おんめ様(鎌倉大巧寺)の小径はいつ通っても素敵な花が咲いている一角ですが,さすがに真夏になると花が少なくなります.
そんな中,8月初旬から楽しめる花にシュウメイギク(秋明菊)があります.
わが家では9月にならないと咲かないのですが---
「古く中国から渡来」とされるキンポウゲ科の植物.多くの人に愛され,私も大好きな花です.
キンポウゲ科(APG分類:キンポウゲ科)の多年草。古く中国から渡来し、各地の山野に野生化している。京都の鞍馬(くらま)や貴船(きぶね)山中に多く、キブネギクの名もある。栽培品が野生化したものである。(ニッポニカ シュウメイギクとは - コトバンク )
アネモネに近い植物で,1991年以来アネモネ属(Anemone イチリンソウ属).Japanese Anemoneと呼ばれているようです.
ただし
今はアネモネ属---
と私もずっと思っていましたが,どうも2020年になってEriocapitella(エリオカピテラ)の名前が復活したようです.
Eriocapitella hupehensis (É.Lemoine) Christenh. & Byng | Plants of the World Online | Kew Science
「復活」としたのは,日本人が付けた1991年までの属名だからです.
Eriocapitella was named by the Japanese botanist Takenoshin Nakai in 1941.[4] It was proposed as a section of genus Anemone in 1991,[5] but later segregated into genus Eriocapitella.
As of December 2020, Kew's Plants of the World Online (POWO) accepts 6 species in the genus Eriocapitella.
系統樹のどこに位置するのか,また,他のアネモネ属(イチリンソウ属)の種との関係など,調べ切れていません.
私が見た系統樹には,Eriocapitellaの記載はなく,一方,アネモネ属(イチリンソウ属)はまとまっていないものばかり(例えば下図では二つに分かれている).
アネモネ属(イチリンソウ属)は再編・整理の途中にあると想像します.その時にEriocapitellaの位置づけもはっきりすするでしょう.
アネモネ属(イチリンソウ属)とした場合の学名は,Anemone hupehensis var. japonica.
エリオカピテラ属とした場合の学名は,Eriocapitella hupehensis.
今日も気になる新型コロナ感染爆発.
月曜日ということもあり,感染者は以前より減っています.この傾向が続きますように.
【国内感染】新型コロナ 245人死亡 14万1059人感染(22日19:45) | NHK | 新型コロナ 国内感染者数
7日間平均だと,再び上昇の気配が見えますが---
ぶっちぎり世界一は依然キープ.
死者は依然高止まりにみえますが,
7日間平均では上昇中.
21日の7日間平均:世界2位.
人口あたりでもG7暫定トップをキープ.
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京大西村先生の投げかけた問題に,政府はしっかり答えるべき.