(鎌倉府の長官として関東を支配した足利氏の称)の菩提寺となり,関東十刹に名を連ねる高い格式を誇った禅宗寺院です.はじめは瑞泉院と称し,鎌倉幕府滅亡後も足利氏が厚く保護しました.

1327(嘉暦2)年に,禅院相応の勝地を選び夢窓疎石[夢窓国師]が創建しました.夢窓疎石後醍醐天皇足利尊氏が敬った高僧です.

 

瑞泉寺のある谷は紅葉ヶ谷といって三方に山を巡らし,清流は苔青く,別天地に入った感じがします.山号の錦屏山は,四季の景色が屏風の絵を見るように美しいところから,名づけられたといわれます.夢窓疎石が岩盤を削って築いたといわれる岩の庭園は,禅の思想と庭が融合したもので,書院庭園のもととなり,国の名勝に指定されています.

鎌倉時代末期から室町時代にかけて禅宗寺院では「五山文学」と呼ばれる漢詩文学が栄えましたが,その鎌倉における拠点が瑞泉寺でした.背後の山頂には偏界一覧亭が建ち,鎌倉五山の僧たちがしばしばここで詩会を催しました.江戸時代の初めには,徳川光圀[水戸黄門としても知られる]が一覧亭を再建し,​ここで「新編鎌倉志」を編纂させたといいます. 

開山堂(※2)に安置される木造夢窓国師坐像は南北朝時代の頂相(※3)彫刻の秀作として国の重要文化財に指定されています.

また,瑞泉寺は「花の寺」として有名で開山に供えるために丹精される四季の花は訪れる人々を楽しませてくれます.