種々のヤナギ(キントラノオ属の植物9) ヤナギ属には沢山の種があります.シダレヤナギ以外の種の画像を他サイトからお借りして集めてみました.ヤナギのイメージが少し変わります.欧米でもシダレヤナギが人気で園芸種が沢山販売されていますが,欧米のヤナギと言えばwhite willow.品種改良も盛ん.日本にもヤナギは沢山の種が自生しています.キヌヤナギ,マルバヤナギ(アカメヤナギ),ミヤマヤナギ,ネコヤナギ,シバヤナギ.そして,柳行李の材料となるコリヤナギ.----

キントラノオ目の植物を取り上げ,簡単な解説を探して掲載しています.

昨日のシダレヤナギに続いて,今日はその他のヤナギの画像を集めてみました.ヤナギと聞けば枝垂柳と思い込んでいましたが,ヤナギのイメージが少し変わります.

欧米では,育てやすく,樹形も立派なシダレヤナギの園芸品種がとても人気があるとのこと.

野生種は,育てにくいとされているようです.

https://www.soonerplantfarm.com/plant/willow-babylon-weeping

 

欧米でヤナギと言えば,ヨーロッパ原産のwhite willow.樹皮の抽出液の薬効(抗炎症作用等)が話題になっている種で,日本ではセイヨウシロヤナギと呼ばれます.

https://en.wikipedia.org/wiki/Salix_alba#cite_note-6

園芸品種も多数開発されていて,人気があるようです.

https://www.frankpmatthews.com/catalogue/ornamental-trees/salix/salix-alb-golden-ness/

https://www.dearplants.com/silver-willow-salix-alba-var-sericea/

シダレヤナギとのハイブリッドもとても人気があるとのこと.

https://www.willaert.be/nl/plant/SALIX+SEPULCRALIS+%27CHRYSOCOMA%27/saschrys

 

以下は,日本で見ることができるヤナギです.私はほとんど見たことがありませんが.

 

寒冷地・高地に自生種が見られるキヌヤナギ.平地で栽培種が野生化したものがあるそうです.

https://sub-arboretum.ssl-lolipop.jp/arb-apg/kintoranoo_moku/yanagi_ka/yanagi_zoku/kinuyanagi/index.html

マルバヤナギは,芽が赤いため,アカメヤナギの別名があるとのこと.

https://ja.wikipedia.org/wiki/マルバヤナギ

ミヤマヤナギも寒冷地・高地に自生するそうです.

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Salix_reinii_kz2.jpg

おなじみのネコヤナギ.わが家にも以前ありました.

シバヤナギには,japonicaの種小名が与えられています.山地、丘陵地の崖地や岩場に生える落葉低木.

https://ja.wikipedia.org/wiki/ネコヤナギ

https://hirahaku.jp/hakubutsukan_archive/seibutsu/00000033/1380.html

コリヤナギ.柳行李(やなぎごうり)の材料!

柳行李は今でも作られているのでしょうか?調べてみると,「伝統工芸品」として販売されてはいるようです.

https://hachikita.jp/水辺のコリヤナギ/

https://ei4web.yz.yamagata-u.ac.jp/mogamigawa/life/yanagigouri.html